【スイング再生工場】絶滅危惧種のゴルフクラブ造ります

重いヘッド&柔らかシャフトを通し、ゴルフを考え スイングを学べるクラブを追求! 誰よりも振らず誰よりも飛ばすをモットーに

進化版L型ブリストルパターのより良い使い方

2019年06月19日 20時39分20秒 | ゴルフ

http://hbs.livedoor.blog/

 

ゴルフでは『飛んだ』方がうれしいのはウソではありません。 しかし ゲームとしては飛ばすのもゴルフですが、 同時に飛ばさないのもゴルフです。
練習過程等を除けば 40ヤードを打ちたい場面で 上手く打てたからといって70ヤード飛んでしまうのも 問題です。
自分の打ちたい距離、望んだ距離を 出来るだけ毎回打てる、出来るだけ繰り返せる そういうストロークやショット(スイング)が ゴルフでは一番有効なゲーム戦略になります。
それを土台に 体力に依存せず、体を痛めないという上で 飛距離の底上げを狙いたいものです。

4656cec4

そう言う基本的な考え方の上で パッティングストロークはショットの基礎になります。
パッティングストロークで 自分の狙いの距離を打つのには 絶対条件として 『いつも似たようなロフト(クラブ姿勢)』で インパクトを迎えたいですね。 特にパターの場合、製品としてのロフトが3~5度と少ないので  3度増えただけで元のロフトの80~100%増し になります。 通常のショットと違い スピードで誤魔化せないのと 元のロフトが立っているが故に ストロークの仕方によっては 何処に当たるか…ヘッドの上下位置によっても 距離に大きな違いが出てしまいます。 006009




いつも似たようなロフトでボールを打てる  という前提の上で 運動・動作の速度(スピード)によって 初めて「距離感」が染み込まれていく ので 打つたびに ロフトの変化も大きく パターフェースの当たり所もぶれてしまい易いストロークでは 距離感が「その場その場」の偶然待ち になってしまうので なかなか身に付かず、安定しません。
その典型例になるのが 4c9a0689世間で浸透しているショルダーストロークで、 ヘッドが上下に大きく弧を描きます。 打ち手である自分の目からは ボールの飛球線方向に対して 真っ直ぐ動いて見える そのストロークを妄信的に行っているゴルファーが多いですね。 私の経験的にも、他のスポーツの参考例と比較しても 5センチ~30mのような わりに繊細な距離感…動作を 肩を揺さぶる という最も距離感を産み出しにくい 鈍感で、微妙な違いを出しにくい部位で生み出す… こんなストロークを推奨する人の運動感覚を疑います。 プロの試合では80センチのパットに ん千万掛かる、将来が掛かる場合もある訳で それを最も距離感…スピードなのか、運動の大きさなのか どちらにしても表現しにくい部分で行って 苦労しない訳がありません。 78センチでも カップに入らなければ85センチでも ダメなのですから… そんなものを 肩の揺さぶりで緊張感の中、出来る?と信じる その神経を疑いますね。 しかも、この振り子のストロークは 不必要なボールの回転を産み出す、上下に弾く打撃なので ボールの初速は速くとも、すぐに減速が始まり ボールのスピード感とストロークのヘッドのスピード感に つながりが乏しい方法です。

006

パッティングもショットも 思いの方向に打つ ことは第一優先事項ではなく 思いの距離を打つ という事に重きを置いてください。
その上では  小さなストロークで ゆっくりしたストロークで 十分な距離が打ててしまう 『進化版L型ブリストルパター』は 最も同じ距離を打ち続け易いパターの代表です。
しかも 『進化版L型ブリストルパター』の 他では真似の出来ない部分は ボールの転がり始めの速度とパターヘッドの動かす速度に 差が少ないため、ボールの転がるであろうスピードを 想起出来れば、簡単に距離感を再現出来ます。

