【スイング再生工場】絶滅危惧種のゴルフクラブ造ります

重いヘッド&柔らかシャフトを通し、ゴルフを考え スイングを学べるクラブを追求! 誰よりも振らず誰よりも飛ばすをモットーに

アプローチショットドリル◇もっとグリップをインサイドに!

2019年12月25日 21時23分33秒 | ゴルフ

多くのお客様がアプローチの練習にいらっしゃいます。
シュミレーションの機械、弾道計測の機械は
このアプローチの練習に非常に適しています。

アマチュアの平均的なスコアで
パターも含めた50ヤード以内のショットは
全ショットの7割前後、
3回に2回は50ヤード以内のショットです。

その練習を見ていると気が付くのは
ボールを飛ばせたい飛球線に
真っ直ぐ引いて、真っ直ぐ出す という
方向に対するイメージが強すぎる気がします。

ゴルフクラブは元来、ロフトとライ等の
ヘッドの機能を含めた形状から
左ななめ上を向いている構造をしています。
特にアプローチショットのようなスピードのない
トゥダウンの起こりにくいショットではそれは顕著です。

それを基本、体の向きの変更
回転運動でさばくんです。

直線運動…直線移動のイメージを持つのであれば
アプローチではあっても、右を向いている
そこからフォローに対しての直線移動イメージであって
飛球線方向 とはかなり角度が違います。

体の回転で移動させる グリップは
トップの位置から左~シャンクの方向です。

これにはやや斜め下という上下方向の動きも
なくはないですが、それは体の回転で動かせば
自動的についてくるので、とりあえず
トップの位置から「体の回転」でシャンク方向に
グリップを移動させるイメージです。

直線のイメージの延長線上ですが
ボールをさばくのは
ボールの後ろ~ボール~飛球線 と言うイメージではなく
ボールの手前(自分側/近く)~ボール~ボールの向こう側(遠く)
と言うイメージの方がよいと思います。

ボールを真っ直ぐいかせたいのはよくわかります。
それが故に
・・・・・・・テークバックもヘッドを真っ直ぐ引く。
故にグリップが体から離れます

アプローチでミスの主な原因は
例えば首也、胸のどこかとヘッドの位置関係
距離とその位置関係の大きなずれによって
ボールと自分との距離感が狂ってしまう事です。
止まっているはずのボールを
動かしながら打っているのと同じです。

グリップを上げてから回る、
グリップを下げてから(一呼吸おいて)回る。
このトレーニングを基本に
アプローチの練習で
テークアウェイの初期段階、もっともっと
体の回転、足さばきなり、お尻さばきで
グリップを イン に移動させましょう。

ショットの練習の延長線上として
テークバックで右に体重を乗せるのは重要ですが、
右のポケットが背後、後ろの下がる
「ライトポケットバックの動き」で
グリップがもっとインに移動しないといけません。

右に行くときは右半身
左に行くときは左半身
前輪駆動の動きを覚えた方がよいでしょうね。
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パターとドライバーの意外な関係

2019年12月25日 17時18分04秒 | ゴルフ
一般的なスイングで! と言う話ですが
硬いシャフトのクラブを使った後で
柔らかいシャフトを使えばダブりや右、天ぷら
のミスが誘発されやすくなります。
その逆の順序で使えば、トップ気味、左、ひっかけのミスです。

例えばそのひっかけのミスが出た後で
あ、勿論コースですが
それを修正しようという意識が芽生えた時
今度はそれとは違う毛色のクラブを使って
それと違うクラブのせいで出たミスを修正しようとするのです。
感覚おかしくなりそうですよね。
なにがミスの原因なのか分からなくなります。 



典型的な例があります。
最近のパターはマレット型が多く
その多くがスチールのベント(曲りの入った)シャフトです。
マレット型は見た目は大きいですが
ヘッドはその見た目と異なり、ダイエットされていますから
とても軽いのです。(中空洞タイプも少なくないですね^)
そしてスチールだけでも十八分硬いのに
途中に曲りの入ったベントシャフトは
シャフトとしての機能は一切ないほど極上に硬い冷凍マグロです。
そして マレット&ベントシャフトの組み合わせの意図は
フェースバランスを取ることにあるので
ヘッドの重量の中心点はグリップの、シャフトの延長線上
つまり その重量の中心点とシャフト軸(センタ)までの
重心距離と言うものがゼロ、存在していないのです。
同じヘッドの重量であっても
重心距離の長いものほど重く感じます。
 重量効果が高いということですね~。 

コースで使うパターの頻度は
すべてのクラブの中で一番多いですが、
それと同時にラウンド中、一番手に持っている時間も
パターがダントツに長いのです。
コースレイアウトなど場合によっては
次のティーグラウンドまでパターをもったまま
なんていう事もあります。

そして、その次に使うのが
クラブの中では一番ヘッドが大きく(重心距離が長く)
十中八九 一番シャフトの柔らかいドライバーです。
一番シャフトが硬く ヘッドが感じにくいパターの次に
一番ヘッドが感じやすい、重く感じる上に
一番長いクラブを打つのです。

どうですか…、うまく行きそうですか?

ダメな可能性は非常に大きいですよね。

だから多くのゴルファーは
ドライバーの素振りをして感覚調整をしてるんです。
アイアンに比べるとワッグルする回数や時間も
長いことが多いですよね~。

ドライバーに悩みを抱えるゴルファー
一度 パターのことも考えていいかも…ですよ^^ 
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