ゴルフのスイングを覚える場合、
 『初めての体験』が長いゴルフ人生に大きな、大きな影響を与えます。

その時の ゴルフクラブ(硬くてヘッドの軽い)の影響も大きいですが 
その時の 思い込みがスイングを形作ってしまう と言っても 決して過言ではないと思います。

http://hbs.livedoor.blog/archives/1992522.html

通常 初めてゴルフクラブでボールを打つ場合
 届かない、届きすぎる という ヘッドがボールと当たらない 
から始まる訳ですが、 「当たるコト」が最優先になる影響はかなり大きいです。

 届かない~空振り、トップ 届きすぎる~ダフリ を排除、
もしくはクリアするのには 簡単には 安定度
 固定した「なにか」が欲しくなるでしょう。
 スイングのからだ使いであれば 何か固定~動かない場所 というコトになります。
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✋本来、ゴルフのスイングでは 
からだの回転~向きの変更が必要 なので
 上半身と下半身の境目は 股関節 
骨盤から上が上半身、大腿骨より下が下半身 です。

また もしも 初めての方がいらっしゃったら 
ボールを当てるコト ではなく
 からだの回転で からだの向きの変更でクラブを動かす 
自分が動かない(腰から下を固定して) 上半身でクラブを振る事を覚えるのではなく
 クラブを動かさず、足も含めた  自分が動くから 結果、クラブが動くんだ 
というコトを 薦めて貰いたいと思います。 

そして からだの回転でクラブを振る コトを優先させ
 そのヘッドが通る場所を ある程度 均一化させ 
その場所にボールをセットする。 
ボール在りき、ではなく スイング在りき で スイングを覚えるコトをお薦めいたします。

が、届かない~届きすぎる という問題を解決したく成れば 
骨盤から下を動かさず そこより上でクラブを振ろうとします。

  へそ 辺りが境目になりますね
 
この時点で ゴルフスイングの動作 での 
からだの回転 の そのからだがどの部位を指すのか 
からだとはどこなのか に隔たりが生まれます。

へそから下を固定、動かさず 
へそから上 主に肩や肩甲骨を胴体に対し 
ねじるコトがからだの回転 という 初っ端の「誤った思い込み」が刷り込まれます。

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👉この誤ったスイング造り は  今も アプローチという形で
 そっくりそのまま 残っています。 
 ビギナーの方に 腰から下は固定して 
 肩だけを揺さぶって 振り子のようにアプローチする  という 
犯罪のようなことを教えるレッスンプロが多くて閉口します。
 
正しいからだの回転のポイントは
❶前傾姿勢がある~傾きのある回転であるコト
  つまり 前傾姿勢の場所は股関節 ですから  股関節が使える
 👉からだの回転であるコト です
❷ショットは 両手でクラブを持たねばならず  
別な言い方をすれば 両手は拘束されています。
  からだの向きを変えても その向きに片方の腕の長さが制約され
  決められてしまうのでは 意味がありません。
  どちらを向いていても フリーな両腕の長さ の取れる  回転が必要です。
  
ゴルフクラブには ロフトなどの角度が付いており  
その角度は 方向や距離、弾の高さなどにとって  とても重要なモノです。
 
 腕の長さに制約がかかると その角度は大きく変化してしまい
  常時、似たような角度でボールを打つコトが難しくなります。
 
😵困ったコトに・・・ですねIMG_0049 (3)_Moment 
その時期(初めてボーを打つ→当たるようになる)と並行して
 「スイングは軸が大切」とか
 「ボールをよく見ろ」
 「顔を動かすな」などと言う からだのどこかの部分、 
この場合は腰、骨盤、へそから下 を 固定した方が良いのでは…
というニュアンスの言葉が流れ込んできます。

だいたい この時期で 長ければ50年を超える 
ゴルフスイングの非常に歪んだ基礎は出来上がってしまいます。