007

という事で 肩のストロークではなく 右ひじを曲げ、右ひじを伸ばす と言う感覚で ボールを押して頂きたいのですが その時のポイントになるのは 右手で押してあげるのは グリップ~シャフト ではなく 左手だ‼ ということです。
 右手を進行方向に、ボールを押してあげるように伸ばす と言う感じで、左手(グリップを持った左手)を押してあげ ストローク中にシャフトと地面の角度が変わらない トップで出来たシャフト角度を維持したまま ボールを打つ抜く~押してあげる ということです。

スナップショット 1 (2013-06-09 15-03)
スナップショット 2 (2013-06-09 15-03)
スナップショット 6 (2013-06-09 15-04)

写真はパターではありませんが ショルダーストロークや右手でシャフトを押してしまうと (左手グリップを軸にクラブを押してしまう) こんなにもシャフト角度は動きます。 このシャフト角度分だけ、ロフトも変わっている  ということです。 この上下の弧の描き方では  ボールとフェースとの接触点もかなり不安定なので 自分では振り加減なり、力加減で「距離感」は出していても 自分では一定のスピードで打っていたとしても ロフトが毎回バラバラ・打点もバラバラ になるので 同じ距離感が「偶然」か、 血のにじむような練習量、でしか生み出せません。
オジサンゴルファーが 姿勢の苦しいパッティングストロークに そんな時間費やせば 腰痛になるのは保証します。

スナップショット 8 (2013-06-09 14-54)スナップショット 10 (2013-06-09 14-54)スナップショット 12 (2013-06-09 14-55)


右手を使って 左手(グリップ)動かす シャフトの角度は出来るだけ変えない というのがパットだけでなく、ショットも基本です。 IMG_0379IMG_0378IMG_0375


これによって ロフトが安定しやすく ヘッドの高さ変化も抑えられ 振り子でこすって打つに比べると締まったロフトで ボールを打てるようになるので 同じ条件であれば当然飛びます。


余談…ではありますが、 『進化版L型ブリストルパター』は 恐らく世界で一番「オリンピック」に強いパターです。 誰が使っても、慣れればオリンピックは総取り出来るでしょう。 すぐに元が取れますよ☺

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コース攻略/コース設計

2019年06月18日 21時32分07秒 | ゴルフ

 

 

 コースの設計、施工されている
 あるゼネコンの担当者が  こんな話をされていました。

「コースを作るとき、勿論 戦略性やデザインなども 重要ですが、
現実的な問題として 日々のメインテナンスがしやすい、
維持管理しやすい コース設計をするというのも非常に大切です。
 コースの維持管理にはお金も手間もかかります。 
それを出来るだけ減らしてあげられるコースデザイン、 
実は一番望まれているのかもしれません。
14,11,013225
日本はとても雨が多いです。
 また、その雨の多い時期がゴルフコースの繁忙期でもあります。
 ですから 雨対策というか、水対策というのが
 コースのデザイン上、とても大切になってきます。

例えばティーグラウンド、 
ここはほかの場所よりも 
多くの人が 行きかう場でもありますので とても痛みやすい場所です。
 故に 上手に水の流れを作ってあげる必要があります。
 背に岡や山、崖を背負っている場合、 フェアウエイ方向に向け、
ゆるやかな2~4度の 傾斜をつけてあげたりもします。

ホールレイアウトによっても異なりますが 
通常 ホールはV字型をしており 
ティーグラウンドから緩やかに打ち降ろし 
グリーンに向け、緩やかな打ち上げとなることが 一般的です。 
フェアウェイやラフにマンホールというか 
水抜きの場所があるところが概ね一番低いところです。
11100002

