博多住吉通信(旧六本松通信)

 ブログ主が2022年12月から居住を始めた福岡市博多区住吉の生活や都市環境をお伝えします。

種痘の像

2021年08月03日 | 時事
私の自宅の近所にある福岡市城南区保健福祉センターの玄関前には上の写真の「種痘」という題名の子供の像があります。作者の山崎朝雲(1867年~1954年)は、福岡出身の彫刻家です。市の解説によりますと、作者は上京して彫刻家高村光雲に入門。主に文展・帝展・日展などを舞台に、わが国の近代木彫会の重鎮として活躍。日本芸術院会員、文化功労者にも選ばれた。この作品は明治41年(1908年)の日本美術協会美術展覧会銀賞牌を受賞した。この像は、天然痘の予防接種である種痘を終えたばかりの幼児が、右腕の接種跡をのぞき込んで安堵している。子供の無病息災を祈る作者の愛情が、幼児の顔の表情によく表わされている」とあります。コロナ禍の時節柄、私もちょうどワクチン接種を受けているところなので、共感できるものがあります。

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