【スイング再生工場】絶滅危惧種のゴルフクラブ造ります

重いヘッド&柔らかシャフトを通し、ゴルフを考え スイングを学べるクラブを追求! 誰よりも振らず誰よりも飛ばすをモットーに

Mr.K 虎の穴入門

2020年01月13日 22時41分17秒 | ゴルフ

 
 Mr.Kとは長い付き合いです。
30年近くになるでしょうか。
お客様の中で数少ない一緒にゴルフをしたことがある方です。

スコア。。。という面に関しては とてもお上手な方で、
お近くにお住いの為、頻繁にお店には顔を出されるのですが
なかなか こすり キャスティング が治りません。 
スコアに影響することを恐れてか? 今までは治す気も強くはなかったようです。

 ところが 何を思ったのか? 何が有ったのか?
突然 スイング改造・・・
もしかしたら初めてのスイング改造に挑まれるコトになりました。


元々 こすり球、キャスティングの代表的なスイングの持ち主
多くのアマチュアの典型のようなスイングの持ち主ですが
非常に熱心な練習量、練習頻度によって
見事な こすり打ちでにフワッとしたアプローチが上手 です?でした。
キャスト_大_Momentキャスト_大_Moment(2)





振り遅れのスイングは
一定の入射角度になり難く
一定のロフトでインパクトもし辛く
ヘッドの高さ がどこで低くなるのか も一定になり難い ので
練習の頻度、数が必要になります。
スイングのメインテナンスは必須 です。
人それぞれですが、年齢なども含め
どこかでなかなか練習頻度が取れなくなったりして
ご多分に漏れず、MR.Kも
今までの ショットの精度、アプローチの精度が保てなくなったのが
スイング改造に踏み出した理由だそうです。

と同時に 振っても振っても思っているほど飛ばない のは
30年来の悩み でしたから それも同時に と 始まりました。



①まずは テークバックの しっかりした体の回し、
 その「からだ」とはどこなのか理解する。


多くのゴルファー もしかしたほとんど全員 と言えるかもしれませんが、
からだを回す や からだを使う 、からだの回転で打つ
というコトは「言葉としては」理解していても
その からだ というのが 一体どこなのか 把握していないケースが多いです。

肩をまわす コトが体を回すコト
は 合っているようで、間違っていて
骨盤、股関節の上の胴体が回るから
その上に乗っかっている肩が回るのであって、
多くのゴルファーがやっている
単に肩を回すや左肩を入れる のは
肩甲骨を動かして、腕を動かしているに過ぎません。
まるで 体が動いていない のです。

まずは頭で理解してください!
☑体をまわす 骨盤を回す 股関節が分かれ目
☑肩甲骨は稼働させない


IMG_0058Trim (2)_MomentIMG_0211_Moment







IMG_0058Trim (2)_Moment(2)IMG_0211_Moment(2)








② ①と同じ意味合いですが、
 テークアウェイの初期に グリップエンドをからだから離さない!


テークバックはでは いつ、や度合いは兎も角
 どの道 右ひじは曲がり、短くなります。
ですので グリップエンドが体に近づくことはあっても
 離れることは物理的にも異質です。

スマホなど画像を確認しやすくなった現在、
ここの分を気にしてみているゴルファーは少ない気がします。

☑テークアウェイの初期に グリップからだから離れた時点で
 手で振るしかなくなりますので要注意です。

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雷に打たれた気持ちです

2020年01月13日 18時31分46秒 | ゴルフ

<time datetime="2019-09-02T00:00:53+09:00"> </time>


店主殿、お元気ですか。
悶絶クラブと格闘するコト、4か月、なかなか楽しくなってきました。
まだまだ頻度は高くないですが、当たった時の弾道は初めての体験で、
距離は若かりし頃よりも飛ぶようになりました。(たまに、ですが)
何よりも万年腰痛に苦しんでいましたが、それをすっかり忘れるほど、
体の故障を期しなくて済むようになりました。感謝です。

IMG_0590


今回は昨日書かれましたブログのアドバイス
http://hbs.livedoor.blog/archives/1986808.html

これはとても、とても有効で、今まで苦しんでいたアウトサイドインが
霧が晴れたようにクリアされ、インサイドアウトになったかどうかは
自分では把握出来ませんが、切り返しから
クラブを動かす空間が驚くほど違うものになりました。

今まではクラブを引っ張り込むような打ち方で
ずっと左手の長さが邪魔な感じがぬぐえずにいましたが、
それがすっきりしました。
IMG_0682_Slomo_Slomo (2)_Moment(2)IMG_0682_Slomo_Slomo (2)_Moment(3)IMG_0682_Slomo_Slomo (2)_Moment(4)






