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煌言27~選択肢を用意する

2016年02月15日 | 読書
☆学校の授業でも、答を選択肢にすると、問題の意味が明確になり、楽しい授業を実現する道が開かれるようになります。研究を進めるときも、可能な選択肢を用意するのが一番です。「選択肢つきの問題提起ができたら、半ば問題を解決したに等しい」ともいえるのです。
 板倉聖宣『発想法かるた』(仮説社)


 「問う」という行為について、きわめて具体的な処方を示している。

 ぼやっと問いに向かい合うのではなく、仮説をもつこと。それも複数持つこと。

 答を選択するための筋道は多様ではあるが、その前段階でまずこうした思考があれば、ずいぶん整理されて、足を踏み出しやすくなる。
 
 こういうシンプルな見解は、様々な場で応用が利く。

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