中年おじさんの散策part2

散策内容を紹介します
七福神・温泉・散策案内が主なものです。

散策 「商店街-426」 割烹みや古

2019-04-03 06:05:50 | 商店街

20180911 東京南東 商店街

東京都江東区森下        

割烹みや古

  古来より深川産のあさりは、種々の調理法があり、池波正太郎先生の作品にも度々登場しております。剥き味と長ねぎの味噌仕立ての汁かけ丼や炊き込み飯等がありますが、当店の二代目春義が、戦前に調理人として諸国の板場修業しその体験と味覚を充分に発揮してあさり持ち味を最大限に出し、独創的な炊き込み飯が当店の「深川めし」であります。戦後は諸般の事情に依り供膳を中断しておりましたが、近来は、水質も良好となって良質な「あさり」が採集されています。再度の研究を重ね風味を一層加えて食器をも考慮して現在の「本家深川めし」として客膳に供しましたるところ絶大なる御好評を頂きまして御陰様にて千客万来の賑わいであります。この上は尚一層の御愛顧をお願い申し上げます。     

 

 

深川めし 深川めし(ふかがわめし)、深川丼(ふかがわどん)は、アサリ、ハマグリ、アオヤギなどの貝類とネギなどの野菜などを煮込んだ汁物を米飯に掛けたものや、炊き込んだもの。アサリ飯と呼ぶこともある。貝の産地ではポピュラーな調理法だが、東京の深川が代表格であるため、このように呼ばれている。2000年前後から増え始めた深川めし屋の多くは炊き込みタイプである。 古くはアサリではなく、江戸の深川近辺で大量にとれたバカガイ(アオヤギ)を用いた。アサリを使うようになったのは明治・大正頃である。明治時代のスラム街潜入ルポルタージュである『最暗黒の東京』(松原岩五郎,明治26年)では「車夫の食物」の項目に、「深川飯 - 是はバカのむきみに葱を刻み入れ熱烹し、客来たれば白米を丼に盛りて其の上へかけて出す即席料理なり。一椀同じく一銭五厘尋常の人には磯臭き匂ひして食うに堪えざるが如しと雖も彼の社会では終日尤も簡易なる飲食店として大いに繁昌せり」と紹介されており、当時は決して中流階級の食卓に並ぶようなものではない、下層階級の食事であったことを窺わせる。 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

本家深川めし 割烹 みや古  第48回 小名木川・菊川を巡るたび 古河・上尾カルチャーセンター 「お江戸巡り⑰」 第48回 小名木川・菊川を巡るたび 古河・上尾カルチャーセンター 「お江戸巡り⑰」 本家深川めし 割烹 みや古

 

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このブログは 中年おじさんの散策 の続編です。 

この企画は 私が引率します sosamu@ya2.so-net.ne.jp

参加したい方はご連絡ください。090-3436-8532 ネットでカルチャー(散策・グルメ)

 

 深川といえば「深川飯」。私の汁限り3種ある。➀炊き込みご飯(深川宿・釜匠)②炊き込みを蒸した物(みや古・門前茶屋)③ぶっかけ飯(深川宿・釜匠・長寿庵 蕎匠)と言うのが印象としてある。しかしながら、どの店も特徴があり、「深川めし振興協議会」柰と度言う団体も作られている。以外と奥が深いようである。
 今日は、その中でも老舗中の老舗。割烹 みや古にしてみた。森下から住宅街に向かうとある店舗。1924年開業と言うから100年近い歴史がある。店舗の案内でも「本家深川めし古来より深川産のあさりは、種々の調理法があり、池波正太郎先生の作品にも度々登場しております。剥き味と長ねぎの味噌仕立ての汁かけ丼や炊き込み飯等がありますが、当店の二代目春義が、戦前に調理人として諸国の板場修業しその体験と味覚を充分に発揮してあさり持ち味を最大限に出し、独創的な炊き込み飯が当店の
「深川めし」であります。戦後は諸般の事情に依り供膳を中断しておりましたが、近来は、水質も良好となって良質な「あさり」が採集されています。再度の研究を重ね風味を一層加えて食器をも考慮して現在の「本家深川めし」として客膳に供しましたるところ絶大なる御好評を頂きまして御陰様にて千客万来の賑わいであります。この上は尚一層の御愛顧をお願い申し上げます。」となっている。
  事前に電話しても、ある程度の人数であれば、予約はいらないと言うおおらかさ。基本は深川飯1500円であるが、刺身・天ぷらがつく物もある2500円。小鉢もつくので定食タイプで十分である。今日は皆様深川飯に統一されたようである。
 しばらく待つと、同じような定食が10数個並んだ。同じように仕上げてくるのだから立派。このあたりは家族経営のような雰囲気であるが、老舗らしい。今日の小鉢は➀豆腐となめこの和え物②湯派の煮物+③漬物となっていた。丸いわっぱ飯のような物に、タップリアサリが入った深川飯が位置している。
 私はビール700円(大瓶)をいただくが、簡単なお通しもついてくる。その分1000円程度となるが、十分な物であるのでいつもいただくようにしている。

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 年の夏は暑い日が多かった。私がお世話している散策は天候が厳しい日はなかなか大変なことになる。今回は、隅田川の支流歩いている企画、大島駅から歩いてみたが、かなりきつい物となった。途中から電車に乗り換え、深川へ、急派「深川飯」名店、みやこ(古)に行ってみた。
 夜は、深川界隈をよく歩くが、昼間だと何か雰囲気が少し違う。しかし、人間という物はすごい物、路地を数回曲がると無事に到着できた。割烹料理店としても老舗の分野となるみや古は、路地にありながら多くの顧客を現在でも維持している。残念ながら座敷しかないが、のんびりするスペースを確保してくれていたのでゆったりと過ごすことができた。
 店との折衝で、注文は到着してからで良いと言うことだったので、各自好みにおうじて注文することにした。当然、深川飯が中心となるが、いろいろな物を頼むことができた。ランチメニューでも良いというのがありがたい。記憶しているだけで、①深天(深川めしと天ぷら、吸物・小付・新香)②深刺(深川めしと刺身、吸物・小付・新香)③深川めしセット(吸物・小付・新香)となっていた。
 お酒をたしなむ方が、「青やぎぬた」を頼んでいたが、やや濃い味で困っていた。最終的には私がいただいた。料理は、深川飯+「天ぷら」or「刺身」の変化。数店舗で深川飯はいただいたが、やはり歴史を感じるセットとなっていた。小鉢は①香の物②もずく酢③にもの(湯葉だったと思う)。
 「天ぷら」は当然揚げたて、①②エビ③茄子④大葉⑤インゲン⑥キスなどが盛られていた、香りからごま油を主体としてあげられたことは明らか、おいしい物だったらしい。「刺身」は、①いか②たい③かつおの盛り合わせ、見た目・食べた方からの状況からは、天ぷら人気(優勢)だった。
 メインの深川飯は、わっぱ飯。炊いた御飯を蒸した物。十分にアサリが入ったもの、青のりのような物が彩りとして盛られていた。蒸したからであろうか、優しい味になっていた。当然おいしい。深川飯は、店舗によって異なるが、なかなか深い物である。
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コメント
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