東京を離れて丸8年が過ぎました。丸8年間電車による通勤はしていませんでした。石川に住んでいた5年間は職住一致でしたし、富山での3年間は約5キロの距離を自動車で通勤していました。東京在住の頃はマイカー通勤など自分がすることになるなどと想像もしていませんでしたが、実際始めてみると速やかに慣れました。 さて、地方在住になって電車による通勤が無くなって気が付いたことが一つありました。それは読書量がめっきり減ったことです。私にとって電車の中は、ラッシュ時で余程混雑していない限り読書に集中できる空間だったのです。東京在住の頃は半年に一回は、手元に置いておかなくても良いと判断した読み終わった蔵書を古書店にまとめて売るという頻度でした。地方に引っ越すとその間隔が約1年になりました。単純に考えると読書量が半減したことになります。そのことに気が付いた時には、これでよいのだろうかと少し考えましたが、山歩きや運動に時間を取るようになったこともあり、あまり考えませんでした。(写真は今日帰宅時に乗った500系の車両です) . . . 本文を読む