4時過ぎに起床,5時5分に家を出る。
早朝の道路はすいすいで,5時25分頃に横手から秋田道に入り北上へ向かう。
ここで,妙に下り線(東北道から北上経由で秋田に入ってくる)の車が途切れずに通行していることに気づく。
ゴールデンウィークの日中でなければ見られぬ風景である。8月下旬の早朝なのに…。
ふと車のナンバーをとらえるとほとんどが関東以西,そして観光バスもいくつか…。 そうかあ行き先は大曲かあ,花火だ,もうこの時間帯から移動が始まっているわけだ。
やはり今日は大イベントの一日である。
そんな車の列を尻目に,東北道へ。
午前6時台にここを走ることはめったにないが,この下り線の通行状況は本当に特徴的である。
圧倒的にトラックが多い。7,8割というところだろうか。日本の流通の一端を見る思いがする。
順調な流れで,小休止しても8時過ぎには大鰐弘前インターを降りることができた。 「道の駅」をちょっと覗いてと思ったら,ここの駅は9時開店だそうな…。
8時半頃,会場の弘前第三大成小学校に到着。
今回は参加人数は多くないが,野口塾中心メンバーの方々がいつもに増して多いような気がする。野口先生や方々にご挨拶をして,授業会場へ。
担任の駒井さんによる朝の会に続いて,野口先生の授業である。
「わすれられないおくりもの」という物語教材,位置づけとしては全文通読後に題名読みで,概観をとらえるといったところだろうか。
漢字表記,学習用語,理由づけ,討論等々,様々な要素を盛り込んだいつもながらの自在な内容だった。
「私ならば」と考えたは,先生のような「受け」に全く自信がないからなのだが,もっと教材(部分的でも)を声に出して読ませるだろうなということだ。
廊下側の席にいた女の子は聡明だった。先生の問いかけの声の変化を感じて,答えを修正し,一番に指名されたのだった。
声の力は大きい。黙読ではなく,実際に声に出して該当部分を読み直す大切さを考える。
続いて,発問道場である。
形式が変わっている。野口先生から衝撃の一言が…。
「今までの形では発問力は向上しなかった」
指導事項を明文化するこの形に換えて三度目だという。
正直,自分の頭の堅さを感じてしまう講座だった。
「発問力」とは何か,古くて新しい課題に思えてきた。
お昼,食事後に並んでいる書籍を見ていたら,今月お招きした山中伸之さんが顔を見せる。午後から参加という。皆さん素晴らしい行動力だ。
購入した本は,小学館,明治図書,さくら社各1冊ずつ,4998円也。なんというバランスの良さ(笑)。
午後一番は,藤原友和さんのファシリテーション講座。
ワールド・カフェという手法を使って,物語文についての交流を進める。
初体験である。ここでも自らの堅さを感じる。
一番肝心なことは「聴く」ことだと体感できたのは,何よりの収穫だ。著書を購入したので,読んでから再び考えてみたい。
楽しみにしていた木村秋則さんの講座。
あの著書『奇跡のリンゴ』に書かれたことには本当に圧倒された。そのご本人は,なるほどというエネルギーだった。
私がとらえたキーワードは「見る」。
常識というものにとらわれ,目が曇っている人のいかに多いことか。稲作何十年という人でも,育った稲の根を見るのが初めてだったという例は,どの仕事においても警鐘ととらえるべきではないか。
講座終了後,ちゃっかりと一緒に写真を撮らせていただいた。家人に自慢できる。
それにしても驚いたのは,藤原さんが講座をファシリテーション・グラフィック(そう言っていいのかな)のように記録していたこと。
それは素晴らしいの一言。これができるようになるには「要約力」が必須だな…と,まず,旧型人間の発想をしてしまう。
もちろんもう一つ大事なことがあるはず…そこまではわかる。
最終は,野口先生による講座。
話の根本は変わらないが,いつも何か新しい切り口を提示なさるその内容に,思わず背筋が伸びる。
今回は特に「いじめ」を加害者教育,被害者教育という視点で語られたことに,はっとする思いがあった。
きっかりと4時10分に終了。挨拶もそこそこに帰路へ。
途中,二度凄い雨に見舞われたが,まずまず順調に我が家へ7時半頃に到着する。
少し遅い夕食を家族ととりながら,BSで花火中継を見る。
大会提供花火にあれこれ言っていたら,眠くなってきた。
