記念日
●女子大生の日
1913年のこの日、東北帝国大学(現在の東北大学)が女子受験生3人の合格を発表し、
日本初の女子大生が誕生した。そのうちの一人は日本初の女性理学博士になった黒田チ
カ。
□月遅れ盆送り火
本来は旧暦7月16日であるが、明治の改暦後は、多くの地域で月遅れの8月16日に行わ
れる。お盆に帰ってきた先祖の霊を送り出す行事で、京都の五山送り火や長崎の精霊流し
が有名である。
・五山送り火:京都の夏の伝統行事で、この日の夜に如意ケ嶽(大文字山)などで行われ
る。「大」「妙」「法」「左大文字」「舟形万灯籠」を表した篝火を燃やして、霊を慰めてあの世に
送る。
●鳥取しゃんしゃん祭
鳥取市で中心街の主要道路を利用して、地元の各自治体が鈴の付いた傘を使い、きなん
せ節など鳥取の歌に合わせて踊る。元は県無形民族文化財の「因幡の傘踊り」。
●備中たかはし松山踊
岡山県高梁市で行われ、五穀豊穣と町家の繁栄を願って踊る。(8月14から)
●木頭おどり
徳島県那賀郡那賀町で行われる盆踊り。
●阿礼祭
奈良県大和郡山市の稗田環濠集落にある賣太[めた]神社で行われる。稗田阿礼[ひえだ
のあれ]の遺徳を偲ぶ祭。
カライトソウ(唐糸草) Korean burnet
【花言葉】「深い思い」「繊細」
【概要】
カライトソウ(唐糸草、学名:Sanguisorba hakusanensis)はバラ科ワレモコウ属の多年
草。日本固有種で、本州の中部地方北部から北陸地方にかけて分布し、日本海側の亜高
山や高山の砂礫地や草地に生える。
和名の由来は、糸状の花糸(雄蕊の花粉を入れる袋に付いている柄)を中国から渡来した
絹糸に見立てたものである。
属名のSanguisorbaはラテン語の「sanguis(血)+sorbere(吸収する)」から来ている。
根にタンニンが多いので止血作用があるところから名付けられた。種小名hakusanensis
は「白山の」という意味である。
【特徴】
草丈は40~90cmくらいである。茎は上の方でよく枝分かれする。
根際から生える葉は奇数羽状複葉である。小葉は長い楕円形で、縁には粗い鋸歯がある。
開花期は7~9月で、茎先に長さ10cmくらいの紅色の穂状花序を出し、花は上から下へと
咲いていく。花びらはなく、萼片が4枚で、雄蕊が萼片より長く突き出す。花の後にできる実
は痩果である。
https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/b/bd/Sanguisorba_hakus
【詳しい育て方】
■季節・日常の手入れ
カライトソウは乾燥+高温が苦手な植物である。 地植えは、株元を腐葉土などで覆って乾
燥と地温が過度に上昇しないように工夫する。また、鉢植えも風通しのよい場所に置き、鉢
内の温度があまり上がらないようにする。特に梅雨明け~秋口は油断しないようにする。
■日当たり・置き場所
一年を通して日当たりの良い場所で育てる。日陰だと花付きや花色が悪くなることがある。
高温乾燥を嫌うので西日のもろに当たる場所での栽培は適さない。
寒さには非常に強いので、防寒対策は特に必要ない。
■水遣り・肥料
春~秋の生育期(芽が出て地上部が枯れるまで)は土の表面が乾いたらたっぷりと水を与
える。冬は地上部が枯れて休眠に入るのでさほど水を必要としない。生育期よりやや乾かし
気味に、土の表面の乾き具合を見て、乾いているようなら水を与えるようにする。
肥料は生育期間の3月と10月に与える。液体肥料を使う場合は、3~10月の生育期間中
、10日に1回の割合で1000倍に薄めたものを与える。しかし、生育期間中であっても梅雨
時期~夏は肥料をストップする。鉢植えで草丈を抑えてコンパクトに育てたい場合、肥料を
控えめにすると草丈30~40cmで花を咲かせる。
■用土
水はけが良く、有機質に富んだ土を好む。地植えにするときは、予め植え場所に腐葉土を混
ぜ込んでおく。鉢植えにする場合は市販の山野草の土や鹿沼土を使用する。土には予め緩
効性の粒状肥料を混ぜ込んでおく。
■植え替え・植え付け
混み合ってきたら株分けを兼ねて植え替えを行う。芽の出る前の2~3月が作業の適期で
ある。その時期に出来なかったら花後の10月頃でも可能。鉢植えの場合、古い土をよく落と
してから新しい用土で植え付ける。6~7号鉢(直径18~21cm)で1株が目安。
鉢植えで草丈を抑えてコンパクトに育てたい場合、一回り小さな5号鉢(直径15cm)に植え
て肥料を控えめにすると草丈30~40cm程度で花を咲かせる。
■ふやし方
株が大きく育っているようなら植え替え時に株分けをしてふやす。カライトソウの株はニンジ
ンのような太い根になっており、通常よく見るような手で引きちぎるような方法で株分けでき
ない。作業する際はよく切れるナイフなどを使い株を縦に割って分ける。
■かかりやすい病害虫
特にない。
■まとめ
春~秋に生育し、冬は地上部は枯れる
高温乾燥を嫌う
一年を通して日当たりの良い場所で育てる
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