羽花山人日記

徒然なるままに

お札

2024-07-06 19:19:24 | 日記

  お   札

新札の発行が話題になっている。20年ぶりだそうだが、この前の新札発行については記憶がない。

発行日の7月3日にお金をおろす必要があったので、わが家の「メインバンク」にATMからは新札が出てくるか電話で問い合わせたところ、しかるべき支店で手数料を払えば両替してくれるがATMからは出てこないとのことだったので、新札入手はあきらめた。

新しい千円札からは、野口英世の肖像が消えている。自分でも偏屈だと思うが、わたしはどうもこの人が好きになれない。なんでこんな人物を日本人の代表としてお札に載せたのかと思っていたので、少しほっとしている。

40年位前になるが、韓国から来た留学生が、日本の初代総理大臣で韓国総監を務めた伊藤博文の肖像画がお札に印刷されているのを見て、びっくりしたといったことを覚えている。

人物を選ぶに際しては、国際的な配慮が必要だろう。

お金の「原価」はどのくらいかとネットで調べたら、「1万円札の原価は?紙幣・硬貨で最もお金がかかるのはどれ? | MONEY TIMES」という記事に計算根拠まで含めて記されていた。

造幣局はお金の原価は明らかにしていないので推測値であるが、それによると、紙幣より硬貨の方が貨幣価値に比べて原価が高い。

1円玉:3.1円、5円玉:13.5円、10円玉:17.4円で、これらの硬貨を鋳造すれば赤字になり、50円玉からようやく黒字になるらしい。

紙幣は平均して1枚の印刷費が17.9円くらいらしい。千円札だと貨幣価値の0.18%に相当し、国債の利子より高くつく。キャッシュレスを奨励する理由の一つになっているのだろうか。

一般的に途上国の紙幣が汚いのは、紙質のほかに、印刷費を節約して1枚の紙幣を市中に置く期間を長くしているせいもあるかもしれない。

新札の発行は20年に一回ということなので、もし香典を頂戴できるなら、渋沢栄一さんということになるだろうか。それとも香典もキャッシュレスになっているだろうか。

机の引き出しの底から出てきた。

上から中国、パラグアイ、インドネシア、カンボジア。

 

STOP WAR!

 

コメント (3)
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