飛距離に関しては練習場でしか試していないので、
まだ分かりませんが、今まで打てた事の無かった
やや右に出て、左に曲がるドローボールを打つコトが出来ました。
(まだまだですが)
ボールの飛び出す速度も低く、球も低くなりました。
期待半分ですが、飛びそうな気配です。

インパクトは体の正面でする意識が
腕をボディターンで振る事になり、
それが結果として、体を開き、体の正面でインパクトする機会を
失っているとは、正に目から鱗がぼろぼろ落ちてきました。
腕を右向きのままに落とし、体の向きだけ変えてあげる、
と今までより遥かに早いタイミングでインパクトがやって来ます。
今までとの違い、それがはっきり分かるほどの時間の差です。

あぁ これが振り遅れだったんだと初めて実感しました。

検証 しなり方_Slomo_Slomo_Moment


からだの正面でボールをとらえる、
ボールに対し、気を付け、を作る事で
インパクトするのが当たり前だと思っていた事、
それが逆に、それをさせないとは。
シャットを作る事に苦労していましたが、
その腕使いをすると、今までよりも楽にシャットが作れます。(思い込みか)
ボールを捕える感じもまるで異なり、これが捕まった感じなのかと。

初めて悶絶クラブを打てた時の感触も驚きでしたが、
今回のそれはもっと衝撃的で
「青天の霹靂!!」と一人ニヤニヤしている私を
隣の打席の人が生暖かい目で見ていました。
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フィニッシュが取れない…とお悩みのゴルファーへ

2020年01月13日 14時48分25秒 | ゴルフ

ゴルフスイングの悩みの中で
意外にも『フィニッシュが取れない』というのが
少なくありません。

スナップショット 2 (2015-09-05 1-33)

確かに少なくないですね。
別な言い方をすると
左を向けない人が少なくない とも言えます。

それにははっきりとした理由があって
少々嫌味交じりで言えば
フィニッシュを取りたい という気持ちを
フィニッシュを取らない という意志のある行動で
封じていると言えます。


IMG_NEW本来 ゴルフのクラブの動きは
体の回転~向きの変更によって行われます。
もっとはっきり言えば 体の向きの変更によって
グリップが移動することがゴルフのスイングです。
ヘッドに関していえば 先端に付いている重量分を差し引いて
グリップが移動した分「だけ」ヘッドが移動するのです。
ですので クラブのターンは

 


h168r=そのまま体の向きが変わることで
クラブがターンして『見える』のは
向きを変えただけの事なのです。
←右打ちの人のテークバックをひっくり返した画像

ところが、多くのゴルファーは
それを理解せず、円に動く軌道をなぞるのを
手で行い、手によりヘッドなり、クラブのターンを
作ってしまいます。

別な言い方をすれば、
遅れたヘッドがグリップを追い抜く動き
=ヘッドを返す 遅れた分を取り返す動きで
ショットをしてしまっています。

手を返す。ヘッドが返ってくる
ヘッドがグリップを追い抜く
という行動は
グリップが減速、もしくは止まらないと不可能です。

良く頭を働かせてください。

長い棒の先に重さが付いています。
普通にしておいても 重さは「動かし難さ」の塊です。
自分が動作をして、グリップが移動するから
その結果、ヘッドも動くのですから
そのヘッドが位置関係としてグリップを追い抜くことは
作為的でない限り絶対に出来ません

それでなくとも 体の向きを変える円周の動きなので
ヘッド部の方が沢山の距離を移動するのです。
長さ分の差異はあったとしても
ヘッドの移動エネルギーの源は
自分の運動によるグリップの移動です。
スナップショット 7 (2016-07-27 18-57)
沢山の距離を移動し
同じ、もしくはそれよりも低い移動速度で動いている
外周に当たるヘッドの方が、内周に当たるグリップよりも
先に行くのは 物理的に不可能なのです。

ですので その根拠のない妄言を信じて
ヘッドを返したり、遅れを取り戻す行為は
グリップの減速、グリップの止め
即ち左サイドの運動の減速、左サイドの運動の抑制
そのものです。

自分から左を向く
フィニッシュを取る行為そのもの、もしくは
フィニッシュを取る行為につながる動きを抑制して
フィニッシュを取る
というパラドックスを追いかけているのですから
出来ないのも当たり前 なのです。

ゴルフのスイングは
長い棒の先にある重さ ヘッドの重さを利用して
クラブ、特にグリップを動かすものです。

ヘッドの重さでヘッドのそのものを動かすには
グリップの静止、遠心力に対する耐久が必要になり
グリップを止めざるを得ず
それをするのには回転を止めなくてはなりません。

そこが理解できるとスイングの理解もかなり深まると思います。

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