ティーグラウンドとともに とても痛みやすい場所に
 バンカーがあります。
 バンカーが痛みやすいのは窪んでいることもありますが、
 そこに植物がないので、自浄作用が働かないからなのです。
 よって 水はけはとても重要になってきます。
 勿論、構内にその手の設備もありますが、
 やはり バンカーの形状というはとてもそれに寄与するのです。 
フェアウェイサイドのバンカーは 先ほどのマンホールの位置との関係を見て頂き、
 マンホールよりも手前、ティーグランド側にあるものは 先下がりになっていますから、
 通常 あごはありません。 水を逃がしたいからです。 
逆にマンホールよりもグリーン側にあるものは 先上がりになっていますから、
 上からの水がバンカーに落とし込まれないように 
俗に言うあごをつくり、水を逃がしています。
ですから そんな基本設計も知っていると 
コースを攻略するのには訳に立つのかもしれません。」
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ゴルフクラブから見る日本と欧米のトーナメントプロの違い

2019年06月18日 18時24分49秒 | ゴルフ
実は欧米(特に米国)のプロの日本のプロの
ゴルフクラブに対する常識?意識?の差はかなり大きい。
日本の選手がコンスタントに欧米で活躍出来ないのは
そこに原因がある。。。可能性も低くないだろう。



その一つは
『シャフトの硬さに対する概念』

日本では 
ゴルフが上手い=硬いシャフト初心者=柔らかいシャフト
みたいな概念が強い。
これはプロだけに限らない。 

昔の話だから もう知られていない…かもだけれど
歴代ナンバーワンの ジャックにクラウスの30代
の時のコメントに
「私はダイナミックゴールドのR300を使っている。」
というのがあります。
ええええええ?!☆ って思うでしょ。
もう そこが差なんですね。
アメリカではあまり驚きません。
他のゴルファーが何を使っているか
というのにあまり興味がなく、
シャフトの「硬さは硬さ」なので
タイミングや好み、慣れ によって人それぞれで
それが 上達度や練度とは全く関係ない と思っています。
私もそう思います。
特に何も感じていない というか
シャフトの硬さにおいて、自分と誰かを比較する
という感覚自体が存在しません。

  

その2
『日本の選手の方が硬いシャフトを使っています』

最近の選手はわかりませんが、
10年以上前、タイガー出現以前の選手の多くは
欧米の選手はあまり長尺を好みません。
私が担当していた頃はドライバーも44インチが主流でした。

同じシャフトを 44 と 45 インチで使う場合
ヘッドの重量が12~15g重い 44インチの方が
クラブの数値としては44インチの方が硬くなりますが
シャフトのしなり幅、しなり角は
44インチの方が大きく 実質柔らかい のです。
しかも 米国選手は普通に Sシャフト
Rシャフトを使う選手も決して少なくありません。
ところが日本の選手は
見栄があるのか、固定観念があるのか
X(エクストラスティッフ)以上
中にはXXやXXXを平気で使っています。
  

その3
『日本の選手はストロングロフトを好みます』

ドライバーにおいては
欧米の選手、かなり飛ぶ系の選手でも
ドライバーロフト『10度』という選手もたくさんいます。
流石に『11度』はいませんでしたが、
逆に8度もいませんでした。
『9度』という選手もいましたが多数派ではありません。
アイアンにおいても
日本の選手と比較すると
2~3度大き目のロフトが多く、
上がりやすいクラブで低く打つ 欧米の選手と
上がりにくいクラブで高く打つ 日本の選手
という感じです。

どっちが上手くなるんでしょう?
まあ ドライバーを飛ばすのに最低限の高さは必要ですが
飛距離を食いやすい高く打つ習慣があるのと
そのまま飛距離につながりやすい低さ とでは
当然差が生まれますし、
上がりにくいクラブで上げようとするスイングは
必ず体を蝕みます。


選手の方も、今主流のスイングでは
長持ちしないのを薄々感じていて
稼げるときに稼いでおこう と思うのか
昔に比べ、莫大な契約金に従い
クラブセッティングや組み合わせも
メーカーの言いなり に近いでしょう。
ですので 傾向も変わってきているとは思いますが
スイングを見ていても
明らかに 体力がない、持久力のない日本人選手の方が
 キツイ、オーバースペックのクラブを使っていると思います。
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シャフトの硬さと飛距離の関係は?