早朝の道路はすいすいで,5時25分頃に横手から秋田道に入り北上へ向かう。
ここで,妙に下り線(東北道から北上経由で秋田に入ってくる)の車が途切れずに通行していることに気づく。
ゴールデンウィークの日中でなければ見られぬ風景である。8月下旬の早朝なのに…。
ふと車のナンバーをとらえるとほとんどが関東以西,そして観光バスもいくつか…。 そうかあ行き先は大曲かあ,花火だ,もうこの時間帯から移動が始まっているわけだ。
やはり今日は大イベントの一日である。
そんな車の列を尻目に,東北道へ。
午前6時台にここを走ることはめったにないが,この下り線の通行状況は本当に特徴的である。
圧倒的にトラックが多い。7,8割というところだろうか。日本の流通の一端を見る思いがする。
順調な流れで,小休止しても8時過ぎには大鰐弘前インターを降りることができた。 「道の駅」をちょっと覗いてと思ったら,ここの駅は9時開店だそうな…。
8時半頃,会場の弘前第三大成小学校に到着。
今回は参加人数は多くないが,野口塾中心メンバーの方々がいつもに増して多いような気がする。野口先生や方々にご挨拶をして,授業会場へ。
担任の駒井さんによる朝の会に続いて,野口先生の授業である。
「わすれられないおくりもの」という物語教材,位置づけとしては全文通読後に題名読みで,概観をとらえるといったところだろうか。
漢字表記,学習用語,理由づけ,討論等々,様々な要素を盛り込んだいつもながらの自在な内容だった。
「私ならば」と考えたは,先生のような「受け」に全く自信がないからなのだが,もっと教材(部分的でも)を声に出して読ませるだろうなということだ。
廊下側の席にいた女の子は聡明だった。先生の問いかけの声の変化を感じて,答えを修正し,一番に指名されたのだった。
声の力は大きい。黙読ではなく,実際に声に出して該当部分を読み直す大切さを考える。
続いて,発問道場である。
形式が変わっている。野口先生から衝撃の一言が…。
「今までの形では発問力は向上しなかった」
指導事項を明文化するこの形に換えて三度目だという。
正直,自分の頭の堅さを感じてしまう講座だった。
「発問力」とは何か,古くて新しい課題に思えてきた。
お昼,食事後に並んでいる書籍を見ていたら,今月お招きした山中伸之さんが顔を見せる。午後から参加という。皆さん素晴らしい行動力だ。
購入した本は,小学館,明治図書,さくら社各1冊ずつ,4998円也。なんというバランスの良さ(笑)。
午後一番は,藤原友和さんのファシリテーション講座。
ワールド・カフェという手法を使って,物語文についての交流を進める。
初体験である。ここでも自らの堅さを感じる。
一番肝心なことは「聴く」ことだと体感できたのは,何よりの収穫だ。著書を購入したので,読んでから再び考えてみたい。
楽しみにしていた木村秋則さんの講座。
あの著書『奇跡のリンゴ』に書かれたことには本当に圧倒された。そのご本人は,なるほどというエネルギーだった。
私がとらえたキーワードは「見る」。
常識というものにとらわれ,目が曇っている人のいかに多いことか。稲作何十年という人でも,育った稲の根を見るのが初めてだったという例は,どの仕事においても警鐘ととらえるべきではないか。
講座終了後,ちゃっかりと一緒に写真を撮らせていただいた。家人に自慢できる。
それにしても驚いたのは,藤原さんが講座をファシリテーション・グラフィック(そう言っていいのかな)のように記録していたこと。
それは素晴らしいの一言。これができるようになるには「要約力」が必須だな…と,まず,旧型人間の発想をしてしまう。
もちろんもう一つ大事なことがあるはず…そこまではわかる。
最終は,野口先生による講座。
話の根本は変わらないが,いつも何か新しい切り口を提示なさるその内容に,思わず背筋が伸びる。
今回は特に「いじめ」を加害者教育,被害者教育という視点で語られたことに,はっとする思いがあった。
きっかりと4時10分に終了。挨拶もそこそこに帰路へ。
途中,二度凄い雨に見舞われたが,まずまず順調に我が家へ7時半頃に到着する。
少し遅い夕食を家族ととりながら,BSで花火中継を見る。
大会提供花火にあれこれ言っていたら,眠くなってきた。