ぼんやり見る限りは、
先に体ではなく、左上腕を動かして始めている
というの 掴み辛いかもしれませんが、
当の本人の意識は 相当、左上腕~右腕の伸ばし が先
グリップエンドが左太ももを通過・・・までは
右向きをロックのまま
 の意識です。

その位の意識で
やっと 同時、同時進行、
からだの回転通りの動作進行 なのですから
スローな素振りでのトライでも、自分の動きがいかに
からだの回転先行で クラブ・・・腕を取り残し
結局 インパクトは腕で振る 振り遅れ~手遅れ
というのが理解出来るかな? と思います。

ゴルフクラブは 1mの棒の先に
クラブ全体の重さの7割近くがヘッドと言う重量物として
装着されています。
その配分と、その長さから
運動のスピードが上がった時、
重さとして長さが長くなってしまった時、
とともに
ヘッドの方がグリップよりも低くなった時、
重くて 自由に扱うことが出来なくなります。
MVI_0878(2)_Moment(3)

からだで打つ、からだの回転で打つ スイングと言うのは
そのクラブが重くなった時・・・
 ヘッドの方が低くなっているので まあ インパクト前後 というコトになりますが、
そこをからだの回転、体のさばきで動かすコトを指します。
反対に 腕で打つスイングは
クラブが重くなった時、腕で動かすのですから
どう考えても効率が悪く、マッチョな男性…若い人向けの打撃です。

この映像を見ても
ヘッドの方がグリップよりも低くなり始めると
手・腕の動作は終わり始め、
以降、グリップの移動は体の向きに預けられています。
この順序が出来るとショットはかなり楽になります。


そう考えると4bcbe6f4
トップの位置で 右ひじが下に向く準備は
からだの回転 とは関係なく、
腕で円弧を作るためのモノ…というのが
理解できるのではないか と思います。