Jrの給食メニューの中に「スパ・イタリアン」なるものがあった。
Jrはお弁当持参なので、チャッコが似たものを作らなければならない。
このスパ・イタリアンなるものが、何かわからないのだ。
チャックなんかは、チャッコがメニューの話だという前振りしなければ、イタリア風の温泉と思うところだ。
イタリア人はスパゲッティをスパとは言わない。
しかもイタリアンとは何ぞや?
イタリアンレストランとは言うけれど、それはイタリア料理の出てくるレストランという意味だ。(だったらリストランテと言えばいい気もするが)
スパゲッティは十分イタリアらしい食べ物だが、これがイタリアンとは...???
ナポリタンの親戚か?
と思い、検索してみた。
「あんかけスパゲッティ」とか「名古屋」といった単語が目に入ってくる。
どうもこの辺の食べ物らしい。
とうとう見つけた。
イタリアンスパゲティ - Wikipedia
やれやれという感じだ。
食べ物に国の名前を付けるのは、個人的には、いかがかと思う。
これは、日本人特有の感覚なのだろうか?
日本人の世界観の矮小さを自ら表すようなものだ。
こうした食べ物は、いかにも世界的な感じがするが、その実、極めて狭い地域でしか食されていないという自己矛盾に陥っていることが多い。
アメリカン・コーヒー、イタリアン・スパ、ナポリタン、天津飯、フランスパン...
あと、和風ハンバーグというのもあるか。
さすがにキムチを乗せた韓流ハンバーグというのは、見たことないな。
ちなみに、翌朝、会社に行って地元の人に聞いてみたら、流れるようにいろいろ教えてくれた。地元の人には愛されているらしい。