記念日・年中行事
○シルクロードの日
1900年のこの日、スウェーデンの探検家・地理学者のスウェン・ヘディンによって廃墟になってい
たシルクロードの古代都市・楼蘭が発見された。
○スリーマイル島の日
1979年のこの日、アメリカ・ペンシルベニア州のスリ-マイル島原発で炉心溶融事故が発生し
た。世界初の原発事故だった。
○三つ葉の日
「み(3)つ(2)ば(8)」の語呂合わせ。
○三ツ矢サイダーの日
古くから親しまれている日本を代表する清涼飲料水の三ツ矢サイダー。その製造販売元であるア
サヒ飲料株式会社が制定した日。日付は三ツ矢サイダーの三ツ矢[ミツヤ]を3と2と8で表した語
呂合わせから。
○みつばち保険ファームの日
来店型保険ショップを全国展開する株式会社VLフィナンシャル・パートナーズが自社の保険ショッ
プブランドである「みつばち保険ファーム」が2010年4月に100店舗の出店を達成し、「あなたの
保険相談窓口」としてさらなる発展を目指すことを目的に制定。日付は3と28で「みつばち」と読
む語呂合わせから。
○グリーンツーリズムの日
大分県宇佐市に本拠を置き、大分県各地で活動を行う特定非営利活動法人大分県グリーンツー
リズム研究会が制定。グリーンツーリズムとは農山漁村地域において自然、文化、人々との交流
を楽しむ滞在型の余暇活動のことで、その振興と発展が目的。日付は1996(平成8)年3月28
日に日本におけるグリーンツーリズムの発祥と言われる大分県安心院町[あじむまち]グリーンツ
ーリズム研究会が発足したことから。
○ISU世界フィギュアスケート選手権大会2014(さいたまスーパーアリーナ、3日目)
11:30~アイスダンス(ショートダンス)
17:00~男子シングル(フリー)
21:25~男子シングル表彰式
□子守神社例祭(岐阜県可児市[かにし]・子守神社)
子どもを授かる伝えられる大石「子授石」がある。この地で32年間に32人の子を授かった和泉源
内兵衛重義が入滅し、子守明神になったといわれている。3月28日が重義が入滅した日として、
この神社の大祭日となっている。
□百手的神事[ももてまとしんじ](島根県隠岐の島町・花生[はないけ]神社)
悪魔祓いの神事で、氏子全員の厄を背負って立った役主が弓を引き矢を放って悪魔退散を祈る
意味を持つ。役主二人のうち年長者の方を大前、他方を小前というが、まず大前が「カンの矢」と
大声で叫びながら東西の山を目指して2本の矢を放つ。
□蚕種祭[てんしゅさい](山口県下関市・忌宮神社)
蚕のおまつり。11時~神事が行われる。神事の後、糸紡ぎと機織りの実演が行われる。蚕菓子と
煎茶並びに季節粥の接待がある。
※京都裏千家利休忌
※宗因忌
江戸時代前期の連歌師・俳人の西山宗因[にしやまそういん]の1682年の忌日。
井原西鶴の師としても知られ、俳壇の中心的存在として活躍した。
「さればこそここに談林の木あり梅の花」
「これやこの江戸紫の若なすび」
「五月雨や天下一枚うち曇り」
※鑑三忌
明治、大正のキリスト教指導者で評論家の内村鑑三[うちむらかんぞう]の1930(昭和5)年の忌
日。
※邂逅忌
小説家・椎名麟三[しいなりんぞう]の1973(昭和48)年の忌日。長編作品『邂逅』から邂逅忌と
呼ばれる。椎名麟三を偲ぶ会主催の追悼会が行われる。
ヤマブキ(山吹) Japanese rose / bachelor's button
【花言葉】「気品」「崇高」「待ちかねる」
【概要】
ヤマブキ(山吹、棣棠、学名:Kerria japonica)はバラ科ヤマブキ属(本種のみ一属一種)の落葉
低木。日本、中国原産。北海道~九州の山地の渓流沿いや落葉樹林内に生える。
ヤマブキの由来は、未詳。しなやかな枝が風に揺れる様子から「山振り[やまぶり]」と見立て転訛
して「ヤマブキ」となったという説、また、山に生えて、花色が黄金色で、蕗(フキ)に似ていることか
ら、「ヤマブキ」になったという説などがある。漢字は「山吹」のほか、中国名の「棣棠[ディタン]」を
あてる。
属名のKarriaはスコットランドの植物学者ウィリアム・カー(William Kerr)に由来する。種小名の
japonicaは「日本(産)の」という意味。
【特徴】
樹高は1~2mで、樹形は株立ち状になる。新枝は緑色で稜がある。茎や枝はやがて褐色になり
、3~4年で枯れる。葉は互生し、葉身は長さ4~8cm、幅2~4cmの倒卵形または長卵形で、
