【スイング再生工場】絶滅危惧種のゴルフクラブ造ります

重いヘッド&柔らかシャフトを通し、ゴルフを考え スイングを学べるクラブを追求! 誰よりも振らず誰よりも飛ばすをモットーに

Sam Snead SWWG (Bob Acri - Sleep Away).wmv

2020年01月23日 11時55分51秒 | ゴルフ

Sam Snead SWWG (Bob Acri - Sleep Away).wmv

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ウエッヂのバンス

2020年01月22日 17時30分35秒 | ゴルフ

 

OGPイメージ

◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります

重〜いヘッド&柔らかなシャフトを通して ゴルフを考え スイングを学べるゴルフクラブを追求! 誰よりも振らず 誰よりも飛ばす ボールをつぶせ ...

◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります

 

 

 

 

【ウエッヂのバンス角度は何のため?】 と言う質問を頂きました。

バンス角度は ウエッヂだけでなく
全てのクラブに備わっています。
そして そのバンス角度は それぞれのクラブによって
アイアンであれば番手によって異なっています。
アイアンの機種、であれば バンス角度の違い
 番手による推移、変化も その機種の特色の一つ です。
そこが一つのヒント、回答でもあります。

 

bounce


アイアンであれば 5番アイアンにもバンス角度は存在します。

そして それはウエッヂや9番アイアンよりも 数値は少な目
バンス角度は少なめです。 3~5度位でしょうか
そして ロフトが多くなるほど、ではなく
 クラブが短くなるほど バンス角度は増えていきます。
5番~5度  ウエッヂ~14度 と言った具合です。

クラブが短くなるほど スイングの弧 は小さくなり
それによって ヘッドの入射角度はキツク成ります。
それゆえ バンス角度の数値は大きくなるのです。


ウエッヂ単体で言うと
①バンス角度の大きなものほど ボールは飛びます。
アバウト ではありますが、
 ロフト角度 - バンス角度 がそのウエッヂの実質ロフト
と考えても良いのですが、全体のクラブに比べ
ウエッヂが飛ばない人程 そのバンス角度が上手く使えず
数値の大きなバンスは邪魔になってしまうケースが多いでしょう。

 

IMG_0684



②ウエッヂショットの距離感を安定させるにも
バンス角度はとても有効です

✋インパクト前後にロフトが寝やすい大きなロフトのウエッヂは
バンスがあり、それが地面と干渉するが故に
 ロフトが寝るコトをバンスが制限します。

これはウエッヂに限らず すべての番手に共通ですが
飛距離、打ち距離が一定になり易い というのが
バンス角、バンスの一番の役割 と言えると思います。


そう言った意味合いで そのバンス、バンス角度、ソールの特色
それらを有効に活用するには からだの回転通り、
からだの回転でクラブを動かして来るのが大切です。

IMG_0610IMG_0607










これを手で丸く振ってしまうと
そのクラブの長さによって作られるはずの弧、その大きさ、その角度が
意味をなさなくなってしまいます。
手で振れば振る程 本来 からだの回転で入れてくるより
緩い角度で入射するようになります。
緩い角度で入射する というコトは イコール
大きなロフト ~ロフトを寝かして入れてくるコトになるので
実質バンス角度は増え、打つ前に地面に干渉しやすくなります。
これが トップやダフリ の正体です。

打ち出し角度が増え、スピンも増える
よほど強く打たない限り、これでは スピンは効きません。
また 必要以上に緩くヘッドを入れてくると
ヘッドスピードが上がっても 高く、スピンが増えるばかり ですので
それ相応の距離になり難くなります。
飛ばない人の典型 とも言えます。

 

IMG_0627



クラブを設計する際、
ウエッヂはバンス角度、ソールを大きくし過ぎると
重心が低く、深くなり易いので 苦労のタネ でもあります。
ロフトの大きなクラブは 上げることに苦労はないですから
重心が低く、深くなり過ぎる必要は全くありません。
逆に 低く 深くなると ボールが飛びにくくなるので
そこのデザイン、重量配分が腕の見せ所でもあります。

重心が低く、深くなるように使うと ロフトの大きなモノは飛ばない
というコトでもありますね。



ああああ バンカー の話 を期待されていたかもしれませんが、
バンカーでの バンスの役割は おまけ 程度のモノです。
バンカーが苦手な人は バンスが有ったから、
バンス角度が大きかったから と言って それは役に立ちません。
まあ 悶絶クラブであれば 考えることはありませんが、
シャフトの硬さは兎も角、ヘッド重量を増やせば
必要十分なヘッド重量さえあれば バンカーの悩みの殆どは解消すると思います。

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ロフトはホントに開いて閉じる………のかい?!