2019年06月17日 19時13分24秒 | ゴルフ


 

ごくごく一般的に

シャフトの硬いモノを使ってる人ほどヘッドスピードが速く

飛距離も当然・・・、シャフトが柔らかくなってくるほど

チカラの無い飛ばない人… と考えるモノ であるけれど

✋この4人に限っては 全くの反対で

上段㊧ 振動数 140cpm 

  ㊨ 振動数 105cpm 

下段㊧ 振動数 150cpm

  ㊨ 振動数 260cpm₍X₎

というシャフトの硬さ で

一番柔らかいシャフトを使っている上段右氏が

一番飛距離が出て、実は年齢も最年長

一番硬い、別格のシャフトの硬さを使っている下段右氏が

一番飛距離が出ず、実は年齢も最年少…

。。。。。。。なんだかなぁ という感じですね

 

16秒位のトコロで ポーズをかけて頂くと

分かると思いますが、下段の

ヘッドスピードがあるのに、飛ばない組み と

上段の飛ぶ組では 明らかにロフトの作り

フェース面の作りが違う、ほぼ反対の関係です。

ヘッドスピードが速いのに

 このロフトでは そりゃ まあね・・・。

✊ まあ パワーのある速く振れる若い人には

 この位のハンディがあって 実は良いのかも…(^_-)-☆

 

 

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ゴルフクラブから見るスイング

2019年06月17日 15時10分19秒 | ゴルフ

  
皆さん こんな経験をしていませんか 
最近流行りの軽量スチールシャフト
社内のベスグロの人や自称うまい人、先輩から
「クラブは重いほうがいい」と言われ
変えたけど重いものの良さなんか、
 何が重いのかも よくわからない…

(重いのがいいのに {軽量}スチールなの?)


距離も飛ばなくなったし 
ラウンド後半に決まって失敗が続く…
気温の低いときには 手首や肘が痛むようになってきた。
ボールの位置なんかを工夫し 
やっと打てるようになってきたけど それにつれて 
前よりもドライバーがうまくいかなくなったおかしいなぁ…
 


フェアウェイウッドなんて チョロ トップばっかり
最新モデルの死んだ魚みたいな色のヘッドにしたのに
あんまり変わらない
シャフトだって 派手なスキーウエアのような
なんとかにしたのにウッドは当たらないから 
ユーテイリティを2本買ったけどあんまり当たらない
当たらないから…使わないし






ま でも スコアは悪くはなってないし 上手くなってるんだろう?!
   
 それが根本的にゴルフクラブのせいから始まっているとしたら
    どうしますか
  言葉は悪いけれど 今まで 単に知識が足らなかっただけで
  いま その事実を知ってしまったら あなたはどうしますか
多分 多くの方は 日本人特有の 修業論や技術論
日本の典型的な 上級者=ハードスペック論に 疲れているはず
☆異論 反論 も多いと思うけれど
こと ゴルフに限って言えば ゴルフに関することを論ずる場合
それぞれの人が その専門の側面からしか見ていない
 一歩通行の感触をぬぐえない

スウィングをする上で 体の使い方は重要かも知れないけれど
いちいち そんなことを気にしていたら 歩くのもぎこちなくなってしまう
正しい体の仕組み  だけでは道具が使えない
ましてや 多くのゴルファーは そんなことに飽き飽きしてしまっている
  
道具を使う 
この行為で 道具を持たない よりも 道具を持った方が
 目的の遂行が難しくなる ゴルフ以外のモノを考えてほしい
  
  • クラブを持たない方が正しく振れる 
  • ボールを打たない方が正しく振れる
   なんだか おかしくないですか
道具は人間が作業の効率をあげたり 楽したりするために ある筈
道具にはその目的 ゴルフで言えば
  • ボールを確実に打つ 
  • ボールを遠くに飛ばす 
  • ボールを安定して狙う
これを遂行するための 機能や機構が存在するはず…
現在のゴルフクラブは おおむね450年前
 殆んど 同じ形状や種類になったのは140年前です
  その目的を遂行「しにくい」 何があれば必ず淘汰され
   進化や変化をしているはずなのですが…
100年前のゴルフは ネクタイを締め ドレスを着て 行う
非常に 社交的な 優雅な 遊び だった筈
近年のゴルフは 自分の筋肉、靭帯や関節が悲鳴を上げるまで 酷使する
  
