記念日・年中行事
○マリモ記念日
1952年のこの日、北海道・阿寒湖のマリモが国の特別天然記念物に指定された。
同時に富山湾のホタルイカの群遊海面、鹿児島県出水市のナベヅル、高知のオナガドリ等も国の
特別天然記念物に指定された。
○作業服の日
ものづくり大国の日本では多くの労働者が第2次産業に従事している。日本の屋台骨を支えてい
る作業服姿の人々に感謝し、新年度4月から新しい作業服で更に頑張ってもらいたいとの願いを
込めて、作業服などの販売を手掛ける埼玉県川口市の「まいど屋」が制定。日付は3と29で「作
業服」の語呂合わせでもある。
○サニクリーンの日
「子どもたちの笑顔が続く未来のために、さわやかな環境づくり」を掲げ、清掃で安心や健康をサ
ポートする株式会社サニクリーンが制定。同社では地域社会の一員として環境保全、社会貢献活
動に取り組んでいることから、一人ひとりが「子どもたちの未来」について考え、行動を起こすきっ
かけになってほしいとの願いが込められている。日付は3と29で「サ(3)ニクリーン(29)」の語呂
合わせから。
○八百屋お七の日
1683年のこの日、18歳の八百屋の娘・お七が、3日間の市中引き回しの上、火あぶりの極刑に
処せられた。
前年12月28日の大火で避難した寺で会った寺小姓・生田庄之助のことが忘れられず、火事に
なればまた会えると考えて、3月2日の夜に放火、火はすぐに消し止められたが、お七は御用とな
った。当時は放火の罪は火あぶりの極刑に処せられていたが、17歳以下なら極刑は免れること
になっていた。そこで奉行は「おぬし17だろう」と問うが、その意味がわからなかったお七は正直
に18歳だと答えてしまい、極刑に処せられることとなった。
お七が丙午[ひのえうま]の年の生まれであったことから、丙午生まれの女子が疎まれるようにな
った。
○ISU世界フィギュアスケート選手権大会2014(さいたまスーパーアリーナ、4日目)
12:30~アイスダンス(フリーダンス)
16:05~アイスダンス表彰式
17:15~女子シングル(フリー)
21:25~女子シングル表彰式
□求菩提山[くぼてさん]のお田植え祭(松会[まつえ])(福岡県豊前市・国玉神社中宮)
農作業の所作を御神歌に合わせて行う豊年予祝の行事。演技の最後には参加者全員が境内を
一巡して、秋の豊作を祈る。
○第7回国際親善させぼ桜まつり(長崎県佐世保市・佐世保公園)
「ステージイベント」や「遊びブース」、「綱引き大会」を実施し、国際色豊かなイベントを開催。また
、桜散策マップを配布し、会場周辺の桜が散策でき、この日限定で海上自衛隊佐世保地方総監
部内の桜も見学することができる。ドッグショーや犬とのふれあいコーナーもある。
□矢田のおかげん(愛知県西尾市・養寿寺)
徳川家康の大伯母、矢田姫の墓と伝えられる石塔が境内墓地に立つ徳川家康ゆかりの寺。仏前
で度胸に合わせて管弦を奏し、仏徳を賛美供養する儀式(管弦講)で、多くの露店が並び賑わう。
○日本海大漁浜汁まつり(新潟県糸魚川市・マリンドリーム能生[のう])
能生特産の紅ズワイガニの半身が丸ごと入った豪快カニ汁と、新鮮な地魚で作った名物のつみ
れ汁がそれぞれ1杯100円で販売される。能生特産の紅ズワイガニ食べ放題も開催(1500円
で30分間。各回限定100名)。能生漁港水揚げの地魚を中心とした競り市も好評。その他、お祭
り広場や浜焼き、金魚すくいなどイベントも盛りだくさん。
※立原道造忌
詩人・立原道造[たちはらみちぞう]の1939(昭和14)年の忌日。
『萱草[わすれぐさ]に寄す』『暁と夕の詩』『優しき歌I』『優しき歌II』
スモモ(酢桃、李) Japanese plum
【花言葉】「忠実」「困難」
【概要】
スモモ(酢桃、李、学名:Prunus salicina)はバラ科サクラ属スモモ亜属Prunus節の落葉小高
木。中国南部の長江流域原産。日本へは奈良時代に渡来。別名として、地域によってはハタンキ
ョウあるいはハダンキョウ(巴旦杏)、ボタンキョウ(牡丹杏)とも呼ばれる。同じく巴旦杏と呼ばれる
アーモンド(英名:almond、学名:Prunus dulcis)とは別種である。
スモモの果実はモモより酸味が強いことが、和名の由来となっている。漢字は「酢桃」のほか、