2020年01月21日 14時33分14秒 | ゴルフ

 

◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります

重〜いヘッド&柔らかなシャフトを通して ゴルフを考え スイングを学べるゴルフクラブを追求! 誰よりも振らず 誰よりも飛ばす ボールをつぶせ ...

◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります

 

 

からだ… ゴルフスイングで使う『からだ』とは
骨盤から上の胴体のことで
その境目は股関節になります

swing102


一般的なニュアンスの
 上半身👉へそから上
 下半身👉へそから下

とは少々異なり
ゴルフの場合は
 上半身👉股関節より上の胴体
 下半身👉股関節より下、主に脚

となります。


ゴルフクラブには『ロフト角度』というのがあり、
推奨はしませんが、製品のオリジナルロフトの比べ
開いてロフトを大きくしたり、閉じてロフトを小さくしたり
することも可能です。
アドレス時を基本として
クラブヘッドが(右打ちの場合)
体のセンターよりも右にズレると開き
左にズレると閉じる形になる訳ですが
ヘッドやシャフトの回転は
そんなに単純なモノではありません。

スナップショット 1 (2015-07-03 15-51)


テークバックを体(股関節から上)で動かさないと
大きくロフトを開くことになります。

IMG_0729


クラブ自体を捻るので こんなヘッド姿勢 ↑ になる訳です。
ロフトを開いたというか
フェースではなく、ソールでもなく、
ネックの裏側をボールに向けているような姿勢です。
ロフト角度は…いったい何度なのか分からないような状態です。
アドレス時に置かれているであろう姿勢と比べても
ロフト・・・というモノの向いている方向が
全く異質なモノになっているのが分かると思います。

IMG_0727


そのクラブの性能通りにボールを打とうとすると
少々オーバーですが、
このような姿勢  をイメージすると良いでしょう。
そのクラブの入射角度分、シャフトは前に倒れるような感じです。

👉こうすると 入射角度に対し、ロフト角度は残り
そのロフト角度の方向にボールは逃げ
打撃のチカラは ボールの速度やスピンなどに分散します。

IMG_0730ところが テークバックを
からだ(股関節より上)でなく
手だけとか、肩だけとか
上半身をひねって取ってしまうと
トップの位置では
クラブヘッドはこの姿勢になって
しまいます。
このままでは ネックの裏やソールで
打つことになってしまいますから
当然 ヘッドを回転させる必要が
ある訳ですが、
ヘッドを回転させるのには 同時にグリップを後ろ(左から右)
飛球線の反対に動かす必要が生まれ
ヘッドが回転する分…正しくはありませんが、
ロフトは回復して来ますが、その分、体は上を向いていきます。
反対のことを同時にしているのです。

4289f9fa-s


ヘッドの回転にはボールの飛ぶ方向も左右されますから、
立体的にどの角度に、どの方向に、どんな球が出るのか
スロットマシン状態とも言えます。
アマチュアがそれを均一な球にするには無理があるでしょう。


当たり前ですが、ゴルフクラブは上下左右前後非対称です。
その形の通り、重さも編重しています。
元々の姿勢で打つのを望んでいるのに、
元々の姿勢に戻すのを望んでいるのに、
わざわざ ゴルフクラブだけでなく、体もひねり
数倍・数十倍の難易度を増やし
ワザと飛ばないように 
ワザと安定しないように
テークバックしている自分がいるのではないでしょうか?

