【スイング再生工場】絶滅危惧種のゴルフクラブ造ります

重いヘッド&柔らかシャフトを通し、ゴルフを考え スイングを学べるクラブを追求! 誰よりも振らず誰よりも飛ばすをモットーに

頑張らない君

2019年12月22日 16時17分20秒 | ゴルフ
頑張らない君
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スライス~フック

2019年12月22日 14時54分46秒 | ゴルフ
球筋についてのお話 です。


スライス…とは
飛んでいる球に ㊨回転が入っており、
弾道に右曲がりが入るコトを指します。

フック…とは
飛んでいる球に ㊧回転が入っており、
弾道に左曲がりが入りコトを指します。

✋ 余談、ですが、
ゴルフで言われる 『こすり球』 とは
㊨回転~スライスのコトではなく
使ったクラブのロフト の想定される回転より
多くの回転 が入った球、
より寝かしたロフトで打った球のコト です。
ですので スライスだけでなく、フックであっても
こすり球は発生し、双方、飛距離の出ない球になります。



多くの人は この上からの映像で
インハクトは こんな感じ・・・ 時計盤を当てはめると
12時位を考えているのでは と思います。


ボールの回転 というのは
ヘッドの進行、移動に対して
◌フェースが開いていると 右回転
◌フェースが閉じていると 左回転 が入る仕組みに成っています。

一般的には ヘッドターン、フェースターンであると
❶11時 ❷12時 ❸1時 の時は
ヘッドの進行に対しては 順に
❶閉じている ❷スクエア ❸開いている
になってしまいますから
❶左に引っかかって 左回転
❷真っ直ぐ飛んで 左右の回転なし(もしくは微小)
❸右に飛んで 右回転 になってしまいます。

本当は どの局面 どのインハクトタイミングであっても
出だしの球の方向が変わるだけで
球筋は変わらない
ヘッドの軌道、ヘッドの進行、ヘッドの移動と
フェース、ヘッドの向きは同じな筈!です。

そうしないと ほんのちょっとしたタイミングのズレによって起こる
インハクトタイミングのズレ ❶❷❸ によって
距離もボールの高さなどの弾道も方向も
全く異なる 3種類の球になってしまいます。


そして、実は一番問題なのは
この話になっている ヘッド軌道・・・その時間進行 『は』
正しくは からだの向き によって行われる筈 なのですが、
このイメージ写真、このイメージによる インハクト

を 手の動きや腕の返し、もしくは肩の揺さぶり だと
イメージしているコトです。

そうなると この円弧 は
手先 と からだの向き の二種類が同時進行で
違うリズムで動くことになりますから
更に 多種類の弾道、距離、方向が生まれてしまいます。


もう一度 書きますが、
この円弧の時間進行『は』 からだの向き によって起こるモノで
腕は そのクラブヘッドの移動に対し
 同じ向き、同じ姿勢のヘッドを『維持』することが仕事
つまり 腕は 全体が動いている中で 
『動かさないように動かす』のが仕事なのです。

傾斜やタイミング、コンディションによって
いとも簡単に インハクトタイミングはズレます。
 ✋ズレるモノです。
そこまで 厳密に インハクトタイミングを作るコト は不可能です。
 そのズレがあっても
似たような弾道、似たような距離、似たような方向 に打てることが
スコアを良くしたり、距離を延ばす ことでもあります。

その科学的というほど難しくない
物理的な ボールとヘッドの関係
ボールの飛び を 勘違いしているのですから
スイングやショットが上手く行く訳もないのです。
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飛ばしたい! スライス・フック

2019年12月22日 13時48分51秒 | ゴルフ
こんなお問い合わせを受けることがあります。


スライスに悩んでいますがどうしたらいいのでしょうか?
フックに悩んでいますがどうしたらいいのでしょうか?


まず この双方のご質問に答えさせていただくのに
フェースの返り、ヘッドターン、フェースローテーションは
始めから除外させて頂きます。 
フェースの向き(返り)によって
スライス・フックするものを
フェースの返りで解決する限り
スライスはフックか引っ掛けに
フックはスライスかプッシュになるだけで
二股に分かれた蛇口の片方を抑えるだけになります。
そこを誤魔化しで解決したとしても
今度は 狙い通りの方向に行かせるためには
距離を犠牲しなければいけなくなる
永遠のシーソーゲームです。
単に左回転のボールをフック、右回転のボールをスライス
というのであれば まあ仕方がないのですが、
フェースターンそのものは こと「クラブ扱い」に
関しては論外の方法論なので、
それで回転による名称分けはあまり意味がなく
双方 打ち損ね と言っても過言ではありません。

ゴルフのショットは
勿論 どの道、コースでは欲などの精神状態が絡みますし
その精神状態や現実逃避などの心の問題が原因ですが
ミスは出ます。
それはそれで楽しいと思います。
思いますが、距離と方向というのは
実は双方同時に叶っていくもので
念頭から、どちらかを犠牲にすべき と考えるのは
ちょっと面白くないですね。


