今回、なぜ安倍総理が電撃的な解散に踏み切ったのでしょうか?首相は誰を敵として戦ったのでしょうか?どうも野党ではないようです。ではなにかというと、やはり消費税10%引き上げの延期を財務省に納得させるためという、一部の識者の指摘はたぶん正しいのでしょう。それは先日私の身の回りで起こったある出来事から感じました。場合によっては私の雇用も来年2015年度中に無くなるかもしれません。私は国家予算で雇用されているので、税収が増やせないのであれば当然予算も緊縮される訳で、私の給与もその対象になることは十分にありえるからです。まあ仕方のないことです。今まで雇用していただいただけでもありがたいことです。
こういうことを考えると安倍総理が憲法を改正して日本を軍事大国化するという未来予想図は何となく絵空事に思えてきます。憲法改正までは突き進むかもしれません。でも軍事大国化は無理でしょう。その前に日本は財政破綻します。もちろん私は失業しますが(その場合、私だけではなくなりますが)世界に余計な迷惑をかけないで済むという意味ではそれは良いことかもしれません。そうは言っても今ある自衛隊を再びイラクに送り込むくらいのことはできるかもしれません。小泉政権の時代にいっぺん送り込んでいるのですから、それは十分にありえます。さて、自民党支持で集団的自衛権賛成と言っている人たちは、そこら辺はどういうふうに考えているのでしょう。自衛官の方々がイラクでイスラム国の戦闘員と闘わされて死ぬかもしれないとは考えないのでしょうか。それらの人たちは他人だからどうでもいいのでしょうか。
写真はJR博多シティのバスセンターへの連絡通路のイルミネーションです。