「李」をあてる。スモモの中国名は「李子(リーズー、リーツー)」「李樹(リーシュー:スモモの木)」。
属名のPrunusはラテン古名「plum(スモモ)」が語源である。種小名salicinaは「ヤナギのよう
な」という意味である。
【特徴】
樹高5~10m。葉は細長い楕円形で互生する。
葉の展開に先立って5弁花を付ける。時期的には「梅」が終わって「桜」が咲き出す寸前の頃であ
る(3~5月)。葉の付け根に花径15~20mmくらいの花を2、3輪ずつ密生して咲かせる。
花の後にできる実は球形の核果(水分を多く含み、中に種が1つある)で、赤紫色ないし黄色に熟
する。果実はスモモ系は6月下旬~8月中旬、プルーンの系統は9月頃収穫できる。
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・花
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・実
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【主な園芸品種】
’ビューティ’
熟期は6月下旬~7月上旬。1品種だけで確実に結実する。黒斑病に弱い。
’大石早生’
熟期は6月下旬。最もポピュラーな早生品種。自家不結実性。
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’メスレー’
熟期は7月上旬。1品種だけで確実によくなる。初期結実は’ビューティ’より遅れる。
’ソルダム’
熟期は7月中旬。果肉が赤いおなじみの品種。自家不結実性。
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’サンタローザ’
熟期は7月中旬~下旬。完熟した果実は非常においしい。樹齢が進むと自家結実する。
’貴陽’
熟期は7月中旬~8月下旬。200g以上の大果で品質は良い。自家不結実性。開花が早いので
’ハリウッド’などの開花が早い受粉樹が必要。
【詳しい育て方】
■主な作業
冬の選定:適期は12月~2月下旬。短果枝によく結果するので、長い発育枝(葉芽だけを付けた
1年生枝)を間引いたり、20~30㎝に切り詰める。
夏の剪定:木を大きくしたくない場合は、長く伸びそうな新梢を摘心したり、切り詰めたりするとコン
パクトに収めることができる。
摘果:おいしい実を収穫するためには、十分な摘果が必要である。適期は4月下旬~5月上旬。
■栽培環境
日光を好むので、庭植えの植え付け場所、鉢植えの置き場所とも日当たり良好な場所を選ぶ。
■水遣り
鉢土の表面が白く乾いたら、鉢底の穴から少し流れ出るくらいたっぷり与える。庭植えの場合、土
質にもよるが、夏に日照りがよほど続かない限り、水遣りの必要はない。
■肥料
庭植えは2月と10月に、鉢植えは2月、5月、10月に有機質肥料か速効性化成肥料を施す。
■用土
水はけ、水持ちのよいことが大切で、この条件さえ満たせば、土はあまり選らばない。赤玉土小
粒7~8:腐葉土3~2の配合土を用いる。
■植え付け・植え替え
適期は11~3月。鉢植えの植え替えは根詰まりを防ぎ、通気をよくするのが目的で、鉢の大き
さ、生育具合などにもよるが、通常2~3年に1回は必要。
■ふやし方
接ぎ木:2月中旬~4月上旬の休眠接ぎ、8月下旬~9月上旬に芽接ぎを行う。
■病気と害虫
病気:黒斑病、灰星病、もくろみ病
果実をはじめ枝葉を侵す黒斑病、主に果実や花を侵す灰星病、’ソルダム’など一部の品種に発生
して、幼果を侵すもくろみ病など注意が必要。
害虫:チョッキり、アブラムシ、シンクイムシ類、カイガラムシ類、モンクロシャチホコの幼虫など。
果柄を食害、果実を落下させるチョッキり、葉を食害するモンクロシャチホコの幼虫のほか、アブラ
ムシ類、シンクイムシ類、カイガラムシ類の発生に注意が必要。
■ポイント
暖かい地方では早生品種が適している
完熟期が遅い品種は防風対策を行い、台風被害から守る
寒冷地では開花時期に低温に当てようにする。
・摘果作業
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