【スイング再生工場】絶滅危惧種のゴルフクラブ造ります

重いヘッド&柔らかシャフトを通し、ゴルフを考え スイングを学べるクラブを追求! 誰よりも振らず誰よりも飛ばすをモットーに

 今回の「お題」は つかまえる です

2020年02月20日 21時19分14秒 | ゴルフ

 


被験者になって頂きました Rさん
 ご協力ありがとうございました。

いま 現在、Rさんの悩み(のフリ)は
〇飛距離が欲しい
〇スライス気味?
〇捕まった球はひっかかり
〇アプローチの安定
〇スコアの壁

そんなところです。

一般的には 上の5個の悩みは別々なモノ、5種類の悩み、
として考えられがちですが、すべては共通する 有るコトから始まっています。

ある部分が解決すると 
魔法のようにその場で全部いっぺんに

解決する訳ではないですが、同時進行で多数の悩みは解決というか、
人間は欲があるので、更に高度な悩み(喜び)に変わります。


 その「悩み」の始まり、根源は「つかまらない」コトです✋


それが問題だと Rさんご本人 もわかっている状態です。

では 処方前、セミナー開催の第一球目のスイングをどうぞ



本当にお約束通り のパターンです。
そして 多くのアマチュアゴルファーが この症状、この状態、
この
「呪いの黒魔術」から抜け出せない ばかりか
それが
「呪い」だと気づいていません。

このブログに置いても 飽きてしまうほど書いていますが、

自分がそれに該当していないと思えば
さして 気に掛からない部分 なのかもしれません。


スイングにおいて クラブ、ヘッドは傍からは
円を描いて、円軌道を描いて見えます。
👉それは からだが回る から であって
×クラブ単体が動く ×クラブが回転して円を描く のではなく
クラブを持った打ち手が向きを変えるから 円を描く 
のです。
つまり クラブは単体では動いておらず、
クラブ、ヘッドが動くのではなく、クラブを持った自分が動いている のです。



典型的な「こすり打ち」です。
 つかまえ! に問題がある、と気づくのは すごい と言えます。
 殆どの人は これが普通 と思っていて
 飛ばさない打ち方を 速いヘッドスピードで解決 と信じています。
 滑稽を通り越して悲劇です・・・( ゚Д゚)

 ・・・・・・ユーチューブを見ても、ツイッターを見ても、フェイスブックを見ても
 右を見ても、左を見ても この「こすり打ち」のバーゲンセール状態です…


✋この打ち方「こすり打ち」では
 クラブを手、腕で円を描かせるため
 肩を使わなくてはなりません。
 ですので、必然的に からだ の回転の
 からだ は 肩 だと認識
するようになります。

✊肩・肩甲骨 は胴体に対し 横回転することは出来ません。
downswing

 肩でまわる と思っている人は 背骨を捩じっているに過ぎず
 自虐的にコブラツイストをかけているコトになります。
 肩は遊びとして上下に動きますから
 前傾姿勢とは関係ない 妙な縦回転になります。
 最下点は毎度毎度 ボールよりも手前(右)になりますから
 飛ばない、上がるばかり、スライスしやすい ばかりか
 わざとダフリ・トップを打つ方法 でもあります。



〇からだの回転で円を描く のと
✖肩、腕さばきで円を描く のでは
クラブの機能は全く異なってきます。
真反対と言っても良いほどです。

✖肩、腕さばきで円を描いてしまうと
まず ロフト というか
フェース面とボールとの関係では
▼フェース面で ボールの底を打つような
▼フェース面が常時自分を向いている状
態 になります。
勿論 これでボールを打つコトも可能ですが、
意図的な「ロブショット」を打つようなモノですから
当然、ボールのスピードが落ち、その分、
 ボールのスピンは増え、弾道は高くなり易いです。


👉飛ばない というより 飛ばさないショット と言えます。


ロフト、ヘッド軌道の変化が激しいですから
 方向性も安定しないばかりか、
ダフリ トップのミスは常時起こり得ます。
👉ダフリ トップの合間に「ほどほど当たる」ショットが存在する状態です。

スピードで解決できるフルショットであれば
なんとか ボールは疑似つぶれが発生するので マシ ですが、
ハーフショットのような アプローチは大変ですね~。
腰痛になってしまうほどの練習量が必要です。


ゴルフクラブは 1ⅿの棒の先に全体の重さの6割以上の重さ が偏重して
造られています。
そのゴルフクラブを ぶんぶん振る訳ですから
 必要以上、数倍の遠心力が発生します  ⇒左グリップの握力が重要!
だいたいのパターン、左グリップ支点に
右手を使うので クラブが飛んでいかないように
フックグリップで ガブッっと握らないとイケマセン
から
  ⇒手首を甲側に折って 持っているでしょう。
その ㊧グリップ、左手首の形が一つの証 とも言えます。

o0480048012502815891



ごくごく普通…だと思っていた スイングの常識 が
▼飛ばない
▼ミスが多い
▼スライス
を生み出しているのです。

それの始まりは すべて 「つかまえるコト」を知らない
「つかまえ方を知らないコト」から始まるのです。

 

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ボールの行き場を無くせ

2020年02月20日 18時16分03秒 | ゴルフ

 

◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります

 



ボールを捕まえるとは
『球体であるボールの行き場を無くす』ことです。

IMG_0659あくまでもイメージですが、
このようにボールを捕えると
ボールはロフトの方にしか
逃げ場はなくなります。

そのロフトが ボールへの破壊力を
ボールの回転として逃がします。
故に 大きなロフトほど回転は増え、距離が落ちる
それが ロフトと距離のメカニズム です。


002クラブを振って
リリースしてこのように振ってしまうと
ゴルフクラブの
長い棒の先に重さがあるという構造が
作り出す遠心力やその重さによって
最下点は必ずボールの手前(右)にズレ
体が上を向いたインパクトを作り出します。

ボールとヘッドだけの関係では
ロフト・・・ヘッド姿勢という意味では
ロフトの開きにはある程度限りがありますが、
体の上向き…左足上がりの状況には
限りがないほど ロフト効果を開くことが可能です。

ですので クラブは振れば振るほど
倍々に重くなって行き
ボールとヘッドの位置調整をするには
どうしても 斜め下に発生する遠心力や重さに対し
同量分、斜め上に引き上げる必要が出てきます。

飛ばそうとするほど ロフトは増え
ミスの確率も飛躍的に増えてしまうのです。

 

IMG_0662


ゴルフクラブの機能を活かして
ゴルフショットするのには
このインパクトイメージが持てるか どうか です。

スナップショット 2 (2013-11-13 6-41)ダウンスイングの後半
この位の位置から
ヘッドをボールに届かせるのに
多くの人は
ヘッドを動かします。

正しくは その弧 腕のサポートもありますが
体の回転によって
グリップが移動するから生まれる、のです
グリップが移動するからヘッドが引きずられるに過ぎません。

ここでグリップの移動でなく、
グリップの『さばき』入れ替えによってヘッドを動かすと
その動かした分、左サイドが上がります。
下げてるのに上がる のです。

グリップの移動によって
ヘッドは引きずられていくので
イメージとしては フェース面でボールの上っ面を
さらっていくような感じになります。
スナップショット 8 (2013-06-09 14-54)スナップショット 10 (2013-06-09 14-54)




ですので インパクト前後で体の回転も止まりませんし
グリップの移動も止まりません。

飛行機で 地面にある荷物をフックで引っ掛けて
さらっていくような、そんな感じです。

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