何かがおかしくなっている と感じませんか

道具…辞書から抜粋してきました
(1)物を作り出すため、あるいは仕事をはかどらせるため、
  また生活の便のために用いる器具の総称。
(2)他の目的のための手段・方法として利用される物や人。
(3)仏道修行に用いる用具。僧の必需品や修法に用いる器具
ゴルフの場合 当然 (1)が正しい筈です
 人間の体だけでは あんなに遠くへ あんなに正確には
 ボールを飛ばすことが出来ませんから…
しかし 道具を持った方が難しくなってしまうのは
  (3)の回答です。
本来は 人間が楽をしたい 作業効率を上げたい 為に存在する
筈の「道具」が人間を苦しめる  
 本末転倒……この言葉、まさにこの為にあるような気がします
人間が1000回も10000回も繰り返し 出来ない動作
 答えの出ない動作   ゴルフショット以外に何かあります?
  そろそろ その行為 動作 
   そのモノの目標が間違っている って気付いても良い頃?
     じゃありませんかね
    楽する為    効率を上げる為
こんな便利な世の中になったのに
 道具を持った方が上手く出来ない
  こんなコンピューターが進んだのに
   基本設計 基本構造は変わらず
    原点の形はあまり変化のない ゴルフクラブ
   それに「理由」が隠されているって思いません?
   それを無視し 体の動かし方ばかり考えていても
   こんなにやっても こんな人数でトライしても
   こんな長い歴史を過ごしても答え見つからなかったんです


  
自分の側から クラブを見るのではなく
クラブの側から 自分を見つめる時が来たのでは
 ないでしょうか

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検証 シャフトのしなり方~しならせ方

2019年06月17日 09時42分32秒 | ゴルフ

検証 シャフトのしなり方~しならせ方

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ミート率 ってなんだ?

2019年06月16日 23時26分03秒 | ゴルフ
オジサンゴルファーが
出来れば練習頻度も少なく
体も痛めず ボールを飛ばそう とするわけですから
うわべ ではない、ある程度の知識が必要です。

その最たる例が
 ミート率 です。 

通常 機械計測、弾道計測をする場合

ボール速度:ヘッド速度 の比率を
なぜなのか ミート率 という言葉で表します。



通常ドライバーでは
 ミート率 1.25~1.55 位の数値、
つまり ヘッドスピードの 150%   ~1.5倍位の
数値にボールスピードはなります。
例:ヘッドスピード40ms ➽ ボールスピード 60ms

この通称ミート率は
ヘッドの軌道やインパクト時のヘッド姿勢 などにも左右されますが、
なにより 一番影響が大きいのはロフト角度 です。
数値として 1.50 というものは
 どんなに頑張っても5番アイアン₍のロフト₎では不可能です。

通称ミート率の数値を高くするには
 より立ったロフトのクラブを使うか
 より立ててインパクト迎えるか
この二つしかありません。

ドライバーヘッドの SLE(スプリングライクエフェクト)
反発係数のルールも これが発想の始まりですし、
ボールのルールもこの ボールスピードが元になっています。


この数値が ミート率 という言葉に該当するかは微妙ですが、
ボールを飛ばす というのは
 この発想₍ロフトとボール速度₎を抜きにはできないのは確かです。

製品として ロフトの立っているものの方が ボールは速くなります。
それが長尺化する理由でもあります。

ここで考えが二つに分かれます。
 ①ロフトを寝かして打っているけれど、製品ロフトを立てる方法 と
 ②製品ロフトは寝ているけれど 打ち方としてロフトを立てる方法
プロも含め 現状では99%が前者、
後者を薦めているのは 世界規模でもハミングバードを含め数社・数店しかないでしょう。