 

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ヘッドは遅らせて使うモノ 問題はグリップの遅れ

2020年01月20日 22時16分47秒 | ゴルフ

ゴルフを始めたばかりの人の多くは
ボールに当たるようになっても スライスに苦しみます。

その頃に ゴルフの先輩やら 自称上級者たちから
「振り遅れているから スライスするんだ」とか
「アウトサイドインに振るから スライスになるんだ」
「体が開いているから スライスするんだ」

のような 言葉を貰います。

これ…結構 呪いのように長いゴルフ人生に残るのです。

その中でも 今回は 昨日の記事の延長の
「振り遅れ」についてです。

物理的なスイング事情では
スイングでの クラブの横移動に対しては
重さの増す ヘッド部分は スイングの進行に対し
普通に遅れます。 遅れるのが正解です。

遅れていいのよ


スライス。。。ボールに右回転が入るのは
ヘッドの移動してきた道に対し フェースが開いている
右を向いているからで
遅れている から スライス も
アウトサイドイン だから スライス も
からだが開いている から スライス も
テストの回答としては ◯はあげられません。
✘に限りなく近い ▲な状態・・・。

遅れ・・・は 二つの比較できるものがあるから 遅れ で
それがグリップなのか、体の進行(体の向き)なのかはっきりしませんが、
そのどちらであっても
ヘッドの進行に対し フェースが開いていなければ右回転は入りません。

遅れていても フック(左回転)を打つコトも十分可能です。

アウトサイドイン。。。
これは単に 打ち手のエゴに過ぎないのですが、
ボールに対して構えていても、
無機質なボール自身は構えや構えの向きは当然判りません。

構えに対し アウトサイドインに振っても
ボールに対しては その方向に振ったに過ぎず
それも ヘッド軌道に対して フェースが開いている(ロフトが付いている)コト
が 右回転の入る原因で ヘッド軌道そのものとは関係がありません。

からだの開き。。。に関しては言えば
言うまでもないのですが からだが開いても どんな球も出ます。
それも単に 物理的な問題で ヘッドの軌道に対し
ロフトが開いているコト/フェースが右を向いているコト が
右回転を生み出しているのです。


技術的な面で言えば
ヘッドはその重さから 当然遅れようとするのですが、
スイングは体の向きを変える 円運動 です。
体の向きを変えて グリップを動かす
そうすると シャフトでつながった ヘッドは動こうとしますが、
ヘッドそのものの重さや運動から 遅れようとするので
遅れが無い と仮定した 円周よりも
内回り、スイングの場合は 打ち手に近いトコロを付いて来よう とします。

 

IMG_1015_Moment2


無理にヘッドを そのヘッドの重さがない、遅れが無い とした
外周、クラブの長さ分の外周を動かそうとすることが
真の遅れ  👉👉👉 グリップの遅れ を生んでしまうのです。

グリップが遅れず ヘッドだけが遅れ
その分内回りをし、下に下がれば
その遅れはロフトの立ちに替わりますが、
ヘッドを動かそうとして、グリップをからだの回転から遅らせてしまうと
ヘッドは開きます。 これが真の遅れです。


ヘッドという長さも含んだ重さを
無理やり人力で動かすのが正解なのか
その重さを 自然の法則に則り 利用するのが正解なのか
自分の頭で考えれば答えは遠くないと思いますが…


ここは正直、技術的な面と言うよりも
スイングはこうする という思い込みが作り出した
スイングの悪しき幻想のせい だと私は思います。

 

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【投稿】軟鉄鍛造 HBS-16 感想記

2020年01月19日 20時30分52秒 | ゴルフ

 お世話になっております。

ニューアイアン、HBS-16が届いてから3か月が経ちました。

使用感などを書いてみたいと思います。


1.距離が全く異なる

シャフトの柔らかさも数段階落としたこともありますが、
ぴったりひと番手とは行きませんが、全く距離が異なります。

ロフト構成は5.6.7.番がHBS-10改より
ほんの少し立っていますが、
あまり差がないのにこの差はなんなんでしょう☺

特にその5.6.7.番はハッキリ飛ぶようになりました


 

2.弾道が異なる

慣れるに従い、
市販クラブからハミングバードのクラブに変えて、
弾道の違いに驚きましたが、今回はさらに驚きました。

今までは比較的ポッコンと放物線で飛ぶ感じだったのですが、
今回のHBS-16に変えて 
先で一度上に脹らむ、
真っ直ぐ飛んで落ち間際で一度空に上がる感じと言うか、、、
アイアンらしい弾道^^になりました。
気持ちいいです。

あえて言うのならば、
重量によるヘッドの肉厚のせいなのか、
打感が柔らかい??と言うのはこのような事なのか、
インパクトの触感がまったくありません。
これで良いのでしょうか?

