今回のサイエンスカフェはアートがテーマになりました。サイエンスカフェでなぜアートがテーマになるのかという質問をいただきました。今回の趣旨は、なぜ人はアートや自然の景色を見て「美しい」といった感動を受けるのかという疑問にサイエンスで答えようとするものでした。
アートとサイエンスは昔は一体のものでした。例えばルネッサンス期のレオナルド・ダ・ビンチは「モナ・リザ」や「最後の晩餐」といったアートの作品を後世に残した一方で、ヘリコプター(全日空の社章で知られています)やグライダーの設計研究、数学などの科学の業績を残しています。どちらも有名ですね。
私は学術修士という学位(正確には修士(学術)と表記するのですが)を持っていますが、学術修士は英語ではMaster of Arts and Scienceと表記します。すなわち「芸術と科学を修めた者」ですね(芸術のほうが何だか先に表記されるのです)。それを知った時は「へえ、そうなんだ」と思い、芸術についても見識を持たないといかんなあと思いました。
しかし、現代では実質的にアートとサイエンスはその担い手において分業化されているのも事実なので、時々このように両者を「くっつける」ことを試みることも重要ではないかと思った次第です。
アートとサイエンスは昔は一体のものでした。例えばルネッサンス期のレオナルド・ダ・ビンチは「モナ・リザ」や「最後の晩餐」といったアートの作品を後世に残した一方で、ヘリコプター(全日空の社章で知られています)やグライダーの設計研究、数学などの科学の業績を残しています。どちらも有名ですね。
私は学術修士という学位(正確には修士(学術)と表記するのですが)を持っていますが、学術修士は英語ではMaster of Arts and Scienceと表記します。すなわち「芸術と科学を修めた者」ですね(芸術のほうが何だか先に表記されるのです)。それを知った時は「へえ、そうなんだ」と思い、芸術についても見識を持たないといかんなあと思いました。
しかし、現代では実質的にアートとサイエンスはその担い手において分業化されているのも事実なので、時々このように両者を「くっつける」ことを試みることも重要ではないかと思った次第です。