アイアンのストロングロフト化 もその一部ですね。

体のやさしいのは 圧倒的に後者です。
身体能力に大きく左右されないのも後者、
力のない人が楽しく遊べるのも後者だと思います。

 前者を選ぶ限り、練習頻度と整体、果てはブロック注射まで控えている次第です。 



それはさておき
ゴルフは ドライバーショットも一打
2mのアプローチも一打 で
バスケットボールのような どれかのショットが3ポイント
なんてことがありません。

スコアが100 だったとして
OBや打ち直しがないとすると
ドライバーは14回
アイアン・アプローチが50回
パターが36回 位の割合でしょう。
OBや打ち直しがあって ドライバーを20回打ったとしても
トータルで 空中のボールを打つ割合は2割
パッティングも含め 地面からボールを打つのが8割です。
ショットだけだとしても 7割は地面から打つのです。

ロフトを寝かして打つ ということは
バンスが張ります。
ロフトを寝かして打つ ということは
スイングの ヘッドの最下点よりもやや後
ヘッドの最下点はボールよりやや手前になります。

その打ち方で フェアウェイウッドはどうでしょう?
アプローチはうまく打てるでしょうか?

勘違いしている人も多いですが、
この方法ではバンカーは出るだけで 得意にはなりません。
力のない人にとっては 上がっても 飛ばないので
バンカーが苦しくなります。

ロフトを寝かす ということは
ダウンスイングで右サイドが下がり
体重は右に乗ったまま です。

体重がつぶれた右腰に乗ったまま ですから
腰は怖いですよね・・・

答えは明白なのです。
自分の体のメインテナンスにお金も時間もかけられる
若者であるプロゴルファーの真似をして
 オジサンが何になるのか・・・ 利口な発想ではありません。
 
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ウエッヂショットから考察する「飛ばない」原因

2019年06月15日 19時34分53秒 | ゴルフ

使っていないウエッヂを 折れるぎりぎりまで曲げて、実験してみた。

スナップショット 1 (2013-03-29 22-26)スナップショット 2 (2013-03-29 22-26)


スナップショット 3 (2013-03-29 22-28)スナップショット 4 (2013-03-29 22-29)





上のショット
(振り子式遠心力打法)は 
シャフトと言うか、クラブを振ったもの 




(正規なショット)は、
クラブ単体を動かさずに それを持った人間の方が体の向きを変えて
スナップショット 4 (2013-03-29 23-01)








スナップショット 1 (2013-03-29 22-26)スナップショット 3 (2013-03-29 22-28)






 打ちだしの角度、ボールのスピードは明らかに違う 
フェースの後ろ(フェースを転がりぬけ)から ボールが出たような恰好になっている。




 振り子式…の方は、やはり水平移動は殆どしておらず 
けれど、「振り子式遠心力打法」は 
 シャフトのしなり方も全く異なる。


この手の映像で、ちゃんと理解しなければいけないのは
 一見すると 手を止めて、ヘッドを行かせたショットの方が 
ヘッドが出ている(フォローが出ているように)見えるが 
実際には、ヘッドは急激に内側に切り込んでいるだけで 
ボール(飛球線後方)から見ると(同時に撮影していれば)
 明らかに、正規なショットの方が class="article-body-inner">
ボールをくぐらせることを指す。

ロフトが存在する、という意味では、11度であっても 全く同じこと。

シャフトが走る class="article-body-inner">クラブヘッドの重さが、グリップを押して class="article-body-inner">
グリップを止め、ヘッドがグリップを追い越す という行為は、
体力勝負になる。 

ミスショットの危険を内包しながら ボールに高さとスピンを与えるだけ。 
 最高到達点としての高さは稼げず

スナップショット 2 (2013-03-29 22-26)





