タカちゃんの野望 比較対象編
<time datetime="2017-09-27T00:00:08+09:00"> </time>
飛距離に悩むゴルファーの多くが
「飛ばしはヘッドスピードにある」と考えています。
ウソ! とは言い切れませんが、
半分はホント、半分はウソと言えるでしょう。
(もっと少ないかな…)
飛距離に悩むアマチュアゴルファーの飛ばない理由においては、ヘッドスピードを上げると飛ぶようになるか
には疑問符が沢山付きます。
ごくごく平均的なゴルフをする
成人男性(平均値59歳)のドライバーショットで
ヘッドにかかるボールの重さ、
ボールにかかるヘッドの加圧(質量)は
800キロにも及びます。
![6e29a7ea8f8f16e856be62cba38d45c6](https://livedoor.blogimg.jp/hbs/imgs/7/5/7552f1b4.jpg)
その重さに耐えるクラブ扱いをしておかなくてはなりません。
多くのゴルファーが行うゴルフスイングは
インパクト付近で、体や左腕を止めた状況で
クラブと利き腕(右腕)だけを動かしている
俗に言う「手打ちの状態」です。
別な言い方をすれば
グリップそのものを体や腕さばきで動かして
グリップの移動が直接ヘッドの移動になる打ち方と
グリップを先に動かし、それを支点として
その後ヘッドだけを動かす打ち方は
極端には 打ち抜きの前後はクラブしか動いていません。
それでは動かしている総体の質量が低く
しかも、その打ち方ではボールの打撃力は
スピンに化けやすいので
スピードをアップしても 飛距離増加の効果は薄い
殆どないと言ってもイイでしょう。
インパクトで 体と言う一番質量の重いものを
原動力にして重さをどかす打ち方をした方が
ボールと言う質量に勝ち易くなります。
![329500ce](https://livedoor.blogimg.jp/hbs/imgs/e/d/ed993f15.jpg)
腕や手だけで クラブを動かしてショットしている限り
その800キロと言う重さに勝てず
労力が飛距離に繋がらない だけでなく
その質量(ボール)に動きを止められてしまいやすいので
フォローやフィニッシュが取れない
というのもありますね。
ゴルフクラブは
その形状から クラブの重さはグリップをどう移動させるか
グリップを移動させるためのもの です。
➡グリップを移動させ
それから後にヘッドを動かして打撃すれば
クラブの重さやその形状の理由は
既に使われた後に、単なる「労力」で打つことになります。
クラブの機能が使われている時にボールを打たず
逆にその重さが負荷になる状態でボールを打つ訳です。
そして、とても重要になるのが
一番速度を上げたいところで
体の中に止めておく部分と動かす部分の二極が発生し
その境になる部位・箇所に負担が集中するということです。
それは人によっては左手首であり、左ひじであり
場合によっては首なんてことにもなりかねません。
質量に勝つ為にも、飛ばすためにも、
体を痛めないため、にも
グリップの移動そのもので打撃を心がけて下さい。
ハナちゃん(仮称)の今の悩みは
この間 キャディさんに言われた
「無駄に高い球」になってしまうコトです。
距離は・・・飛ぶに越したことはありません。
不満足と言うほどでは無いのですが、
結構な頻度で出てしまう「無駄に高い球」で
距離を損しているような気がしてなりません。
そこで 噂に聞いている
横須賀の黒い沼を訪れてみました。
そこには 悩みを解決してくれるという
黒い太ったガマガエルが住んでいると聞きます。
*美しい女神とは口が裂けても言えそうにありません……
黒い沼の前で ハナちゃんはつぶやきました。
「無駄に高い球を嫌ですが、
今年 腰を痛めたので 腰が痛くならないように打ちたいです」、と。
すると 沼から 異様な風貌のガマガエルが表れ
幾つかの課題を授けました。
①ヘッドと言う重たいモノを放置して打ちなさい。
その本当の意味合いを考えてみなさい。
自分では ヘッドを振っているつもりではないが
その実、ヘッドばかりを振ろうとしてはいないか
自分でヘッドに「弧を描かせて」いないのか
ヘッドの重さは 運動とともに増えます。
その重さは 切り返しの早い段階で
グリップを移動させるのには使えますが、
へっどのそのものは グリップを動かすコト でしか動きませんし、
その移動量は
グリップの移動 マイナス ヘッドの実質的な重さ(運動で加わる量の積算) です。
②遅い、速い、飛ばす、飛ばさない、
フルショット、アプローチ、パターに限らず
ボールに当てる 届かせる のは からだの回転 です。
①の話とも共通しますが、ボールを体の「横」回転で
向きを変える動きで 当てる、届かせない。
それを念頭に 腕と体を動かす順序を考えなさい。
とかく 上手くいかないと ヘッドでボールを探りたく
ヘッドを動かして何とかしたくなりますが、
そこは ぐっと我慢して 体の向きでボールに当てなさい。
ヘッドでボールを探ってはダメです。
③ボールを打つ と言う行為は
ロフト という角度を使って
ボールの逃げどころを塞ぐコト です。
もしも ロフトが 0度・絶壁・垂直 であれば
ボールを地面に埋めるつもりで 打つのです。
✋この意味が通じるか どうかは これから次第 ですが、
『ボールは弾いて打つ』モノではありません。
自分の体全体の 大きな動作速度 が
ロフト角度によって 距離に変換されるモノ であって
インパクト付近の急な加速・・・というか
伝わりにくいかも知れませんが、インパクトの強さ で
造るものではありません。
✊どちらかというと フェースを地面に押し付ける
その間にボールがある感じです。
④モノを持つ というコトは
そのものの重さ分 腕に引っ張る(上げて)いないといけません。
ダウンスイング以降、腕も体もその運動分だけ重くなるので
その基になる、腕の生えているからだと同期して移動させるには
自発的に、積極的に、そして 先に 腕(上腕)
特に左上腕で 動かしていないと 結果的には同時になりません。
これは タイミングや体の姿勢との絡みで
そのかみ合っている歯車のコマを 少しづつ 少しづつ
ずらす必要がありますので、少々時間がかかります。