K先輩がfacebookでリンクされたハフィントン・ポストの「ガザで子供が犠牲になっていることを祝うイスラエル人が一部にいる」という記事に衝撃的な事実が報道されているとともに、重要な事実が報道されていました。
同記事によると一部の排外主義的なイスラエル国民が、テルアビブ市内でイスラエル軍のガザ地区攻撃で子供たちが犠牲になっていることを喜んでいるという驚くべき事実が動画と共に報道されていました。これは強く糾弾されるべき非人道的な所業であると思います。同時に同記事は、同じ日に同じ場所で「平和支持派および戦争反対派による、より大規模な左翼デモ活動」も行われていたそうです。これも注目すべき事実だと思います。つまりイスラエル政府のガザ無差別攻撃に反対して闘っているイスラエル国民がいるという事実です。私たちはこういう人たちとも連帯してイスラエル政府の人道的政策に反対すべきだと思うのです。イスラエル国会(クネセト)の議員の中にも反対派がいることを上記の記事は報道しています。考えてみれば当たり前ことですが、イスラエル国民の全てがガザ地区への攻撃を支持している訳ではないのです。イスラエル国民全てが悪だとか、ユダヤ人の全てが悪だと思い込むのは間違っています。その点は十分に注意しなければなりません。私たち日本人は余り知らない事実ですが、イスラエル国民の4分の1の約200万人はアラブ系などの非ユダヤ人で彼らはガザ地区攻撃に反対しています。またユダヤ系でもイスラエル共産党(通称マキ)はパレスチナへの政府の攻撃への活発な反対運動を行っています。議席は少ないですがクネセトにも議員を送っています。同党はガザ地区で殺された子供たちの名前をラジオで放送する活動に参画しています。
イスラエル共産党のホームページ⇒http://maki.org.il/en/?p=2560
以上のようなガザ地区への残虐な暴力行使に反対するイスラエルの人々との連帯を何らかの形で模索したいと思うのです。上の写真はイスラエル共産党の平和を訴えるポスターです。同党のホームページから引用させて頂きました。