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ハミングバードと『柔らかいシャフト』

2019年06月14日 21時43分51秒 | ゴルフ
20数年前の話になりますね
その頃は ゴルフクラブで言うと
キャロウェイのビックバーサやセイコーのSヤード
なんて お化け商品の有った時代です。
 
 
ハミングバードはオーダーメイド、カスタムメイドの
ゴルフクラブのお店ですが、
開店当初はオーダーメイドのお店のお約束
グリップ交換が主たる仕事で、
ゴルフ場やゴルフ練習場を回って
グリップ交換のクラブを集めては
 グリップを入れていました。
 
時間とともに リシャフト… シャフト交換
の仕事も入ってくるようになるわけですが、
そこで 始めに大きな疑問を抱くようになります。
 
 
その当時のハミングバード基準では
 
👹 硬いシャフトは 45インチで振動数 250cpm以上
 ちなみに今の基準だと 硬いシャフトはドライバーでは190cpm位でしょうか
位だったと思います。
 
リシャフトをお願いされて →交換する。
練習場にも頻繁に顔を出していましたから、
調子を伺うと 「いいねー よくなったよー。」と
ま お世辞交じりでも言ってくれる。
しかし、その手のリシャフトをしたお客様の多くは
数か月、半年もしないうちに 新しいクラブに替わっている…。
 
なんか それが腑に落ちない のです。
 
壊れてもいない ドライバーのシャフトを
数万円かけて 選び、装着しなおしたもの
その寿命がほんの数か月。。。。
 
これはいったいどんな意味があるんだろうか…。
 
そのリシャフトした シャフトの特性 と
次のクラブや、次のシャフト機種 への
つながりや発展がまるで見えてきません。
 
なんとなく、なんとなく ですが
着せ替え人形のように 単にファッション的な感覚で
シャフトを入れ変えたり、クラブを買い替えたり
しているような気がしました。
 
 
そんな時、あるシャフトに出会いました。
 
そのシャフト その機種は
シャフトの振動数を 硬さ毎にかなりきっちり分けていて
5cpm毎に11種類もの硬さ、フレックスが用意されていました。
 
今でこそ シャフトの目の見える部分に
硬さ表示がされていますが、(2005年位からだと思います)
当時はシャフトの見える部分には
硬さ表示はなく、硬さはグリップの中の隠れた部分に
あったのです。
 
そこで その11種類の硬さを
全く同じヘッド(重量も含め)、全く同じ長さ
同じグリップで仕上げ、2か月位に渡り
延べで100人近い人に打って貰ったのです。
 
 45インチ 200gの11度のロフトのヘッド 
    スイングウエイトは D-3位だったと思います。
 
練習場での大々的な試打会もしました。
 
 
若い人もいれば、年配の方もいます。
シングルハンディ、ゴルフ歴30年を超える人や
始めたばかりの人もいました。
同時にヘッドスピードも計測していましたので、
ヘッドスピードは50を超える人から 30台の人まで
色々いらっしゃいました。
平均的には 40前後という所でしょうか…。
 
 
✊驚くことに そのテストをして頂いたお客様の
9割に近い方が その11種類の中で
一番柔らかいものが 一番打ち易く、距離も出る
という結果が出たのです。
 特に距離においては ダントツと言えるかも知れません。
 
 
一番硬いもので   振動数275cpm
一番柔らかいもので 振動数230cpm
 
特に 255cpmを超える硬さのモノは
誰一人として これはいい! これなら買う!
とは言いませんでした。
 
 
そして 同時に、 その目隠しの硬さ を
どんな順番か、どれが硬く感じ、どれが柔らかく感じたか
ほぼ全員のテスターに評価してもらった結果、
なんと 実際の硬さを全く逆な、反対の
硬いものほど柔らかく感じ、柔らかいものほど硬く感じた
という評価が半数を超えたのです。
 
とても興味深い二つ結果で
柔らかいものほど 方向性も安定性も距離も優れ、
人間の感じる シャフトの硬さは
 実際のシャフトの硬さ通りではない
 ということでした。
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ハミングバードと『柔らかいシャフト』

