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Sd.kfz.7/2製作記 その1

2010-02-17 23:14:55 | 模型について

前回、ツヴァイシェンレーズンクで惨めな敗退を喫したまめ八。

その塗装も終わらないまま、リヴェンジというかリハビリとして選んだのがコレ。

 

 

タミヤのSd.kfz.7/2フラックザウリアです。

このキット、今から20年以上前の物なんです。

箱を開けてこの20年の金型技術の進歩をしみじみと感じてしまいました。

 

キャタピラは塗装・接着が難しいポリ製。しかも裏面はまっさらのモールド無し。

現在のキットに比べれば玩具みたいな物です。

しかも、現在、ドラゴン社とトランペッター社から新しいキットが発売されている今日、スケールモデルとしてみれば時代遅れの代物なのかもしれません。

しかしながら、組みやすさという点ではピカイチであることには間違いありません。

見て下さい。このパーツ数の少なさを・・・

 

 

さすがタミヤ製品です。

コレだったら組み立てだけなら半日もあれば十分でしょう。

 

最近の戦車模型は正確無比で完成した時の満足度は高いのですが、ディテール追及のあまりパーツ数が尋常な数ではなく、一つ作るのに大変な時間と労力を要するのですが、たまには多少ディテール不足でも直ぐに完成してしまうようなキットを何も考えずに作ってみるのも息抜きとして必要なのかもしれません。(こんなに言う程、大した工作をやってはいないのですが・・・ )

 

ですから、今回のこのキットはディテールアップパーツ等は一切使わずに基本素組みでいきたいと思います。

それでもタミヤ製品ですから凄く格好のいい物が出来上がるとは思いますが・・・。

 

ちなみにこのキットの商品名“フラックザウリア”とはタミヤが命名したもので、実際のドイツ軍ではそういった名称では呼ばれていませんでした。

正式名称は、Sd.kfz.7/2だそうです。ちなみにSd.kfzとは、特殊戦闘車両という意味なんだそうです。

 

 


コメント

--------これより以下のコメントは、2013年5月30日以前に-----------
あなたのブログにコメント投稿されたものです。

EP82-SW20 [2010年2月18日 23:02]
こんばんは。
先日複数のモデルを久々に私も買ったのですが、一番古いラングが一番「子供向け」に思えました(いい意味で、です)。
小学生低学年の頃って、「作った後には動かしたい」という希望が多いのでは?
私の場合、ミニカーですらドアとかが開閉すると嬉しかったし、その点では初代パンターやティーガーⅠは全ハッチ可動。
パンターに至っては砲のトラベリングロックまで可動です。
今回Ⅳ号H型、Ⅲ号N型はいずれもボールマウント機銃のマウント部が前面装甲と一体化されていて動きませんでした。
初代のⅣ号・Ⅲ号がどうだったかは知りませんが、単なるディスプレイモデルよりは「動かせる部分が多い」モデルの方が、子供のファンが増えるような気がします。
私はヤクパンの車長と無線手の両開きハッチを可動にしたくて、考え中です(笑)
まめ八 [2010年2月21日 19:21]
EP82-SW20さん、こんばんわ。
いつもコメントを頂きまして有難うございます。
また、リコメが遅くなってしまいました。すみません。(;^_^A

最近の戦車模型はディテールを追及する余り、昔のような可動するギミックが無くなってしまったことはある意味で残念です。
それというのも、最近のお子様は模型を作らなくなってしまって、模型自体が一部の大人の趣味になってしまったからでしょう。(キットの値段にしても同じことです)
でも、長い眼で見るとこれは模型業界全体にとって忌々しき事態だと思うのです。
我々30~50代の人たちが歳をとって模型が作れなくなったら、この業界は終わりになってしまいます。もっと模型の世界も間口を広げるためにも、多少ディテールを犠牲にしてもハッチや機銃、大砲や砲塔などが可動するような子ども向けシリーズなどを工夫すべきでしょう。もちろん、価格も子どもが買える範囲に抑えることは大切ですね。
ところで、EP82-SW20さんが喜びそうなサイトがありますので以下に紹介しておきますね。
この人、本当にすげーですよ。

http://web1.incl.ne.jp/hinoki/index.html


EP82-SW20 [2010年2月21日 23:51]
再度こんばんは。
今チラッと見ていますけど、後で「お気に入り」に追加してじっくり拝見しますw
まめ八 [2010年2月22日 17:51]
EP82-SW20さん、こんばんわ。
いつもコメントを頂きまして有難うございます。

このサイト、凄いでしょう?
ココのサイトの模型は、ディテールを重視した完全なスケールモデルであり、サス等も実車同様に可動するんですよ。
こんな事やっている人もいるのですから、世の中恐ろしいですねぇ~。!(^O^)