 
3.ウエッヂがいい感じ‼

嫌いではありませんでしたが、
アプローチショットが全然異なります。
バンスが効く感じというのがなんとなくわかるような気がします。派手にスピンがかかるという感じではないですが
 戻るでもなく、転がるでもなく、
非常に距離感が把握し易い感じです。
 


4.バンカーにびっくり

元来コスリ打ちのせいかバンカーは
得意な方でしたが、今回はすごい‼

バンカーショットからこんなにスピンがかかると
こんなに簡単になるとは知りませんでした。
 どんなテクニックなの?!と言われました

5.やっぱりパターが一番すごい

一番の収穫はパターだったかもしれません。
HBS-16の変更に伴って、
使っていたパターのリシャフトをしてセットし直しました。
ブリストルパターのお陰で6個もハンディが減りましたが、
これはもっとすごそうです。
慣れてきたせいもあるかも知れませんが、
距離ミスがより減り、無駄なパットが激減! 
アイアンの距離が微妙に飛ぶこともあり、
上から打つコトが増えている昨今ですが、
重いヘッドは下りに強いんですねー。
さらにハンディ減る期待で一杯です^^

 

球筋も自分的には美しくなり、
距離も伸び、パターもよくなり、
と良いこと尽くめなのですが、
従来のセッティングのウッドとの相性が…、
問題になってきて、ウッドを変えないとまずそうで…、
予算が…、お財布が…、大蔵大臣が…、と悩む今日この頃です。

暖かくなったら伺いますので、
その時はよろしくお願いします。

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フェアウェイウッド雑感

2020年01月19日 17時17分48秒 | ゴルフ

アイアンでもフェアウェイウッドでも
ヘッドの重さを自由に設定できれば
いろいろと工夫することも出来ます。
そんなお話です。

002


フェアウェイウッドでの話ですが、
この10数年で 4番ウッド…バッフィーと言う名称の番手が
何故か消えてしまい
従来の #3.4.5. と言う並びが
    #3.5.7.  になってしまいました。

うん? 番手ロンダリング?

ですので 現在番号として
 9番ウッドと呼ばれているモノも
  かつての7番ウッドです。

アイアンでもそうですが、
特にフェアウェイウッドやユーティリティ などを見ていると
市販の番手構成
 各番手が3~4度のロフトの違い
 各番手が半インチ、1.2センチの長さの違い

では、距離差がはっきりしないと思うのです。

3番ウッドは ティーショットでドライバーの代わりに
使うのであれば兎も角、地面から打つクラブの中では
長さも一番長く、ロフトも厳しいですから
なかなか 3番ウッドらしい当たりになりません。

004


5番ウッド、7番ウッドとなると
余程の力持ちでなければ 5番ウッドの方が楽 ということは
多くなく、短めでロフトも多く、かつ気分的にも
楽に打てる7番ウッドが5番ウッドと距離が近くなるのは
やはり ロフト構成と長さ構成の絡み から
仕方がないと思うのです。
昔で考えれば 7番はクリークなのですから
そうなるのは当然と言えば当然…。

ある程度年齢がいってきたり
女性ゴルファーはフェアウェイウッドと仲良くしていないと
ゴルフが上手くいき難くなりますが、
そのロフトや長さの構成の問題もあり、
また、市販のフェアウェイウッドは
あくまでもドライバーの機種の
 「おまけ的」要素が高いですから
セッティングも粗雑。

#1.3.5.7. とセットで揃えた時、
見た目の長さやロフトが揃っていたとしても
ヘッドの重さやシャフトの硬さが
セットになっておらず、どれかが打ち辛かったり
と言うコトが殆どです。

ドライバーとフェアウェイウッドが
セッティングとして流れになっているのは当然…ですが、
特に 地面から打つ共通の用途のクラブの流れが
崩れているのは頂けません。

元々 番手間の距離差が はっきりし難い
ロフト・長さ構成なのですから
せめて シャフトの硬さ/柔らかさも
ちゃんとセッティングして貰いたいものです。
(無理ですけどね…)


3番ウッドから ロフトを例えば
 15度  18  21  24    とするならば
長さ構成を
 43  42.5  42  41.5
とするよりは
 43  42.25  41.5  40.75
とした方が
距離差も明確になりますから、
より使い勝手も良いのではないかと思うのです。

