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桜と絵本と豆乳と

煌言28~取り扱い範囲を広げる

2016年02月16日 | 読書
☆受け止められない子がいるのは、自分の取扱い範囲が狭いからであることは間違いない。本当に受け止められるようになるには、コツではない。慣れでもない。本で学ぶこともできない。校門の中だけでは決して学べないことが数多ある。
 平光雄『究極の説得力』(さくら社)


 教育界だけが特殊とは言わないが、その閉鎖性は強く感じる。
 個人的な情報を、しかも子どものそれを扱っている現場であることを考えると、閉鎖的傾向がやむを得ない面もあるだろう。

 しかし、自ら特に仕事の部分を囲っている意識が強いことも確かである。
 そしてそれが子どもとの対応にも波及している。

 教師が「人」に対する取り扱い範囲を広げていくためには、自ら外へ動くこと。
 そういう雰囲気を教育界全体に醸成しなければ、ますます現実と乖離していくと思う。

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