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梅雨時の独り視聴者委員会

2022年06月18日 | 雑記帳
 録画したままになっていた「ズームバック×オチアイ」を観た。「新しい戦争、その先へ」と題された内容は、考えさせられた。情報戦とはよく言われることだが、そうした展開は昔からあった。結局、人を動かす「言葉」「ことば」(二種類使い分けられていた)の力は大きい。「伝え方」のテクノロジーをどう生かすか。


 その番組で落合陽一が柳宗悦にシンパシーを感じていることを知り、少し意外な感じを持った。もちろん民藝運動に詳しいわけではないが、「民」の文化にどれだけ敬意を払うか、この視点を生きていくうえで取り落としてはいけないと改めて思う。それは地球規模、国家規模はもちろんだし、日常でこそ見据えたい。


 9年前の夏 民藝の聖地と言われる場所で

 緩い見方ながらNHKドラマ「今度生まれたら」を楽しんでいる。内館牧子原作なので予想はついたが、類型的でありながら「さもありなん」という気にさせられる。70代夫婦、40代前後の子世代、そして10代の孫世代の考えのあり様がくっきり見え、近い年代に対しては自嘲めき、他世代へは分析的になっている。


 先週日曜の陸上競技選手権は凄いと唸らされた。女子中・長距離の田中希実の5000Mのロングスパート優勝だ。約一時間前の800m決勝も見ていた。インタビューで複数種目出場の意図等に関して、臆せず動ぜず応える姿には驚かされる。心身の強靭さを久々にTV画面の中に見た。久しぶりに前向きさに共感できた。


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