スナップショット 1 (2016-11-26 1-11)



メーカーの場合、ユーティリティクラブも売りたいから
仕方ないのかも知れませんが…。
アイアンの番手やユーティリティクラブの有無などを
加味しながら 長さなどを配分していく・・・
オーダーメイドの醍醐味の一つ ですね。

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現在のゴルフクラブに関する不思議

2020年01月18日 17時05分16秒 | ゴルフ

 

OGPイメージ

◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります

重〜いヘッド&柔らかなシャフトを通して ゴルフを考え スイングを学べるゴルフクラブを追求! 誰よりも振らず 誰よりも飛ばす ボールをつぶせ ...

◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります

 

 

 

どうして 気にならないのかしら と
強く思うのです。

良い悪いのかかわらず
現在のスイングの主流は
ヘッドを返す、シャフトをしならせてしなり戻す
 フェースローテーション全盛時代
 です。
  私は思いっきり否定派ですけどね・・・

ヘッドを返すにしても
シャフトをしならせてしなりもどす
にしても  ヘッドの大きさ⇒重心距離 
シャフトの硬さ~柔らかさ によって
その動作のスピードや加減や加速ポイントなど
違い、差が有ると思うのです。


重心距離の長いモノの方が
ヘッドは開きやすいですが
ヘッドは閉じにくいです。
シャフトの柔らかいモノの方が
ヘッドは開きやすいですが
ヘッドは閉じにくいです。

重心距離の長いモノは
シャフトはしならせ易いですが、
しなり戻しはし難くなります。
シャフトの柔らかいモノ方が
シャフトはしならせ易いですが
しなり戻しはしにくくなります。


重心距離長い✖ シャフト柔らかい✖
重心距離長い✖ シャフト硬い◎
重心距離短い◎ シャフト柔らかい✖
重心距離短い◎ シャフト硬い◎


ざっくり ですけれど
ヘッドの返し・シャフトのしなりしなりもどし
のし易さはこういう関係です。


 

IMG_0591


(アイアンの事情)
デフレや世の風潮
ゴルフの平均年齢はどんどん上がっていますが
スチールを使えるかものあこがれ・願望から
アイアンはスチール以外選択肢なし にまでなりました。

✋まあ そこは予算有り、あこがれあり、好みあり
ですから 可でも不可でもありません。

軽量スチールは素材の強化によって、
より手元を薄く軽くする強く で成り立っているが故に
重いヘッド・重心距離の長いモノを嫌います。
グラファイトのモノと比べると 0.5~1インチ短めで
ヘッドも軽めです。

(ドライバーの事情)
ルールの制限、
ヘッドの体積の制限 ⇒これを視覚的に改善するため、シャロー化
モーメントの最大値 ⇒シャロー化
飛距離を造る要素の制限が多くかかっているので
46インチが一般化してきてもいます。

ロフトやフェース向きの変更などの
 ネック廻りをいじくれる のし易さ
サイドのあるディープな形状よりも
シャローの方が圧倒的に製造が楽ですから
シャローなドライバーヘッドの流れは止まりません。



46インチの長さになった
大型のシャロー 👉重心距離の長いヘッド
飛ばすために やむを得ず 柔らかくしたウッドシャフト

小振りになったアイアンヘッド
軽量スチールという ウッドと比べると格段に硬いシャフト

このギャップは年々開いている感じがしてなりません。


ヘッドの返し、シャフトのしなりしなりもどし
 これにクラブの長さを加えると
クラブ長い✖ ドライバー✖
クラブ短い◎ 9番アイアン◎ です。

クラブ長い✖ 重心距離長い✖ シャフト柔らかい✖
クラブ短い◎ 重心距離短い◎ シャフト硬い◎


現在の ドライバーとアイアンの噛み合わせ は
ゴルフ史上 一番遠い関係にある、
まったく 別なモノ と言って良いと思います。
このままでは ウッドとアイアンは別々な打ち方も
必要になってしまうほどです。




現場 で考えると
2ショットを1ユニットとして
OBで連続二回ドライバーを使うのと
ドライバー ⇒ アイアン を使う回数の方が
断然、圧倒的に多いはずです。

どのドライバーが良いとか 悪い 好き嫌い
これも重要ですけれど
この ドライバーとアイアンの噛み合わせの良し悪し
はスイングやタイミング、そしてミスにも直結する筈で
それって 気にならないのでしょうか?

