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鹿児島~宮崎への旅(その2) 桜島&古里温泉

2009-09-25 21:14:15 | 温泉紀行

桜島フェリーで桜島港に到着したまめ八一行は、桜島南岸にある古里温泉の“桜島ホテル”に向かいました。

前回、書き忘れていましたが、この桜島フェリーは乗船時間がたった15分程度しかないのですが、船内にはうどんやさんがあります。このうどんが凄く美味しいのです。

まめ八は、夕食時間が近かったので残念ながら食べませんでしたが、もし桜島フェリーに乗られる機会がありましたなら是非食べてみて下さい。

 

さて、ここが今日の宿、“桜島ホテル”です。

古里温泉の中では、歴史のある老舗旅館だったようです。

駐車してある車やアスファルトに火山灰が積もっていることがお解りでしょうか?

 

 

早速、温泉に浸かって長距離ドライブの疲れを癒しました。

ここの温泉は、海水が混じった塩湯で、舐めると当然の事ですがしょっぱかったです。

また、硫黄と海の香りが交じり合った独特の臭いがします。

錦江湾の夜景と満天の星空を楽しみながら浸る温泉は最高でした。

 

夕暮れ時で写りがよくないのですが、遠くには開聞岳が見えていました。

 

 

写真は、朝風呂に入った時に他のお客がいなかったので、幸いとばかり撮らせて貰ったものです。ドアの外が露天風呂になります。

 

 

こちらが露天風呂。あいにくこの日の朝は曇っていました。

 

 

温泉の後は、夕食です。

錦江湾名物のアサヒガニやサザエ、“桜島ホテル”自慢の天然ブリのしゃぶしゃぶ、鹿児島名物の薩摩揚げ、キビナゴの天ぷら等、食べきれないほどの料理が並び、どれも皆とても美味しかったですよ。凄く幸せな一時を満喫できました。

もちろんお酒は、ビールと芋焼酎を注文しました。

 

 

翌朝、少し早起きして朝風呂を楽しみ、スカッとしたところで朝食を頂きました。

ごく普通の朝食だったのですが、玉子焼きは凄く美味しかったです。

 

 

チェックアウトを済ませてホテルの外に出ると唖然としました。

 

御岳(桜島火山の総称)が目の前で爆発・・・この写真、ホテルの玄関で撮りました。

 

 

さらに、熊本を出発する前日に洗車を済ませてワックスまで掛けていた愛車エスティマがたった一晩で灰まみれになっていたのです。恐るべし、桜島・・・

 

このホテルでは、お客が灰を落とせるように駐車場に洗車用のホースが置いてあります。

慌てて、灰を洗い流しているところです。

 

 

ホテルを出て、最初に向かったのは烏島展望所。

もともと、桜島の沖合いにあった烏島という小島が、大正時代の大爆発で流れ出た溶岩によって埋められてしまった場所です。向こうの海が錦江湾。対岸は鹿児島市街です。

 

 

烏島展望所から見た御岳。

 

 

次に向かったのが、赤水展望所。

ここは、2004年に鹿児島出身の長淵剛さんが伝説のオールナイトコンサートを開いた場所で、そのコンサートを記念してオブジェが建てられています。

 

これがそのオブジェ。沢山の人が記念撮影をしていました。

 

 

赤水展望所から見た御岳。

 

 

コンサート会場の跡地。向こうには錦江湾と鹿児島市が眺望できました。

 

 

次に向かったのが、湯之平展望所です。ここは御岳の4合目にある展望所で、御岳山頂を間近に見ることが出来ました。

 

 

ここからの眺望は最高で、錦江湾や鹿児島市街を一望の元に見渡す事が出来ます。

 

北側の眺望。錦江湾の奥です。遠くに霧島連山を眺める事が出来ました。

 

 

西側の眺望。鹿児島市外がきれいに見渡せました。

 

 

 

湯之平展望台の次に向かったのが、有村溶岩展望台です。

ここにはかつて有村温泉という温泉があり、島津氏の別荘も置かれていたそうですが、大正時代の大爆発によって集落ごと溶岩に埋もれてしまった場所なんだそうです。

写真を撮っている最中にもまた噴火がありました。

 

 

噴煙が空高く立ち上っていく姿は雄大でしたが、少し怖い気もしました。

 

 

有村展望台から、海を見渡します。

対岸は垂水市になります。

 

 

桜島で最後に訪れたのが、黒神埋没鳥居です。

この鳥居は本来3メートルの高さがあったそうですが、1914年の大正大爆発の際に火山灰に埋もれてこのような姿になってしまったそうです。

火山に力って本当に恐ろしいものなんですね。

 

 

この黒神埋没鳥居の傍に停めてあった車です。

このような光景を見ると、桜島に住む人たちのご苦労が想像できますね。

 

 

