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覚悟と真と祈りと

2024年01月01日 | 雑記帳
 Mr.childrenが【es】~Theme of es~♪何が起こっても変じゃないそんな時代さ覚悟はできている♪と唄ったのは1995年。言うまでもなく、阪神淡路大震災、地下鉄サリン事件によって衝撃をうけた年である。もちろんそこが区切りではないが、「何が起こっても変じゃない」は年々加速してきているように感じる。


 元日は2014年から雑感等をブログに綴っていた。10年続けたことを止めるのもどうかと思い、初詣の天気の良さから書き出そうとしたら、部屋の戸がカタカタ鳴り出した。「あれ地震か」とTVをつけたら少し長い揺れが続き、これは大きいとわかった。また石川能登か。ここ数年、心休まる時がないのではないか。


 天災であれ、個人的な災難であれ、「覚悟」が出来ているかと言えば正直心許ない。頭ではわかっていても、実際遭遇した場合に冷静でいられるか。そうした場に何度も出遭い、経験値を高めてきたわけではない。ただ基礎的な防災、減災に関する優先順位は時々確認しておくべきだ。知識から技能へを意識することだ。


 今日は午前中に図書館ブログも更新した。そこに書いた種田山頭火の名言をもとに、今年の一字を「真」と決めた。幅広く解釈できる語である。心構えとして、大切なことを見失わないように、嘘やごまかしがないように…と平凡なことを念じたい。「真実」は自分にしかないけれど独りよがりになってはいけないと戒める。




 ピントは少し甘いが、初日からこんないいショットが撮れるとは思わなかった。自然を慈しみ、神仏を敬う…自分には少々足りない部分にも感じるので、その点も何かの形にしていくことで一年を歩んでいきたい。報道を注視しながら、地震・津波災害がこれ以上大きくならないこと、被害に遭われた方々の無事を祈る
 


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