目減り

最近、どうも本を読む気になれないのである。

本屋には行くのだ。

しかし、以前までは必ず何か一冊買って店を出たものなのだけれど、手ぶらで出ることが多い。


面白そうだと思うものもあるが、手が伸びない。

おかげで、私の知的資産は目減りしている。


時間の経過と共に、多くの知的資産は劣化する。物質よりも早く。

だから、それに応じて新しい知的資産を取り入れなければならないのだが、どうもうまくない。


理由は、よくわからない。


遅い五月病か？


何か不満がある？


今回ばかりは分析しても、改善はしないような気がする。

現状を受け入れ、時が満ちるのを待つのがよいか。

前途多難

新天地に赴任してもうすぐ二カ月。

まだ地歩を固めたとは言い難い。

それでも、できることをやろうとがんばって成果をまとめ、上司に報告しようと思い、定期の報告に行こうとした。

しかし、二週連続で報告は流れ、ようやく三週目の月曜日に、上司と連絡が取れ、「金曜日に」と報告の機会を約束され、月末の飲み会まで誘われたのだが．．．。

金曜日、上司の席に行くと、いない。

いつもいないことが多いので、しばらくしてから行こうと思い席に戻る。

何度かそうしているうちに、何だかおかしいことに気がついた。

戻ってきそうな感じがしないのである。

それで、職場の人に聞いてみた。すると、「いつもはこの席なんですが、今日から入院されました。一か月の予定です」と。


何とも。

この二か月で上司とは一時間も話していない。

それで、もう一か月会えない。噂では、後任の候補もいるらしい。

地均しもう一度。


頭が痛い。

今こそビジョンを

難しい話ではない。

転職して、まだというか、もうというかひと月半が経過した。

しかし、未だ職位に応じた仕事ができていないというのが、自己評価である。


なにせ、今までなかった組織であるため、これから掘り起こしていかなければならないわけだが、なかなかその取っ掛かりが見い出せないでいる。


今の状況は、試行錯誤しながら、前向きに部活に取り組んでいた大学生の頃を思い起こさせる。

何をどうすればよくなるのか、わからなかったけれど、その時その時できることをとにかく一生懸命やっていたあの頃。

それしかなかったのも似ている。


あの頃は、どうなりたいか、そのためにどうすればいいか、をとにかく考え、そして実行に移した。

それは純粋にそうなりたいと願ったからだった。


今、私にできることで、やらなければならないことは、まさにそれなのだと思う。

秋の足音

昨晩遅くに帰りつき、朝は早くに起きて職場に行きました。

また、汗まみれで駅まで行くのかと思っていたのに、玄関を出ると涼しげな風が。

つい先日までのじりじりとした暑さはみじんもなく、涼風が吹いていました。


まだ、夏バテだからそれでもしんどいですが、助かります。

明日も涼しいとうれしいですね。

雨。

じんわりと暑い日が、急な雨で涼しくなりました。

どしゃ降りにならないといいですが。

雷も鳴って、荒れ模様。

まだ、帰宅途中なんですけれど。


今日は、これから妻子を迎えに行かなければなりません。

何時に出発しようかな。

昼飯を食べながら考えよう。