前の日は、ホテルから大和郡山の駅までてくてくと。
そうすると、車ではさっと通り過ぎてしまう景色にも
発見があったり。
神社の鳥居のマークの道案内。
・・・漢字が読めない・・・
後になっても気になっていて、ホテルに帰って地図から調べてみたら
賣太(めた)神社。
売太神社とも書かれるそう。
古事記編纂に携わった稗田阿礼(ひえだのあれい)さんが祀られている神社でした。
古事記といえば、ワタシがいろんな神社の神さまや日本の土地など、
たくさんの興味を持ったきっかけなる元のもの。
これはご縁いただいたと、早朝に訪れました。
早朝ということもあり、わたし一人。
ゆっくりと境内を散策させていただきました。
日本最古の書物「古事記」の語り部さん。
聡明で記憶力抜群の神さまということで、ワタシも少しでもあやかりたい。
稗田阿礼さんのご先祖が、天鈿女命さん(導きの神様である猿田彦さんの奥様であり、お隠れになっているアマテラスさんを舞いで岩戸からお出しになった芸能の神さま)ということで。
なんか・・・日本ってずーーーっと辿ると神様まで繋がってしまう・・・すごいですね。
この神社周りが、稗田環濠集落という古い古い集落だそうで、
お堀に囲まれた集落は、鬼門がけずられた(凹んだ)形をしていました。
古代の道で最大級の下ツ道がここからずうーーっと、平城宮まで続いていたそうで。
その道を通り、稗田阿礼さんが宮に通っていた想像が楽しい寄り道でした^^
予定していた壷阪寺へ。
「最近ほんと、目が良く見えないなぁ・・・老眼強くなってきたのかなぁ・・・」と思っていた時に、ふと手にした両親のアルバム。
その中に、母が杓子からお茶をいただく姿。写真の横には「慈眼茶をいただく」の文字。
眼を慈しむ・・・?
調べてみたら、こちらの壷阪寺での一枚でした。
眼の神様にご挨拶をして、
お土産にコチラ。
仏さんがみんな眼鏡かけてる(笑)の眼鏡拭き。
まだ、桜の蕾はほころんでなかったのですが・・・
ココからの眺めが、大仏さんを桜の花が包み込み、美しい写真スポットだそうです。
山の上にある、壷阪寺は結構広く、歩きました。
お腹空きました・・・
ということで、
「あすかビオマルシェ」さんへ。
空の下、おいしくカレーをいただきました♪
たまたま同席して話しかけてくださった方が、大和薬膳の一人者のおばさまであったり。
和ハーブ、スパイス。
シルクロードはここまで繋がってますね^^
なんとなくほっとする空気感は、つきいちマルシェにどこか似ているからかな^^
お腹も満足して、特に予定を立てていなかった午後。
やはり平城宮跡が気がかり。
ってことで、また元の道を戻って平城宮跡へ。
朱雀門の前の広場は、ボール遊びする子どもや、自転車乗りの練習していたり。
観光客さんだけじゃなく、地元の人たちの集いの場となっているのが良き風景。
まだ3時になっていなかったので、ボランティアガイドさんをお目当てにいたのでしたが・・・
なんと、この日は研修のために皆さんお休み・・・
落胆・・・
しかし、すごくすごーくがっかりしていたのが、案内窓口の方に伝わってしまったようで、
なんと!本来は館内施設案内のガイドさんを特別に、お外の案内ガイドさんとして手配くださいました!
先日の窓口の方もそうでしたが、皆さん優しい方たちばっかりで、そのことにも感動です。
内容はマニアックなお話が多いのでここでは割愛いたしますが、
「このラインを辿っていくのが下ツ道ですよ。」のおはなしに、
ちょうど今朝、寄り道した稗田阿礼さんの神社と繋がっている道と判明。
いろいろが線になり面白い旅です。
朱雀門の内側。
世界遺産の中を走り抜ける電車。
近鉄がここに駅を作ろうとして、
そしたら遺跡が発掘されて、ここに平城宮があったと判明。
それで、近鉄が場所を譲った。という流れで、電車はここを走っているようです。
礎石をずーーーっと東に辿ると、
2つのお屋根が見えるのが、東大寺だそうです。
昔々のお宮があったところで、
親子で遊んで、
腰かけてランチしていたり。
良い広場でした^^
いろいろ見せていただいて、
それでは今宵の目的地へ。
行く途中に、寄り道。
お寿司の日本(っていうことは世界)最古のお店へ。
つるべ寿司弥助さん。
いつも通っている道の一本奥にありました。
https://kbev000.gorp.jp/
桜の季節。
一番忙しいときだそうで、食事の予約は入れられませんでしたが、
Soへのお土産に鮎の焼き寿司を買いました。
こちらは、3月の半ばに行った人形浄瑠璃で
観たのは義経千本桜。
ストーリーの中に出てきたお寿司屋さんが、
いつも通っているところだと知り、ぜひとも寄ってみたかったお寿司屋さんでした。
建物もお庭もとても趣があり。
次回はぜひとも、お店でお食事してみたいです。
天川村に入り、いつもの民宿和ちゃんに宿泊の夜。
大好きな温泉でゆっくりとしました。
翌朝。
お決まりのルートで朝のお散歩。
自分の軸をただし。
吉野の山に寄り道しながら、伊香保に帰りまーす♪
(ya)