このブログは「中年おじさんの散策」3の継続版です
この企画は 私が引率します sosamu@ya2.so-net.ne.jp
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20190125 東京北 史跡
東京都台東区上野公園
上野恩賜公園 韻松亭
明治8年創業の韻松亭の歴史は、上野公園の歴史でもあります。明治政府は、欧米諸国の例にならって都市公園建設を計画し、まず徳川家の菩提寺・寛永寺に白羽の矢を立てました。それまでの寛永寺は、全山に広がる大寺院でしたが、この公園化によって奥のごく一部に縮小されて、鐘楼だけが飛び地となって今の韻松亭の隣に隣接する形になりました。
政府はこうしてできた公園を訪れる市民の為に飲食施設も必要と考え、民間人を選んでいくつか造らせました。その一つが韻松亭であったのです。
「鐘は上野か浅草か」と唱えられた鐘が「松に響く」さまを愛でた、当時の博物館館長、町田久成が名付け親です。
今日はポピュラーな老舗、上野の森にある「韻松亭」。いろいろな料理があるが、今日はシンプルに花籠本膳としてみた。創業は140年ほど前、上野の森に長い間営みを残している。建物も老舗の雰囲気が感じられるが、場所が場所だけにいつも混雑している。今回も3ヶ月前の予約でどうにか確保できた。
今日は、同じ上野で「ホタン園」を見学し、不忍池方面にある「水月ホテル」で鴎外荘を見学した後だったので、ほどほどにが渇いていた。ますは、ビールで乾杯、喉を潤せば話も弾み出す。テーブルセッティングは、昔ながらの絵地図のランチョンマット。これだけでも楽しい。
まずは①一の膳、(1)よせ豆富。鶯谷の老舗「笹乃雪」を思い出すもの。碗は一つだった。併せて(2)お造り(3)茶碗蒸し(4)湯波刺しも提供された。「お造り」は、まぐろの漬け。湯葉は姉妹店ともなっている北千住の明田香にも提供されているもの。わさびを利かして食べるとおいしい。茶碗蒸しはシンプルな物だった。
②二の膳は花籠、出汁巻玉子・鰊甘露煮・茄子・隠元・松風・丸十・酢取り蓮根・蟹真丈・南瓜等が盛り込まれていた。籠を空ければ、見事に盛られた物。視覚的にも楽しめる物だった。正月が再現されるような品揃え、お節を思い出してしまう物だった。
③三の膳は、揚げ物。このあたりでだいぶお酒もすすんでしまった。揚げ物は、椎茸と海老しんじょうを揚げた物。当然ではあるが、揚げたてが提供された。レモンをかけただけで十分食べられるほどの味が付いていた。獅子唐もおいしかった。
最後は、④食事。豆ご飯・香の物・止め椀が出された。香の物は、柴漬け。揚げ物の油を取り除いてくれた。少量の小豆とともに炊かれたご飯は、やや塩味が付いているのでご飯のうまみが出されていた。碗は、赤だしのいた麩の味噌汁。だしが利いていておいしかった。
デザートは水菓子。おそらく湯葉同様、北千住の宇豆基野で作られた物。「湯葉饅頭」「杏仁豆腐」となっていた。最初、量を多少心配したが、十分な物。落ち着いた席でのんびりと時間も過ごさせてもらいました。
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