(さらに続きます) 上の国旗は、どこの国の旗かご存じでしょうか?地中海の東部にあるキプロス共和国の国旗です。旗の中央の意匠はキプロス島の輪郭です。その下にある緑の葉はオリーブの枝です。同国の人口は120万人ほどで、ギリシャ系住民とトルコ系住民が混住していました。このため1960年にイギリスから独立した時に、トルコ系住民はトルコへの帰属を主張し、ギリシャ系住民はギリシャへの帰属を主張、独立から3年後 . . . 本文を読む
存在しなくなった国旗 その3です。上の国旗はどこの国のものかご存じですか?・・・言わずと知れたと言いたいところですが、この国が消滅して既に33年の時が経過しているのですね。リアルタイムでこの国を記憶している方は、40歳代の半ば以降の方ということになりましょうか・・・この国旗はソビエト社会主義共和国連邦の国旗です。赤い地に鎌と槌(ハンマー)が交差しています。鎌は農民の、槌はプロレタリアート(工業労 . . . 本文を読む
(昨日の続きです) 存在しなくなった国旗の、その2です。上の国旗はどこの国のものかご存じですか? ー1978年に起こったイラン・イスラム革命により打倒され消滅したパフラヴィー(パーレビ)朝イランの国旗です。当時はイラン帝国と呼称されていたと記憶しています。イラン(ペルシャ)は、はるか2500年の昔のアケメネス朝以来、様々な王朝が繁栄し滅びてきましたが、パフラヴィー(パーレビ)朝は最後の王朝でした。 . . . 本文を読む
さいたま市大宮区(旧大宮市)には、世界的に有名な「盆栽村」があります。明治以前、江戸の駒込や千駄木一帯に多くの盆栽業者が集合して盆栽を作っていたそうです。明治以降急速に東京の都市化が進み、土地が手狭になったことや大気汚染が深刻化し盆栽の栽培に悪影響が懸念されたそうで、彼らは新たな移住地を探していたということです。そして大正12年の関東大震災で甚大な被害を受けたことを契機に、大正14年(2025年 . . . 本文を読む
(昨日の続きです) さらに福岡市の歴史解説(注)によりますと、かつての潮見櫓である崇福寺仏殿の建築部材は、解体の際にすべて調査を行なった結果、潮見櫓の2階部分は多くの江戸時代からの古材が残っていることが分かったのだそうで、可能な限り櫓本来の古材で復元したとのことです(上の写真の梁が古材だそうです)。白木の部分が新材だそうです。(注)https://fukuokajyo.com/restored- . . . 本文を読む