IMG_0590


不思議というか
このドライバーが合ってるとか 合ってないとか
それを選べる、判別出来るんなら
その 噛み合わせの差もわかるんじゃないですか?
逆に言うと その噛み合わせが感じられないのに
どうやって ドライバーの合う合わないを判別してるんでしょうか?
なぞ です。

良い球とか、より距離であるのならば
その ドライバーとアイアンの噛み合わせは
必ず 結果に直結するので
その噛み合わせの悪さは分かると思うんですけど
いったい ぜんたい 何がクラブの判別基準なのでしょうか?

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初めてのゴルフスイング ボタンの掛け違い

2020年01月17日 23時26分49秒 | ゴルフ

これもよくあるケースで
始めて間もない人だけでなく
ベテランゴルファーでも そう思い込んでいる、
間違ったまま 修正しているケース は多々あります。



◌ダフリ ~厚く当たってしまう
◌トップ ~薄く当たってしまう 

ヘッドの 上下、縦方向の 一番のふくらみ~最下点 が

ボールを拾う 正誤表

ダフリ 👉ボールより低くなってしまう
トップ 👉ボールより高くなってしまう

と思い込んでいるフシがあります。

そう言うケースがない とは言いませんが、
とても少なく 非常に稀なケースです。

厳密に言えば ボールは球体で、
フェースは線ではなく面ですので
厚く当たる イコール ダフリ
薄く当たる イコール トップ にはなりません。
厚く当たる は 厚く当たる ですし
薄く当たる は 薄く当たる です。

それがミスになるのは
最下点が上下しているのではなく
最下点が 右にズレている のです。

ボールを拾う


ダフリもトップも 同じ状態
✋最下点が上下にではなく、右にズレているコト によって 発生します。

それが理解されていないと
その修正、ミスの回避 は 更に間違いを重ねるコトになります。

どちらのミスも 正解~修正意識としては
インパクトのグリップの位置を 「もっと㊧に」 持って来たい…のです。
ところが 最下点が 低すぎる~高すぎる 意識 は
グリップの左右の位置は変わらず 高さを変える という
「インパクトではグリップの位置が止まる」 という
更なる間違い、重大な間違いを植え付けます。

それが 手でクラブを振る につながっていくのです。

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初めてのゴルフスイング ボタンの掛け違い

2020年01月17日 16時43分24秒 | ゴルフ

http://hbs.livedoor.blog/

 

 

昔に比べると パソコンやスマホ
インターネットなどが使え 便利になりました。
昔であれば スイングを撮影、動画にするにも ひと苦労でしたが
いまや 誰でも簡単に扱え、見ることが出来ます。


ですので より危ない状況にも陥ります。
✊ここの点においては警鐘を鳴らしたいと思います。


564dfb4dこの部分は ゴルフショットをし始めた方 だけでなく
少なくないベテランさん😱やレッスンプロ😱
トーナメントを解説するようなプロゴルファー😱まで もが
 今だ 間違った思い込み にハマっています。


この絵、この図柄は
アプローチやショットのインパクト付近を抽出し
デフォルメ(簡略化)したものです。
そして 同時に 立体の動作を 平面(二次元)で表現しています。


テークアウェイだけですが、実際のスイングで言うと

田中どら_Moment(3)田中どら_Moment(4)田中どら_Moment(5)






このような状態を 図柄、絵にしたに過ぎません。


テークアウェイで 右肩を上げ
フォローで 左肩を上げるのではなく
『前傾姿勢のある』ゴルフスイングで
 からだを回したに過ぎません



✋実際の肩は 写真の奥行きに逃げているのです。
564dfb4d灰色の線のからだのシルエットですが
テークアウェイを取ると
右肩を上げたのではなく
右肩は奥に逃げたのです。
スイングには「前傾姿勢」があるので
結果、アドレス時よりも高くなったに過ぎません。