EP82-SW20 [2010年2月23日 23:10]
こんばんは。
いやぁ、凄いですw
ここまでやらないにしても、ハッチ類は全部可動にしたいなぁ(笑)
ところで、まめ八さんは、ヤクパンとかヤークトティーガーとかラングとかの戦闘室内部構造が良くわかる本はご存知ありませんか?
あったら入手したいと思っているのですけど。

まめ八 [2010年2月24日 20:04]
EP82-SW20さん、こんばんわ。
いつもコメントを頂きまして有難うございます。
ご質問の件ですが、一番のお勧めは大日本絵画という会社から出ている“アハトゥンク・パンツァー”(通称アハパン)だと思います。これは戦車模型をやっている人間にとってバイブル的な存在で、Ⅰ~Ⅵ号戦車はもちろんのこと、主だったドイツ軍の装甲車両がシリーズ物で取り扱われています。外見上のディテールや、その変遷もかなり詳しく紹介されている他、現存する戦車の内部まで写真を使って丁寧に説明がなされています。
もう一つは、同じく大日本絵画社から出版されている“重駆逐戦車”“軽駆逐戦車”です。この2冊は、有名なドイツ戦車の研究家であるシュピール・ヴェルガー氏が著したもので、洋書版はモーター・ブーフという名前で知られていました。この1冊があれば、調べたい車両の月別の生産台数から生産工場、トランスミッションやエンジン、サスペンションの構造等、かなり詳細に知る事が出来ますが、余りに専門的過ぎて少しばかり予備知識が必要となります。
(長文で申し訳ありません。以下に続きます)
まめ八 [2010年2月24日 20:05]
長くなってすみません。続きです。。。

ただ、戦車関係の本は出版部数が限られており、値段がかなり高いこと、入手しにくい事などが欠点です。それでも構わないのであれば、この2冊の内、いずれを選択されても後悔はしないと思います。特に、EP82-SW20さんの使用目的であるならば、私はアハパンの方をお勧めします。
EP82-SW20 [2010年2月27日 22:41]
またまたお邪魔します。
本の件、ありがとうございます。
重駆逐戦車・軽駆逐戦車、ちょっと値が張りますが買ってみようかと思います。
アドバイスありがとうございますw
まめ八 [2010年2月28日 20:45]
EP82-SW20さん、こんばんわ。
再度の御訪問、有難うございます。
お役に立てて嬉しいです。
両方を一度に揃えると、少なくとも一ヶ月は退屈せずに済むと思いますよ。o(^▽^)o
おぺ [2010年2月28日 23:07]
こんばんは。
早速次の製作に入っているようですね。ひょっとしたらもう組みあがって塗装にはいっていたりしてw?。まめ八さん今年の製作意欲はスゴイですね。このペースで行ったら5,6台いけるんじゃないですかね。楽しく修行を満喫くださいね。
さて、この「Sdkfz」、そもそもなんて読むんでしょうw。それと前はタイヤ後ろはキャタピラって、操舵できるのかな…?駆動はキャタピラなんですよね…?素人なので疑問がいっぱい(笑)
まめ八 [2010年3月1日 19:53]
おぺさん、こんばんわ。
いつもコメントを頂きまして恐縮です。

今現在、組み立て済みで塗装待ちのキットが3台ありますが、この所天気に恵まれずなかなか塗装が出来ません。その間、何もしていないと昨年の二の舞になってしまうので今年は出来るだけ時間を惜しんでニッパを握るようにしております。
Sdkfzはドイツ語で、ゾンタークラフトファールツォイグ(特殊車両)の略です。ドイツ軍の車両には全てSd.kfzから始まるNoが付いています。(というか、こちらの方が制式名称)
前がタイヤ。後ろがキャタピラのような車両の事を通常“ハーフトラック”と呼んでいます。トラックとは貨物自動車のことではなく、キャタピラのことを指します。半分タイヤで半分キャタピラということから、そう呼ばれています。
(続きます。)



まめ八 [2010年3月1日 19:54]
長文のリコメ、申し訳ございません。
続きです・・・

ドイツ軍のハーフトラックはキャタピラ駆動となっていました。大変凝った構造で、ハンドルを切るとタイヤがその方向に向きを変えると同時に、その舵角に応じて左右のキャタピラの回転数が変わりクイックに方向転換できるようになっていました。それに対して、米軍のハーフトラックは、前輪とキャタピラの両方が駆動した事からドイツ軍のハーフトラックより機動性が高かった反面、前輪のみによる操舵だったのでクイックな方向転換は難しかったようです。
いずれにしても、ハーフトラックは装軌車(キャタピラで動く車両)の性能が向上し、生産が容易となった現在では姿を消してしまいました。
技術発展の過程で生まれた面白い車両であったわけですね。


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