【スイング再生工場】絶滅危惧種のゴルフクラブ造ります

重いヘッド&柔らかシャフトを通し、ゴルフを考え スイングを学べるクラブを追求! 誰よりも振らず誰よりも飛ばすをモットーに

ヘッドは遅れて「当たり前」

2020年02月04日 20時05分19秒 | ゴルフ

http://hbs.livedoor.blog/

 

ゴルフスイングでは
土台である からだ、骨盤、胴体・・・

呼び名はそれぞれですが、その土台である
体が向きを変える・・・移動を続けている限り
それに付随する、すべての重量物は
重さの分、徐々に遅れながら付いてくる形になります。

中華料理の円卓、を回したとき
その上に乗っているモノは その円卓の回転に遅れることはあっても、
その円卓の回転を追い越すことは不可能ですよね。


Jack Ni_Moment(2)


と言う前提の上で
俗に言う オーバースイング というのは
その格好、姿が問題なのではなく
遅れ易い腕、グリップ、クラブを
からだの外、体の幅より外(右)にずらしてしまうことが問題
 一言で言えば 手で上げるな というコトです。

皆さんの良く口にする、そしてとても嫌いな アウトサイドイン
も基本は同じで、手遅れ…グリップの位置がからだから外れているので
本来 からだの回転で打ててしまう時期を逸してしまい、
その代わりに手で振る というのが アウトサイドイン で
それは軌道!の問題ではなく、
時期や体の幅からグリップが外れてしまうこと が問題なのです。

そして ヘッドが遅れることは ロフトの立ち にすれば良いだけなのに
それを 開き にしてしまう から ミスになるのであって
その 開き と言うのも グリップがからだの幅から外れないと
発生しないのですから フェースターンのスイング というのは
自分で 放火して、一生懸命 自分で 消火 する
まさにマッチポンプというコトになります。

PCC



ツイッターやフェースブック、インスタグラムなどに
掲載されている スイングを見ると
最近の主流であるスイングのテークバックは
トップの位置はさほど深くはないのですが、
    殆どが 実質・オーバースイング なのです。

単に体をボールに向けっぱなしにして
腕だけで疑似的なトップの位置を作るから深くならないだけで
これで体を回したら 見るからに オーバースイング になるだけです。

ショットの事前準備で 思いっきり振り遅れを作っておいて
途中 からだを止めて ヘッドの遅れ~正式には開きを閉じる・・・
なんだかなー って感じがします。

down under_Moment(3)



✋勘違いを是正しておきたいのですが、
アウトサイドイン や インサイドアウト
煽り打ち や ダウンブロー など
ヘッドの軌跡、俗に言うスイングプレーン(軌道)の話 が少なくないですが
それらは ひじから先の手先、手首などで作るモノ ではなく
大きな からだの姿勢で 造るものです。
アウトサイドイン とは からだが正面を過ぎた時期で打っているに過ぎず
そのタイミング、そのタイミングを作り出す手順を変えないで
スイング軌道をいじっても混迷を深めるだけ です。
上から打つ というのも 左が低いうちに ボールに入る
というコトを指しているので、無理やり手先で「ダウン」、
ヘッドを下げるように振れば より体は上を向いて
ダウンスイング出来る機会を失ってしまいます。

 

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ミート率 ってなんだ?

2020年02月04日 14時00分16秒 | ゴルフ

オジサンゴルファーが
出来れば練習頻度も少なく
体も痛めず ボールを飛ばそう とするわけですから
うわべ ではない、ある程度の知識が必要です。

その最たる例が
 ミート率 です。
IMG_0771

通常 機械計測、弾道計測をする場合

ボール速度:ヘッド速度 の比率を

なぜなのか ミート率 という言葉で表します。

通常ドライバーでは
 ミート率 1.25~1.55 位の数値、
つまり ヘッドスピードの 150%   ~1.5倍位の
数値にボールスピードはなります。
例:ヘッドスピード40ms ➽ ボールスピード 60ms

この通称ミート率は
ヘッドの軌道やインパクト時のヘッド姿勢 などにも左右されますが、
なにより 一番影響が大きいのはロフト角度 です。
数値として 1.50 というものは
 どんなに頑張っても5番アイアン₍のロフト₎では不可能です。

通称ミート率の数値を高くするには
 より立ったロフトのクラブを使うか
 より立ててインパクト迎えるか
この二つしかありません。

ドライバーヘッドの SLE(スプリングライクエフェクト)
反発係数のルールも これが発想の始まりですし、
ボールのルールもこの ボールスピードが元になっています。


この数値が ミート率 という言葉に該当するかは微妙ですが、
ボールを飛ばす というのは
 この発想₍ロフトとボール速度₎を抜きにはできないのは確かです。

製品として ロフトの立っているものの方が ボールは速くなります。
それが長尺化する理由でもあります。

ここで考えが二つに分かれます。
 ①ロフトを寝かして打っているけれど、製品ロフトを立てる方法 と
 ②製品ロフトは寝ているけれど 打ち方としてロフトを立てる方法
プロも含め 現状では99%が前者、
後者を薦めているのは 世界規模でもハミングバードを含め数社・数店しかないでしょう。

アイアンのストロングロフト化 もその一部ですね。

体のやさしいのは 圧倒的に後者です。
身体能力に大きく左右されないのも後者、
力のない人が楽しく遊べるのも後者だと思います。

前者を選ぶ限り、練習頻度と整体、果てはブロック注射まで控えている次第です。
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それはさておき
ゴルフは ドライバーショットも一打
2mのアプローチも一打 で
バスケットボールのような どれかのショットが3ポイント
なんてことがありません。

スコアが100 だったとして
OBや打ち直しがないとすると
ドライバーは14回
アイアン・アプローチが50回
パターが36回 位の割合でしょう。
OBや打ち直しがあって ドライバーを20回打ったとしても
トータルで 空中のボールを打つ割合は2割
パッティングも含め 地面からボールを打つのが8割です。
ショットだけだとしても 7割は地面から打つのです。

ロフトを寝かして打つ ということは
バンスが張ります。
ロフトを寝かして打つ ということは
スイングの ヘッドの最下点よりもやや後
ヘッドの最下点はボールよりやや手前になります。

その打ち方で フェアウェイウッドはどうでしょう?
アプローチはうまく打てるでしょうか?

勘違いしている人も多いですが、
この方法ではバンカーは出るだけで 得意にはなりません。
力のない人にとっては 上がっても 飛ばないので
バンカーが苦しくなります。

ロフトを寝かす ということは
ダウンスイングで右サイドが下がり
体重は右に乗ったまま です。

体重がつぶれた右腰に乗ったまま ですから
腰は怖いですよね・・・

 

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