2019年06月14日 21時43分51秒 | ゴルフ
20数年前の話になりますね
その頃は ゴルフクラブで言うと
キャロウェイのビックバーサやセイコーのSヤード
なんて お化け商品の有った時代です。


ハミングバードはオーダーメイド、カスタムメイドの
ゴルフクラブのお店ですが、
開店当初はオーダーメイドのお店のお約束
グリップ交換が主たる仕事で、
ゴルフ場やゴルフ練習場を回って
グリップ交換のクラブを集めては
 グリップを入れていました。

時間とともに リシャフト… シャフト交換
の仕事も入ってくるようになるわけですが、
そこで 始めに大きな疑問を抱くようになります。


その当時のハミングバード基準では

👹 硬いシャフトは 45インチで振動数 250cpm以上
 ちなみに今の基準だと 硬いシャフトはドライバーでは190cpm位でしょうか
位だったと思います。

リシャフトをお願いされて →交換する。
練習場にも頻繁に顔を出していましたから、
調子を伺うと 「いいねー よくなったよー。」と
ま お世辞交じりでも言ってくれる。
しかし、その手のリシャフトをしたお客様の多くは
数か月、半年もしないうちに 新しいクラブに替わっている…。

なんか それが腑に落ちない のです。

壊れてもいない ドライバーのシャフトを
数万円かけて 選び、装着しなおしたもの
その寿命がほんの数か月。。。。

これはいったいどんな意味があるんだろうか…。

そのリシャフトした シャフトの特性 と
次のクラブや、次のシャフト機種 への
つながりや発展がまるで見えてきません。

なんとなく、なんとなく ですが
着せ替え人形のように 単にファッション的な感覚で
シャフトを入れ変えたり、クラブを買い替えたり
しているような気がしました。



そんな時、あるシャフトに出会いました。

そのシャフト その機種は
シャフトの振動数を 硬さ毎にかなりきっちり分けていて
5cpm毎に11種類もの硬さ、フレックスが用意されていました。

今でこそ シャフトの目の見える部分に
硬さ表示がされていますが、(2005年位からだと思います)
当時はシャフトの見える部分には
硬さ表示はなく、硬さはグリップの中の隠れた部分に
あったのです。

そこで その11種類の硬さを
全く同じヘッド(重量も含め)、全く同じ長さ
同じグリップで仕上げ、2か月位に渡り
延べで100人近い人に打って貰ったのです。

 45インチ 200gの11度のロフトのヘッド 
    スイングウエイトは D-3位だったと思います。

練習場での大々的な試打会もしました。


若い人もいれば、年配の方もいます。
シングルハンディ、ゴルフ歴30年を超える人や
始めたばかりの人もいました。
同時にヘッドスピードも計測していましたので、
ヘッドスピードは50を超える人から 30台の人まで
色々いらっしゃいました。
平均的には 40前後という所でしょうか…。


✊驚くことに そのテストをして頂いたお客様の
9割に近い方が その11種類の中で
一番柔らかいものが 一番打ち易く、距離も出る
という結果が出たのです。
 特に距離においては ダントツと言えるかも知れません。


一番硬いもので   振動数275cpm
一番柔らかいもので 振動数230cpm

特に 255cpmを超える硬さのモノは
誰一人として これはいい! これなら買う!
とは言いませんでした。


そして 同時に、 その目隠しの硬さ を
どんな順番か、どれが硬く感じ、どれが柔らかく感じたか
ほぼ全員のテスターに評価してもらった結果、
なんと 実際の硬さを全く逆な、反対の
硬いものほど柔らかく感じ、柔らかいものほど硬く感じた
という評価が半数を超えたのです。

とても興味深い二つ結果で
柔らかいものほど 方向性も安定性も距離も優れ、
人間の感じる シャフトの硬さは
 実際のシャフトの硬さ通りではない
 ということでした。
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