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明るいそれらの未来は明るい

2015年01月22日 | 雑記帳
 時間術を特集したビジネス雑誌に面白い記事があった。「グズvsせっかち 人生90年の損得勘定」。年代別に仕事面、健康面を二つのタイプごとに評価するわけだが、これはなんとなく素人でも予想がつくだろう。問題は自分がグズなのか、せっかちなのかという判定である。こう思うこと自体、せっかちだろうか。


 「調べる方法」が載っていた。机で人差し指によるタッピングをし、そのテンポを測るそうだ。1回の平均速度は一般的に0.4秒から0.9秒の間に納まるのだという。その範囲でどちらに近いかで、グズかせっかちかが判定される。マニュアルに沿って行う。1回目0.6秒、2回目0.5秒。この精神テンポはやはり。


 せっかちだとは自覚していなかった。体型的にはのんびりムードを漂わせているように学生の頃から言われてきたし、今までぐずぐずしていて手をつけられない出来事も多かったように思う。あえて言えば、段取りを早くつけたいという傾向はある。これはきっと計画的というより何かに追われている感覚だったのか。


 この記事も言うように、今さら「性格を変えようなどと考えないほうがいい」だろう。気をつけたいのは、この性格が他に悪影響を及ぼさぬように配慮することだ。それにはやはり、自分は○○だという決めつけが一番悪いのかもしれない。居直って気ままにふるまえば、それは我がまま老年?の道まっしぐらだ。


 グズにもせっかちにもメリット・デメリットがあるなら、いいとこ取りを目指すことではないか。自分自身、極端な偏りとは思われないので、ここはせっかち、ここはグズという使い分けを考えるか。いやむしろ、明るいか暗いかの方がより肝心ではないか。暗いせっかち、グズよりは、明るいそれらの未来は明るい。

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