このところTalk Boxの特集でGraham Central Station特集が中断されていました。その引き金となったのもG.C.S.の通算五枚目のアルバム、【Now Do U Wanta Dance】の中でTalking Bassを使用していた事が発端、ついネタを見つけるとつい脱線してしまう性格には時には閉口します(爆)。
とは言ったものの、6枚目【My Radio Sure Sound Good To Me】はLarry Graham & Graham Central Stationと言うクレジットになり、メンバ-も3名入れ替わったりサウンド的にもかなり変わってしまった。正直それまで顕著であったGospelの影響もこの作品ではかなり影を潜めている。
My Radio Sure Sound Good To Me - Larry Graham & Graham Central station
まず1stアルバムから参加していたSynth & Clavinet,Trumpet,Vocal担当であったHarshall "Happiness" とGuitarのDavid "Dynamite" Vegaが脱退、前作『Mirror』で正式メンバーとなったGail"Baby Face"Muldrow(Vocal & Guitar)も抜けてしまった。
代わりにNate Ginsberg(Keyb.&Synth)、日本在住で私自身共演経験もあるGemi Taylor(Guitar)、Larryの奥方Tina Graham(Vocal)が参加したが、実際のところNateとGemiの参加はこのアルバムの半分以下であり、Larry自体がかなりのマルチプレイヤーであったこともあったので、かなり一人で多重録音してレコーディングしていたようだ。
全Bass Playerのあこがれの曲であるのがこのアルバムのトップを飾るこの曲。
Graham Central Station - Pow
皆さんが大好き(もちろん私も好き)な『Pow』は実はシングルカットもされていなくて、Liveでもやっているのを聴いたことが無い。実際2001年に発売された【Anthology】にも収録されていないのである。正直Larryにとってもそれまでの曲なんだと思わせる教則VTRがある。
SLAP BASSE LARRY GRAHAM
日本で企画されたVideoである、日本のBassistの中で一番人気の曲をやらないわけにもいかない。しかし歌っているのは「Pow!」だけ、フレーズもそのコーラスのパターンのみだ。企画側に半強制的にやらされたとしか思えない。
アルバムタイトル曲は奥方のTinaをフューチャーした半アカペラのポップナンバー。
Graham Central Station - My Radio Sure Sounds Good To Me 1978
Tinaは昨年の来日にも同行しており、Billboard Live TokyoではVideoカメラでLarryのステージを撮影していた。私はすぐ近くにいたので、「ティナですよね?」と話しかけたらとても喜んでました。
A面ラストナンバーもかなりのドFUNKナンバー。
Larry Graham & Graham Central Station - Boogie Witcha, Baby
B面2曲目『Turn It Out』もBass Soloから始まるため、私の友人のBassistは当時みんなこのイントロをコピーしていました。
Graham Central Station - Turn It Out
爆風スランプにもそっくりのBass Lineがあったなあ。『ザ・ツライ』と言う曲だったが、残念ながらyoutubeには無かった。
Bassistとしては本当にたまらないアルバムであった。しかし音楽的に捉えて考えるとそれまでのGraham Central Sttionとは一線を引きたくなる。
とは言ったものの、6枚目【My Radio Sure Sound Good To Me】はLarry Graham & Graham Central Stationと言うクレジットになり、メンバ-も3名入れ替わったりサウンド的にもかなり変わってしまった。正直それまで顕著であったGospelの影響もこの作品ではかなり影を潜めている。
My Radio Sure Sound Good To Me - Larry Graham & Graham Central station
まず1stアルバムから参加していたSynth & Clavinet,Trumpet,Vocal担当であったHarshall "Happiness" とGuitarのDavid "Dynamite" Vegaが脱退、前作『Mirror』で正式メンバーとなったGail"Baby Face"Muldrow(Vocal & Guitar)も抜けてしまった。
代わりにNate Ginsberg(Keyb.&Synth)、日本在住で私自身共演経験もあるGemi Taylor(Guitar)、Larryの奥方Tina Graham(Vocal)が参加したが、実際のところNateとGemiの参加はこのアルバムの半分以下であり、Larry自体がかなりのマルチプレイヤーであったこともあったので、かなり一人で多重録音してレコーディングしていたようだ。
全Bass Playerのあこがれの曲であるのがこのアルバムのトップを飾るこの曲。
Graham Central Station - Pow
皆さんが大好き(もちろん私も好き)な『Pow』は実はシングルカットもされていなくて、Liveでもやっているのを聴いたことが無い。実際2001年に発売された【Anthology】にも収録されていないのである。正直Larryにとってもそれまでの曲なんだと思わせる教則VTRがある。
SLAP BASSE LARRY GRAHAM
日本で企画されたVideoである、日本のBassistの中で一番人気の曲をやらないわけにもいかない。しかし歌っているのは「Pow!」だけ、フレーズもそのコーラスのパターンのみだ。企画側に半強制的にやらされたとしか思えない。
アルバムタイトル曲は奥方のTinaをフューチャーした半アカペラのポップナンバー。
Graham Central Station - My Radio Sure Sounds Good To Me 1978
Tinaは昨年の来日にも同行しており、Billboard Live TokyoではVideoカメラでLarryのステージを撮影していた。私はすぐ近くにいたので、「ティナですよね?」と話しかけたらとても喜んでました。
A面ラストナンバーもかなりのドFUNKナンバー。
Larry Graham & Graham Central Station - Boogie Witcha, Baby
B面2曲目『Turn It Out』もBass Soloから始まるため、私の友人のBassistは当時みんなこのイントロをコピーしていました。
Graham Central Station - Turn It Out
爆風スランプにもそっくりのBass Lineがあったなあ。『ザ・ツライ』と言う曲だったが、残念ながらyoutubeには無かった。
Bassistとしては本当にたまらないアルバムであった。しかし音楽的に捉えて考えるとそれまでのGraham Central Sttionとは一線を引きたくなる。