80年代の終わりに活躍したClimie Fisherというデュオをご存知だろうか。
テレビCMでも曲が使われたので、聴くと知っているという方もあるだろう。
打ち込み系で軟弱な音だが、メロディーはよい。
高校生の時は、とてもよく聴いていた。
確か2ndまでしか出ていないはずであるが、2ndはよくない。
やはり出色の1stには敵わない。この人たち自信のヒット曲も多いが、カバーされて全米№1になった曲もある。そのくらい粒揃いのアルバムだ。
このアルバムを聴くと、いつも高校生の秋の遠足を思い出す。
このアルバムを聴きながら、好きな子に告白するタイミングを見計らっていたのさ。
でも、その子は、仲の良いグループのリーダー的な存在の人だったから、一人になることがなくて、何も言えなかった。そんな苦い思い出のあるアルバムである。
ところが、わからないもので、このアルバムを起こしたテープを今の妻のチャッコに貸したら、これが気に入ったようで、実家に持ち帰ってしまった。
当時、チャックとチャッコの間では結婚の話が出始めていたが、チャッコ母にはあまり気に入られてなかったのだ。
車のオーディオで聴いていたらしいが、同乗したチャッコ母がこれを気に入り、そのまま、しばらくチャッコ母のフェイヴァリットになったらしい。
チャックがチャッコと結婚するに当たり、縁結びの切っ掛けとなったアルバムだと思っている。
80年代の音が好きな方には、お薦め。
チャックは、2曲目のRise to the Occasionが好きです。