桜島火山の迫力を十分堪能したまめ八一行は、次の目的地である宮崎県都井岬を目指すのでした。・・・つづく


コメント

--------これより以下のコメントは、2013年5月30日以前に-----------
あなたのブログにコメント投稿されたものです。

ベル [2009年9月26日 0:11]
こんばんは。
今日もお邪魔させていただきました(*^_^*)
鹿児島には行った事がないのですがちょっとした旅行気分が味わえてとても楽しく見させていただきました☆
桜島ってこんなに頻繁に噴火するんですね(@_@;)地元の人は慣れっこなんでしょうけどやっぱりちょっと怖いですね・・・
どのくらいの割合で洗車するんだろう・・・

にーなな [2009年9月26日 10:18]
おはようございます。
桜島の活火山ぶりがリアルに伝わってきます。厳かに活動しているといいますか、少し怖さを秘めていますよね。

まめ八 [2009年9月26日 22:52]
ベルさん、こんばんわ。
2日続けてのコメント、有難うございます。
凄く嬉しいです。
桜島のホテルの従業員や道の駅の方とお話しする機会がありましたが、自然の事なので仕方が無いと、噴火を容認(・・・というか諦め(^O^))の心境みたいでした。
たった一日でこれだけ灰が積もるのだから洗車も余りしていないのではないかと思われます。
その証拠に、桜島で走っている車は私の車を初めとして皆グレーに汚れていました。

まめ八 [2009年9月26日 22:57]
にーななさん、こんばんわ。
いつもコメントを頂きまして有難うございます。
桜島の各所を廻って思い出したのが、イタリアのポンペイ遺跡でした。
桜島では植物の緑も灰色にくすんでいて火山灰が積もっていることが良く解りました。同じ九州で地元の阿蘇山ではこうした事は10年に一度あるかないかです。
桜島にお住まいの方のご苦労が忍ばれました。

yut666 [2009年9月27日 6:51]
おはようございます。
鹿児島とか桜島って一度は行ってみたい所です。まめ八さんのブログを拝見してちょっと行った気分になれました。
それにしても、近くで噴火するのって怖いですよね。地元の方たちは慣れっこなんでしょうか。慣れない私は、大噴火したらどうしようと思ってすぐ逃げてしまいそうです。(笑)

W650 [2009年9月27日 8:18]
おはようございます。
また素晴らしい料理にノックアウトです!(笑)
しかし、火山灰の威力は凄いですね。
この空気を吸っていると考えると怖いです。
 私は長淵さんのファンですが、一度このオブジェの前で写真を撮ってみたいです。

まめ八 [2009年9月27日 9:03]
yut666さん、おはようございます。
いつもコメントを頂きまして有難うございます。
桜島を始め、鹿児島って魅力的な観光スポットが数多くあります。
鹿児島市周辺を除けば渋滞も殆ど無いようですから一度行かれてみては如何でしょう?
桜島は噴火活動が活発な時には灰ではなく石が飛んでくるそうであっちこっちにコンクリートで出来た退避壕が作られていました。
まめ八 [2009年9月27日 9:10]
W650さん、おはようございます。
いつもコメントを頂きまして有難うございます。

>この空気を吸っていると考えると怖いです。
鹿児島市内でマスクをしている人を沢山見かけました。最初はインフルエンザ対策なのかな?と思っていましたが、どうやら火山灰対策だったようです。高校生の頃、鹿児島大学を受験する友人が“鹿児島に行ったら鼻毛が伸びるゾ!”ってからかわれていましたが、まんざらでもなさそうです。o(^▽^)o
長渕さんのオブジェの前では、熱心なファンの方が何枚も写真を撮られていましたよ。桜島はレンタサイクルがあるみたいで、沢山の観光客が自転車で観光されていました。
EP82-SW20 [2009年9月29日 23:21]
こんばんは。
桜島、地元の人は大変ですね(^^;)
火山灰は水に触れると酸性になるのかな?
とにかく作物も傷むし金属も傷むし良い事無いですよね。
灰ならまだしも大きい礫になって飛んでくると、下手すればガラスも割れてしまう。
熊本にも阿蘇山がありますからね。
私のところは富士山と浅間山が一番近いかな?
それでも80kmは離れているから、噴火してもまず直接被害は無くて済みますが、日本は火山国ですから地域によっては防災という面でも大変ですよね。
まめ八 [2009年9月30日 19:21]
EP82-SW20さん、こんばんわ。
いつもコメントを頂きまして有難うございます。

仰る通り、火山灰は酸性ですね。
そして凄く厄介です。粒子が凄く細かいので窓を閉めていても家の中がザラザラします。降灰による農業被害に留まらず、火山灰は水持ちが悪いので田んぼを作りにくいんです。火山灰が付くと蜜柑などは付着した部分が変色して売り物になりません。水を含むと泥流になりやすく鉄砲水の原因にもなります。噴石が飛んでくると人命にもかかわってきます。(阿蘇では20年前に亡くなった人がいます)
これらの経験は、雲仙普賢岳が噴火した際、熊本市に大量の降灰をもたらしたのですが、その時に得たものです。
阿蘇山の降灰は稀ですね。
でも、桜島は、間近でしかも四六時中噴火しているわけですから底に住んでおられる方のご苦労は相当なものだと思います。毎年、噴火に備えて全島を挙げての避難訓練が行われているそうですよ。




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