ですので そっくりそのまま 👉パッティングストロークですが

5d625fee








こうではない というコトなのですが…。

この間違いを誘発しやすい図柄をそのまま
体で表現すると こうなります。

MVI_0748Trim(5)Trim(2)Trim_MomentMVI_0748Trim(5)Trim(2)Trim_Moment(3)MVI_0748Trim(5)Trim(2)Trim_Moment(5)






この あやまち のポイントは
いったい からだはどこであるか というコトを誤らせます。

そして 稼働する関節の存在しない
背骨、胴体をひねるコトが ゴルフを複雑化し
からだを痛める原因になります。


ボールを正対する、からだの正面で打つ
その正面の基準になる「からだ」とはどこなのか です。

それは 肩のラインなのか… 腰のラインなのか…

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ゴルフクラブ都市伝説 Q&A

2020年01月16日 18時52分33秒 | ゴルフ


Q:ドライバーの反発係数は飛びに影響するか
A:影響はあるにはありますが、
  まず 反発係数は 反発 が物理要素ではなく
  実はその反対です。
  インピーダンス理論 と言いますが
  衝突する二つのものの ゴルフの場合、ボールとヘッド
  振動数(歪みの率)が近ければ近いほど
  力がボールの変形に逃げず 
  ボールの速度になりやすい性質です。
  ですから 一般的に信じられている
  ヘッドの反発、弾きとは少々異なります。
  
  それともう一つですが
  基本 250ヤード とすると
  ルール上限の 0.83 と 0.86 では
  ほんの数ヤード の誤差程度でしかありません。
  反発係数によって 10ヤードもの差が
  出たりすることはないんです。

  まあ あまり知られていませんが
  ドライバー史上 一番反発係数が高いのは
  パーシモンで その反発係数の数値は
  ゆうに 0.90を超えたりするんです。
  いったい このルールの意味はなんなんでしょうね…。

 

u=1496909236,281788952&gp=0


Q:ドライバーにフェースの金属素材➡チタン
 だと飛ぶのか

A:答えは半分正解、半分誤解。
  一般的に認識されている
  チタンの方が強く弾く(反発力がある)から飛ぶ
  というのは大間違い。
  基本 ボールと金属質には歪み率の差が200倍前後
  あるので、それが少し前後しても
  ボールの飛びに影響はありません。
  チタンだと飛ぶ
  というのはもう少し間接的で
  ➡チタンだと大きくできる
  ➡クラブを長くできる
  ➡ロフトを立てられる
   もしくはスピン抑制効果を強くできる
  というものです。

  そして 軽量で強度を保てる金属素材のため
  ヘッドの設計の自由度が高くできる点もあります。

 

12_b



Q:シャフト(クラブ)の長さは
  飛びに直結するか?

A:基本 長さと飛びは直結しません。
  前述のとおり、クラブを長くすると
  小さなロフトを使える可能性が増えます。
  それが飛距離につながるのであって
  ロフトやボールの上がる性能そのままで
  クラブの長さを増やしたとしても
  ボールの高さやスピンが増える率の方が高く、
  飛距離が増える可能性は高くありません。
  
  クラブを長くするということは
  一般的に ヘッド重量を長くする分 軽くする
  ということなので
  長さが増える分、数値上 ヘッドスピードが上がっても
  ボールを打撃する「破壊力」は同じです。
  正直 長くなって扱い辛くなる分を差し引くと

  長尺ドライバーにほとんどメリットはないと思います。
   特に風のある日にはいいことはないでしょね。  

  まあ 飛ばすために長尺を
  と考えるゴルファーの多くは
  スピードが増して、遠心力が増えるから
  と考える人が多いでしょうから
  より一層効果は出にくいでしょうねー^^

 

sample 2009_09_15_19_49_13-17フレームショット



Q:サンドウエッヂの溝はスピンを増やすのか
A:答えはNOです。
  ウエッヂに限らず、クラブの溝の役割は
  スピンを増やすことではなく
  スピンを減らさないため のものです。
  インパクト時にフェースとボールとの間に
  異物が入らないようにするのが目的で、
  主に水に対して有効です。
  車で言うところの
  「ハイドロプレーン現象」を防ぐタイヤの溝と
  ほぼ同じ役割です。

  うーん ルールでなぜそこまで細かくするのか
  物理的にはよくわからないんですが…
  利害関係の匂いがするのは勘ぐり過ぎでしょうかねぇ

 

コメント
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