スプラウト 会計のはなし、日々のはなし

名古屋市千種区の税理士法人スプラウトの税理士/社労士/CFP®が綴る日々の様々なこと。

人事評価制度

2011-10-26 08:33:42 | Weblog
先週の水曜は
大阪の天満橋にある
エルおおさかで行われた

名南経営主催の

「中小企業に求められる
「ビジョン実現型人事評価制度」の
ポイントと効果的なコンサル営業のコツ」

というセミナーを受けに行ってきました。

講師は
小さな会社は人事評価制度で人を育てなさい
という本を出している山元浩二氏です。

会社経営は
ヒト・モノ・カネ・情報
という4つの経営資源で
構成されます。

そのうち
「ヒト」に関する部分は
会社の成長にあたり
非常に重要なカギを握ります。

いい人材を採用するのも重要ですが

その人材を会社の中で活かせるような
仕組みを作るのはもっと重要です。

ということで
私も人事評価制度について勉強し
お客さまに還元できるよう
セミナーに参加してみました。

山元氏の人事評価制度は

「ビジョン実現型」というもので

まず会社としての
「理念やビジョン」があります。

その
「理念・ビジョン」のためには

何を「目標」とすべきかを考え

その「目標」を達成するためには

どういう「戦略(方法・仕組み)」に
するべきかを考え

その「戦略」を実行するためには
誰が何をどういう手順でいつやるのかを
「計画」します。

その「計画」に基づき
実践、実行をするわけですが

その実践・実行を
「評価」し「分析」し「検証」します。

つまり
会社にとって
一番重要な
「理念・ビジョン」から
ぶれない形で
現場の行動への落とし込みをし

その行動が
計画にあっているのかに基づき
人事評価制度を構築し運用
するわけです。

結局
経営理念やビジョンとの
一貫性のない評価制度では

従業員さんが頑張っても
会社の行きたい方向と
違うところに向かってしまう恐れがあり

結果として
会社の業績に
結びつかない可能性が
高くなります。

業績に結び付かないと
財源が乏しいため
評価の結果を
賃金等で従業員さんに
還元することができなくなります。

従業員さんに
いきいきと
仕事をしてもらい
会社の業績を上げるためには

「経営計画」とそれに基づく
「アクションプラン(実行計画)」

そしてそれを現場レベルに
落とし込んだ
「人事評価制度」が鍵を握ります。

ただ
実際に制度を
細かいところまで作りこみ
運用するとなるとなかなか
難しそうですね。



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