新屋。秋田。西目。秋田商業。秋田西。大曲工業。秋田工業。そして秋田南。
８強に出揃った各高校が準決勝進出を賭けて、６月３日（土）各会場で激突しました。
６月とは思えないほど気温が低く、横殴りの暴風雨が吹きすさぶ悪天候であった１日でした。
「短パン姿」のＮ岡は、会う人、会う人の失笑を買っていたのは言うまでもありません。笑
ブログ冒頭の前振り（前説）はこの程度で止めておきましょう！
さあ、お待たせいたしました。
ここからが正念場！準々決勝！
先ほど終了したばかりの「秋田南ＶＳ秋田西」結果速報です！
※ ※ 第63回秋田県高等学校総合体育大会 サッカー競技 準々決勝 ※ ※
平成２９年６月３日（土曜）１３：００キックオフ
会場／西目カントリ―パークサッカー場
秋田南 １－０ 秋田西 （前半０－０）（後半１－０）
得点者：後半２８分 秋田南７番君
暴風雨の激闘を辛くも制した秋田南。これで準決勝進出！
試合開始のホイッスルが鳴ってから試合終了までの７０分間、
試合会場の西目カントリ―パークサッカー場は南から北への強風、そして横殴りの雨に叩き付けられていました。
そのため、パスによる展開がほとんどできず、秋田南、秋田西双方ともにゴール前までボールを運べる回数がとても少ない試合でした。
「ザ・我慢比べ」と形容できよう、そんな試合展開が続きます。
ボールを遠いサイドに展開しようと、ボールを高く浮かしたパスを蹴っても、ボールが右に流れたり左に流れたり。
しまいには、風下（風を受ける側の攻撃では）では、蹴ったボールが高く上がり、一度前に進むも、風で押し戻されて蹴った選手の後ろに流れてしまうケースも。
そんな”ボールキープの時間が極端に少ない”試合展開が続き、こう着した”我慢比べ”のような時間が過ぎていきます。
そんな”ムズムズした”試合展開が続く中・・・
前半戦風上の秋田南はセットプレーを中心に相手ゴールに迫っていきます。惜しいチャンスも何度かありました。
しかしオフェンスファールの目立つ秋田南は、その得点機もファールでつぶしてしまうことが何度かありました。
そして前半戦はスコアレス０－０で終了。
そして後半戦。今度は秋田南が風下で、強風に向かって進行していく形になります。
後半戦もやはり、ボールが落ち着かない展開に。
そんな中、左サイドハーフのドリブラー１１番君、エース９番君がボールキープからドリブルで相手ゴールに迫る形ができた時、何度も得点機が創出できていたように思います。
前半戦同様にこう着状態ながらも秋田南の得点機（チャンスの数）は、秋田西のそれよりも上回っていました。
あと少しで、もう一歩で。と言ったゴールチャンスが何度もありました。
試合終了の時計が気になりだした、後半２８分。試合終了のホイッスルまであと７分のところでした。
ディフェンスライン裏に抜けた縦パスにいち早く反応した秋田南が、ドリブルを試みにかかった瞬間、セーブの為に飛び出した秋田西ＧＫ君がトリッピングで秋田南の選手を倒し、直接ＦＫが宣告されます。
位置はペナルティーエリアすぐ外に左サイド付近。
直接ＦＫのキッカーは秋田南レフティー１０番君。
ゴール前に上がったボールは一度跳ね返されるも、そのセカンドボールにいち早く反応した秋田南ボランチ７番君が左足一閃！
７番君が倒れこみながらもボレーシュート！そのボールはゴールに向かって吸い込まれていきます！！
７番君のシュートはきれいな弧を描きながらゴールネットを揺らし、ついに歓喜の瞬間が訪れます！
待望の先制点。喜ぶ秋田南の選手たち。
先制された秋田西は追いつこうと残りの７分間猛攻を仕掛けます。耐える秋田南。
秋田南ＧＫ１番君もゴールを死守し健闘しています！
試合終了直前にも秋田西の決定機が！ 危ない！秋田南！！
しかしスコアはそのままで試合終了のホイッスルが宣告されます。
緊迫した一戦は秋田南が１－０で勝利し、明日の準決勝にコマを進めました。
さて！明日は準決勝。
４強に顔をそろえた４校は新屋、秋田商業、秋田南、大曲工業となりました。
この中から、インターハイ切符を賭けて明日と明後日の決戦に臨みます。
では秋田南、明日の対戦スケジュールです。
※ ※ 第63回秋田県高等学校総合体育大会 サッカー競技 準決勝 ※ ※
平成２９年６月４日（日曜）１３：００キックオフ
会場／八橋運動公園陸上競技場
秋田南 － 大曲工業
明日から試合会場は秋田市に戻ってきます。会場は八橋運動公園陸上競技場。
対戦相手は大曲工業に決定しました。
第２シードの秋田工業を１－０で破り準決勝に登場してた県南屈指の強豪校です。
ご存知の方もいらっしゃるでしょう。
大曲工業の監督は南高サッカー部ＯＢ（３２期卒）で、わたくしＮ岡の１年後輩なんですよ！
目指すゴールが ”少しずつ少しずつ” 近づいてきました。
おぼろげに、かすんで見えていたゴールが、少しずつ鮮明にクッキリと視界に入ってきました。
「集大成」として臨む今大会。
『あと２つ。』
選手一人一人の気迫は、それぞれのハートの導火線に火を付け、ピッチ上で熱く燃えたぎっています。
「緑の戦闘服」を身にまとい、７０分間、死に物狂いの表情を見せながら、
「南高サッカー部のため」「チームの目標達成のため」そして「集大成を最高の形で終えるため」選手全員、そしてチームスタッフが一丸となっています。
試合会場で「緑の戦士」秋田南高校サッカー部を後押しするのは、サッカー部を応援するサポーター、関係者、そしてＯＢの皆さんです。
明日６月４日（日）は試合会場に足をお運びいただき、南高サッカー部の”一挙手一投足”を後押しする声援を送ってください！
※ ※ 第63回秋田県高等学校総合体育大会 サッカー競技 準決勝 ※ ※
平成２９年６月４日（日曜）１３：００キックオフ
会場／八橋運動公園陸上競技場
秋田南 － 大曲工業