で 話は本題の戻ります。
正しくゴルフクラブを使える
もしくは使いたい と思っているゴルファーにとって
スライス、または右回転の弾道の原因は
クラブヘッドを振ることによって発生する遠心力
それを相殺して 定点であるボールを打つ為に行う
体をボールから引く、遠ざける、ボールから離れる動きです。
この動きが水平方向に多く働いている状態で
出るのが スライス です。
ですので 本当に、本気で、スライスを解決したい
と思っているのなら
ボールから体が離れていくことを治すのではなく、
ボールから体が離れていかなくてはならない原因を
消さなければなりません。


一方 フックボールですが
ゴルフショットは本来、パッティングも含め
左回転は必ず入ります。
ある程度、普通にクラブを使っている限り
ボールは左回転になります。
それが表立って球筋に現れる ということは
分母である縦回転 と 分子である横回転 の関係の
縦回転が必要な数値に達していない
縦回転が少なくなる「なにか」があるということになります。
縦回転を大きく司っているのは ロフト効果 です。
ロフト「効果」というのは インパクト時の
ヘッド姿勢による「ロフト」だけでなく
ヘッドの上下・高さに対するヘッド軌道も含まれます。

単純な発想に置き換えると
入射 上から下へ というヘッド軌道は
姿勢ロフトに 対し 増える効果を与えます。
煽り(仰角度)下から上へ というヘッド軌道は
姿勢ロフトに 対し 減らす効果を与えます。
  ➡これをロフトを立てると勘違いしないように…。
   その勘違いの病魔は深く回復が難しいです。


まあ ほとんどの場合 煽りうち です。
入射角度をしっかりとって 姿勢ロフトを立てすぎ
というケースは 本当に絶滅危惧種。。。
いや 絶滅しているかもしれません。
ゴルフクラブは 上に向かってヘッドが動いていると
その分、その上昇角度分だけ作用としてロフトが減ります。

話は横道にそれますが、
飛距離が出てきている さらに伸ばしたい
という時に はまるミスもこれが原因です。
この煽りうちを使って飛距離の増加の罠は
ゴルフスイングの中では一番深刻なもので
深く陥ってしまうと治す方法がない とまで言われます。 
インパクトまで 右腕を伸ばす習慣付けとすると
右サイドが高く維持できる 距離感というか
空間感を身に着けることが出来ます。
じつは 飛ばし ということに関して
この右サイドの高さというのは絶対条件です。
たとえ それをクラブを振ってしまう
ヘッド振ってしまう、腕でクラブを動かしてしまう
であったとしても その空間感を身に着けない限り
よほど 超人的なヘッドスピード(身体能力)でないと
飛ばし屋には絶対なれません。
  
で、全く反対に見える スライスとフック
ところがその大元にある原因は大体同じで
漠然と言ってしまえば
 「時間の調整」 です。
別な言い方をすれば クラブヘッドの移動距離と時間
体の回転による移動距離と時間
この双方の時間が合っておらず
インパクトするのに 「時間調整をしているから」 が
原因です。

ここんところが 分かれ目 と言えるのですが、
★ヘッドスピード
 ➡ヘッド移動の原動力
★ボディスピード
この二つの速度が別な感覚である限り
この問題は解決しないでしょう。
クラブヘッドスピードはボディスピードそのものです。
多くの人は ヘッドスピードの方がボディスピードよりも
速くなるもの と考えていますが、
その勘違いは ヘッドの通る道のりが
 圧倒的に、無駄に、不必要に 長い からに過ぎません。
 
錯覚しないでほしいのは
スイングはその場の運動です。
結果として 体の向きを変える
 傍目では「回転運動」と捉えがちですが、
ゴルフという種目には相応しませんが
自分が直線的に 5m移動…5m前進した分
    ヘッドも5m移動…5m前進した
と同じことを 回転によって処理しているだけなのです。
結果として 回転運動になるので
ヘッドの方が軸点(背骨)からの距離な遠い
 円に対しては外周になるので 「数値」としては
ヘッドスピードは高くなりますが、
その源である 体の動作を上回ることはありえない のです。



ヘッドを振るスイングは
体の回転で「直に」クラブヘッドを動かしていませんから
常時、時間調整が必要です。
体で動かすよりも 道のりも圧倒的に長いですからね…。

体の回転でクラブ、クラブヘッドを動かそうと
心がけているゴルファーであっても
コースへ出ると 精神的な作用などによって
ほぼ全員のゴルファーは 準備としての回転不足に陥り
この時点で 必ず何らかの「時間調整」が必要になります。
具体的に言うと
テークアウェイがちゃんと体で起動せず
量としてではなく「質」として 回転不足に陥り
その結果、インパクト時、体はボールから遠ざかったり
上を向いたりすることになるのです。



う~~ん この話題も出来る出来ないは別として
会話として成り立っている人には役に立ちますが、
会話として成り立たない人には意味不明で
言葉は悪いですが、フェースローテーションの調整という
付け焼刃で対処するしかないのかも…です。
 
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