質は薄い。先端は鋭く尖り、基部は円形またはややハート形。縁には重鋸歯がある。葉脈は裏面
に凹み、裏面の脈上には白い伏毛がある。葉柄は長さ8~10mm、まばらに毛がある。托葉は長
さ5~10mmの線形で、縁に毛がある。花のあと脱落する
花期は4~5月で、新しく出た側枝の先端に花が1個ずつ開く。花は直径3~5cm、花弁は5個で
平開し、倒卵形で先は丸くわずかに凹む。雄蕊は多数、花柱は5~8個ある。萼筒は杯形、萼片
は長さ4mmの楕円形で、果期にも残る。果実は痩果で、長さ約4mmの広楕円形。1~5個集ま
ってつき、9月頃暗褐色に熟す。種子は長さ2.5~3mmの半円形で淡褐色。
・ヤマブキ(一重)
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/2/2e/Kerria_japonica01.jpg
・ヤマブキ(八重)
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/6/68/Kerria_japonica_001_JPN.jpg
・葉の表面
http://matsue-hana.com/Graphics/lgal/9583.jpg
・葉の裏面
http://matsue-hana.com/Graphics/lgal/9584.jpg
・葉の縁の重鋸歯
http://matsue-hana.com/Graphics/lgal/54528.jpg
・果実
http://matsue-hana.com/Graphics/lgal/54519.jpg
【 詳しい育て方】
■主な作業
剪定:ヤマブキの枝は寿命が短いので、新しい枝に更新しながら株を大きくしていく。また、樹高も
低く、枝の途中で剪定すると、そこから枯れ込むことがある。剪定は11月~3月上旬の落葉期に
、枯れ枝を基部から切り除く程度にする。
■栽培環境
水はけがよく、腐植質に富む、少なくとも午前中は日が当たる場所で育てる。夏は、土壌の乾燥に
注意して育てる。1枝の寿命は3~4年と言われる。地際から新しい枝が次々と伸びてくるので、
植え場所は広めにとるのがポイントである。
■水遣り
特に水遣りをする必要はないが、乾燥には弱いので、夏の高温期には、朝か夕方、水遣りをす
る。鉢植えの場合は春~秋の生長期には土の表面が乾いたらたっぷりと水を与える。冬は落葉し
て生長も鈍るので水遣りの回数を控えめにして管理する。
■肥料
2月上旬~3月下旬に寒肥、開花後の6月に、緩効性化成肥料か固形の油かすを施す。
■用土
有機質に富んだ土を好む。赤玉土8:腐葉土2の配合土を使用する。地植えにする場合は腐葉土
か堆肥をたっぷり混ぜ込む。乾燥しているよりも多少湿り気のある土壌の方がよく育つ。
■植え付け・植え替え
生長が止まった10月上旬~11月下旬、または厳寒期を除く2月下旬~3月下旬に植え付けが
可能。ヤマブキは根が粗いので植え替える場合はていねいに掘り上げる。
植え替えは特に必要ないが、小さな鉢植えで徐々に大きくしていく場合は鉢が根でいっぱいにな
ったら一回り大きな鉢に植え替える。
植え付けは根鉢の倍の深さ、幅の植穴を掘り、掘り上げた土に腐葉土や完熟堆肥などを混合して
行う。根鉢の周りに十分水を注ぎ、棒などでつついて根と植え土を馴染ませる。ぐらつく場合は支
柱をする。
■ふやし方
挿し木:挿し木は6月上旬~7月下旬に、長さ5cmの枝先を切って挿し穂にし、1時間ほど水あ
げして、挿し木用土や赤玉土小粒などに挿し木する。たっぷり水遣りして、日陰に置いて管理す
る。容易に活着する。
株分け:株を掘り上げ、枝5本ずつ程度に株分けしてふやすことができる。株分けは植え替えと
同時に行う。
■病気と害虫
病気:特にない。
害虫:シロオビアワフキ
害虫はほとんど見られないが、枝に泡が付くことがある。これはシロオビアワフキの幼虫が吸汁し
ているためで、枯れることはない。気になる場合は取り除く。
http://www.naro.affrc.go.jp/org/fruit/apdb/homopt/A_inte.htm
■まとめ
強い光の当たる場所では生育が悪い
乾燥を嫌う
智植えの場合は腐葉土などの有機質をたくさん混ぜる
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます