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佐賀 嬉野温泉・長崎 平戸の旅 その3(ナニコレ珍百景で紹介された平戸・海上ホテル編)

2010-04-14 22:00:16 | 温泉紀行

九州本島北西端の田平に到着したまめ八一行は、平戸大橋を渡って平戸島に入ります。

 

 

平戸大橋は、これまで通行料100円が必要でしたが、今年の4月から無料化されました。

 

平戸大橋を渡って暫く走ると左手に平戸公園があります。

ここからは平戸大橋の美しい姿を楽しむことが出来ます。

 

 

公園内には桜の木が植えられており、ちょうど見頃を迎えていました。

 

 

さて、こちらが今日のお宿“平戸・海上ホテル”です。

平戸大橋が架かる海峡に面した、全室オーシャン・ビューの素晴らしいホテルです。

 

 

チェックインを済ませて部屋に案内されると、特別室に案内されました。

“えっ・・・特別室なんて予約した覚えはないゾ。。。この仲居さん、部屋間違ってるよ!”と思いきや、

“たまたま空いておりましたので、こちらの方にお部屋を変更しておきました。もちろん料金は通常のお部屋代で結構です”

ホテルの粋な計らいに、まめ八一家皆大感激!!

平戸海上ホテルさん。本当に有難うございました。

 

このお部屋、特別室だけあって14.5畳の和室に3畳の小部屋、10㎡の広々としたリビング、シンク2台の広々とした洗面台、まめ八の家よりも広いトイレ、ドリップ式珈琲セットが付いていました。

そして、まめ八が一番嬉しかったのが、このビューバスです。

 

 

部屋備え付けとは思えないほど広いバスルーム。

そして、お風呂からは眼下に平戸の美しい海や島々がバッチリ見えるのです。

 

 

このビューバスに心を惹かれながらも、まず、温泉に浸かって長時間ドライブの疲れを癒す事にした。(ビューバスは温泉ではないそうです)

 

このホテルの温泉は、内湯と露天風呂が別の場所になっていてそれぞれ趣向が凝らしてありました。

まだ外は明るく、景色を楽しむことが出来るだろう、ということで、まずは露天風呂に向かいます。

月曜日という事もあって、露天風呂には他にお客さんの姿はなく、貸切風呂状態でした。

 

露天風呂からは、目の前に平戸瀬戸の海が広がり、遠くには平戸大橋や平戸城も望む事が出来ました。

 

 

少しぬるめのお湯に足を延ばして浸かり、通り行く船を眺めているとロングドライブの疲れどころか、仕事の憂さまで忘れてしまいます。

 

 

露天風呂から眺めた平戸大橋。

 

 

余りにも気持ちが良かったので、露天風呂に長く入りすぎてしまい、夕食の時間が少し遅くなってしまいました。

その夕食ですが、平戸といえば新鮮な海の幸と平戸牛が有名です。

 

こちらのホテルの夕食も、前回ご紹介した嬉野温泉“和楽園”に負けない位の素晴らしい物でした。

新鮮なお刺身。家庭では食べられない絶妙な味の鯛のあら炊き等々の品々。

 

 

こちらは鮑の網焼き。平戸近海で採れた生きた鮑を焼いて頂きます。

そのお味は・・・幸せという以外、何とも表現できません。

 

 

そしてお次が平戸牛のステーキです。

柔かくて濃厚で、美味しかった~っ!!

写真を撮る前に子どもが2切れほど食べてしまいました。

 

 

ご飯は炊き込みご飯です。

春の山菜と海の幸が絶妙のコンビネーションでした。

平戸は山の幸にも恵まれているそうです。

 

 

美味しい夕食を頂いてお腹も一杯になったところで、お休み前に内風呂を試してみる事にしました。

実は、この平戸海上ホテルの内風呂は、TVの“ナニコレ珍百景”で紹介された事のある楽しいお風呂なのです。

 

内風呂の入り口にもその紹介パネルが掲げてありました。

 

 

何が珍百景なのかというと・・・

 

 

そうなんです。

こちらの内風呂は水族館付きのお風呂なんです。

水槽の中には、海亀、鯛、アジ、カワハギなど、平戸近海で見られる魚たちが泳いでいます。

子ども達は大喜びでのぼせるのではないか?と心配になる位、水槽にへばりついて魚を眺めていました。

運良く、他にお客さんがいなかったので写真を撮らせて貰いました。

 

 

温泉から上がり、部屋に戻って広縁タイプのリビングソファに腰掛けて、平戸大橋の夜景を楽しんでいると、ドラマの主人公になったような気になりました。

でも、かなり手ブレしていますね。(カッコわりぃ~・・・

 

 

いよいよ明日で楽しい旅行も終わりです。

 

次回は、平戸の観光スポットと、平戸島の先にある生月島をご紹介します。

 


コメント

--------これより以下のコメントは、2013年5月30日以前に-----------
あなたのブログにコメント投稿されたものです。

ベル [2010年4月14日 23:05]
こんばんは。
素敵なホテルですね~☆
お風呂も日常を忘れてゆったり出来そうだしお料理もすっごくおいしそう~♪
水族館付きのお風呂は子供じゃなくても長湯しちゃいそうですね(*^_^*)
まめ八 [2010年4月15日 21:04]
ベルさん、こんばんわ。
コメントを頂きまして、有難うございます。
今回、お世話になった嬉野温泉の和楽園さんと、平戸の海上ホテルさんは、まめ八がこれまで宿泊してきた中では超お勧めの宿です。
水族館風呂はTVで取り上げられただけあって、とても楽しいお風呂でしたが、和楽園さんの茶風呂も凄く良かったですよ。o(^▽^)o

-.-; [2010年4月18日 17:38]
こんにちは。
すごい豪華な旅ですね~。
日常を忘れさせてくれる素敵な景色と豪華なお食事・・・
お風呂も良いですね~。やっぱり九州は温泉いいなぁ。
ブログ再開の件、ありがたいです。少し考えてみたいと思います。
しばらくはコメントだけに留めます。


まめ八 [2010年4月18日 19:06]
-.-;さん、こんばんわ。
いつもコメントを頂きまして有難うございます。

>すごい豪華な旅ですね~。
そう見えるでしょう?でも、実はこの2泊3日の旅行はそんなにお金かかってないんですよ。
和楽園さんが大人一人13000円、平戸海上ホテルさんが9000円だったんですよ。!(^O^)
平日料金だったこともあるのですが、とてもリーズナブルな旅行が出来たと思います。
お陰で気分リフレッシュが出来ました。!(^O^)

ブログ再開の件は、あくまでも希望ですから余りご無理をなされぬようにされて下さいね。
yut666 [2010年4月18日 22:10]
こんばんわ。

二日続けて贅沢を楽しみましたね。
しかも特別室とはラッキーではありませんか。
景色も良くて、食事も美味しくて、言うことなしですね。
お値段もリーズナブルなようで、羨ましいです。

にーなな [2010年4月19日 22:46]
こんばんは。
水族館があるお風呂。。いい雰囲気ですね~
リッチな雰囲気が伝わってきます。
お食事も最高ですね。お酒も進みそうです。笑
温泉旅行いきたくなりました。
まめ八 [2010年4月20日 19:41]
yut666さん、3連投有難うございます。

今回の旅行は、ツキがありました。!(^O^)
ウチは娘が雨女で、旅行に行くと必ず一日は雨に祟られるのですが、今回は曇りこそしましたが雨にならずに済みました。
部屋も特別室にしてもらえたし、宿も両方ともアタリだったこともラッキーでした。!(^O^)
特に旅館やホテルは、実際に泊まってみないと良し悪しがわかりませんから、この目で見るまでは不安ですよね。

まめ八 [2010年4月20日 19:47]
にーななさん、こんばんわ。
いつもコメントを頂きまして有難うございます。

コレだけの内容で一泊9000円は安いと思いませんか?凄く得した気分です。
この料理で飲まないわけにはいかないでしょう。!(^O^)
温泉でたっぷりと汗を流して、喉をカラカラに乾燥させて冷たいビール!と米焼酎、泡盛等、お酒もしっかり進みました。(;^_^A


佐賀 嬉野温泉・長崎 平戸の旅 その2(嬉野~伊万里~松浦編)

2010-04-12 22:05:41 | 温泉紀行

前回に引き続いて佐賀の嬉野温泉をご紹介します。

 

嬉野温泉宿泊した宿は“和楽館”です。

こちらの名物が、お茶風呂であることは前回ご紹介しましたが、それにも増して素晴らしかったのが食事でした。

 

ゆっくりと温泉に使った後、午後7時頃から夕食を頂きました。

テーブルの上にはコレでもかと言わんばかりにたくさんのお料理が所狭しと並べられていました。

余りにも品数が多くて、一度に撮影できなかったので分割してご紹介させていただきました。

 

 

お肉は佐賀牛。。。左の紙鍋の上でバターで焼いて頂きました。

柔かくて凄く美味しかったぁ~

 

 

佐賀といえば、玄界灘と有明海の両方の海に面していて、新鮮な魚が頂ける所です。お刺身と佐賀牛カルビ肉寿司。お吸い物です。

佐賀牛カルビ肉寿司は肉の上の生姜とタレをつけて焼いた佐賀牛カルビ、それにシャリが絶妙のコンビネーションでした。もっと食べたかった。。。

お吸い物の緑色の四角い物は嬉野名物の茶豆腐です。ほんのりとお茶の香りがして春が感じられました。

 

 

鰆けんちん昆布巻きと、あさり揚げ田楽串。

を昆布で巻いて白味噌で焼いたものです。

アッサリとした中にも奥深い味わいで、春を感じさせてくれる鰆、あさりを使った旬のお料理でした。

 

 

桜海老飛龍頭、里芋、空豆の餡かけ。

最近、こうした和食系の料理が美味しく感じられるのは歳のせいですかね?

菜の花が添えられてやはりココにも春が演出されていました。

 

 

でも、最後はやっぱりコレでしょう? 

九州の米どころ“肥前佐賀の肥前白石米”と赤出し、お漬物。

この他、デザートに果物と抹茶豆乳プリンが付きます。

 

どの品も本当に美味しく、しかも、春を感じさせてくれるお料理で大満足でした。食べ終わった後、暫く動きたくない位にお腹一杯頂きました。

 

 

翌朝、ちょっと早めに起きて朝風呂を楽しみました。

昨夜と露天風呂が男女で入れ替わっていました。

今回入った露天風呂は日本庭園を思わせる立派な物で、風呂の横には大きな池があって鯉が泳いでいました。

勿論、こちらも名物のお茶風呂です。

 

朝湯の後は朝食を頂きました。

左の鍋は嬉野名物の温泉湯豆腐です。

胡麻ダレで頂きます。

白米の上の椀はお粥。これも凄く美味しかったです。

 

 

美味しくてヘルシーな朝食を、お腹一杯食べて旅行2日目の行動開始!

まず向かったのが、嬉野市内にある“肥前夢街道”です。

 

この施設、バブル真っ最中の時代に作られた江戸時代の街並みを再現した当時流行ったテーマパークで、開園当時はTVでもかなりCMを流していました。

ただ、規模が小さいことと中途半端な内容であったことから、開園時を除いて客足が伸びず、苦しい経営が続いていると聞いています。

この日も、平日であったためにほとんどお客がいない寂しい状態でした。

 

 

まめ八は、開園してからまだ間もない20年程前に一度ここを訪れた事があり、“大した事ない”という感想を持っていたので、今回の旅行で寄る予定はなかったのですが、子ども達が“忍者ショーを見たい”というものですから、急遽、予定に組み込みました。

 

場内は、開園当時に比べてかなり老朽化していました。

以前訪れた時には江戸時代の人々の格好をしたエキストラが通りを歩いていたのですが、それもなくなって寂れていました。

入場パンフにも“絶賛自転車操業中!!体験型テーマパーク”と自虐的な紹介がしてあります。

 

それでも、忍者さんだけはとても親切に場内を案内してくれたり、子どもの相手をしてくれたりでサービス満点でした。忍者ショーも結構迫力ありましたよ。

 

忍者ショーを見た後は、忍者さんから手裏剣投げの手ほどきを受けました。

 

 

手裏剣の後は吹き矢の練習。

吹き矢がプラチックパイプなのはご愛嬌ということで・・・ 

 

 

“肥前夢街道”町並み。お客がいません。

忍者さんも、時代の厳しい風に負けずに頑張ってしますので、嬉野温泉に行かれる機会があれば是非寄ってあげて下さい。

 

 

“肥前夢街道”からは、嬉野の温泉街が一望に見渡す事が出来ます。

 

 

“肥前夢街道”で楽しい一時を過ごした後、次の目的地、武雄市に向かいます。

武雄に向かった理由は、ココの名物“餃子会館”のホワイト餃子を食べるためです。

昼過ぎにJR佐世保線、武雄温泉駅近くの餃子会館に到着。

平日にも拘らずお店には結構なお客さんが入っています。

餃子会館と名前が付いていますが、餃子の専門店ではなくラーメン屋のようで、お客さんもラーメンと餃子という組み合わせで食事をされていました。

 

そこでまめ八達も“もしもしラーメン”と“焼餃子”を注文。

 

こちらが“もしもしラーメン”

白濁の豚骨スープと中太・ストレート麺の典型的な九州ラーメンです。

味の方は、濃い味の熊本ラーメンに慣れたまめ八の舌には少し薄かったように思いましたが、久留米ラーメン系がお好きな方にはバッチリのお味だと思います。チャーシューもいい味出していましたよ。

 

 

そしてこちらが本命の焼餃子です。

どうです?とても餃子には見えないでしょう?

 

 

こちらの餃子は、製法を伝えた中国人の名前に由来してホワイト餃子と呼ばれているそうです。

大きさは一口サイズより少し大きめで、厚めの皮に36種類もの材料を練り合わせた具がパンパンに入っています。

皮はパリッと、中はジューシーで、見た目もそうですが、味の方も餃子離れした

忘れられない味となりました。

8個で400円とお値段も普通。まめ八一家で3皿注文しましたが、アッサリと完食してしまいました。

なお、食べ残してもこちらのお店では持ち帰りが出来るというのも嬉しい配慮です。http://r.tabelog.com/saga/A4103/A410301/41000040/

 

さて、ラーメンと餃子でお昼を済ませたので、次の目的地、焼物の街、伊万里に向かいました。

まめ八の奥さんは、若い頃から焼物が好きで、ちょうど伊万里で焼物市があっているということだったので覗いてみる事にしました。

 

鍋島藩窯公園を会場にして焼物市が開催されていましたが、行って見ると平日にも拘らずたくさんのお客さんが来ていました。

早速、車を降りて会場へ・・・

ただ、子ども達が走り回って万が一焼物を壊したら大変です。

そこで、奥さんだけが別行動して、焼物を見る目が全くないまめ八は子ども達を連れて公園内を散策する事にしました。

 

公園の中にかかる小さな橋を渡ると、この“めおとしの塔”があります。

14個の陶製の風鈴が下がっていて、橋を人が渡るとセンサーが感知して済んだ音を奏でてくれます。

 

 

公園内にはきれいな小川が流れており、その両岸は石組みできれいに整備されているので小さな子どもでも安心して川遊びが出来そうです。

子ども達も早速、川岸に降りてちょっと早い水遊び。

 

 

木々の若葉が眩しい散歩道。

 

 

一時間ほどで奥さんの買い物が終わったので、あとは一路、平戸島を目指します。

風光明媚な伊万里湾岸を走り続けていると、突如、巨大な発電所が目に飛び込んできます。

松浦市にある九州電力松浦火力発電所です。

また、この辺りは伊万里市を始めとして造船業が盛んな地域でもあります。

途中、トイレ休憩で立ち寄った道の駅から撮った写真です。

 

 

松浦を過ぎて暫くは右手にリアス式海岸の多島海を眺めながらのドライブになります。ここの景色は、その島影といい、海と空の青さといい、ギリシアで見た景色にそっくりでした。

 

そして目の前に見えてきたのが平戸島と平戸大橋。

 

 

 

次回は、平戸大橋を渡って歴史の島“平戸”をご紹介します。


コメント

--------これより以下のコメントは、2013年5月30日以前に-----------
あなたのブログにコメント投稿されたものです。

-.-; [2010年4月13日 19:31]
まめ八さん、改めましてお誕生日おめでとうございます。
すごいご馳走の数々ですね~、随所に春を感じさせる仕上がりになっているのは
さすがといわんばかりですね。
九州ラーメンとホワイト餃子もなかなか魅力的ですね。
あっ、食べ物ばかりについついコメントを・・・。
もちろん景色もどれも素晴らしく普段忙しい中の良い息抜き旅行になった
ようですね。これぞまさに命の洗濯♪♪

まめ八 [2010年4月13日 23:17]
-.-;さん、こんばんわ。
前記事に続いてコメントを頂きまして有難うございます。
今回、ご紹介した和楽園さんは、一度行かれる価値があると思いますよ。とにかく凄い御馳走でした。また、武雄のホワイト餃子も初めて頂きましたが、餃子とは思えない濃厚な味わいが今でも忘れられません。
洋七さんの“がばいばあちゃん”ブームで、最近、注目の佐賀ですが、こんなにいい所がたくさんあるとは知りませんでした。
九州にお越しの際には、是非、お立ち寄り下さい。
ところで、-.-; さん。。。。ブログを再開されませんか?
私がブログを始めた頃にお世話になった方々が次々に去って行かれました。
Luxioさん、W650さん、かわちゃさん、そして-.-;さんと、ブログ初心者の私を励まし、育ててくれた方々が去っていかれました。
それぞれ、各々のご事情があってのことだとは思うのですが、残された者としてはとても寂しい気持ちがします。
-.-;さんのファンの方もたくさんおいでになると思うのです。
古いしがらみは捨てて、新しい“美味しい話”を楽しみにしていますよ~ o(^▽^)o。
あつかましいお願いでゴメンなさい。m(._.)m
にーなな [2010年4月17日 10:24]
おはようございます。
やはり温泉宿での”美味しい食事”は旅行の楽しみの一つですよね。それにしても、たくさんのお料理。。私も満腹です。笑
春の季節感が満点の風景ですね。こちらは今朝、うっすらと雪景色となりました。
はやいとこ、暖かくなって欲しいのですが。。笑
まめ八 [2010年4月17日 11:30]
にーななさん、こんにちわ。
いつもコメントを頂きまして有難うございます。

そちらでは真冬並みの寒さが戻ってきているようですね。梅の花ならともかく桜の咲く時期に雪が降るとは・・・
地球環境は本当にどうなってしまったのでしょうね?

年度末に頑張って働いた自分へのご褒美と家族サービスを兼ねた温泉旅行でしたが、とてもよかったですよ。o(^▽^)o
気持ちの良い温泉、海の幸、山の幸をふんだんに使った美味しい食事、春爛漫の美しい風景、そして、きめ細かい宿の心遣い・・・日本に生まれて本当に良かったと思った旅でした。
yut666 [2010年4月18日 22:01]
こんばんわ。

旅館のお食事、夕飯も朝食もとてもー美味しそうです。私も家族でゆっくりと温泉旅館に行きたくなってしまいました。

ラーメンと餃子も美味しそうです。(^^)
まめ八 [2010年4月20日 19:35]
yut666さん、こんばんわ。
連コメ有難うございます。

お仕事が一段落されたらご家族で是非温泉旅館、行かれて下さい。かなり癒されますよ。!(^O^)
こちらのラーメンは、久留米系の豚骨だったので、コクの麺で少々物足りませんでした。
餃子の方は、インターネット販売もやっているみたいですから覗かれてみてはいかがですか?


はげの湯温泉“豊礼の湯”

2010-02-22 20:25:18 | 温泉紀行

先週の土曜日は久し振りに雲ひとつ無い晴天が広がりました。

ここ数日、ぐずついた天気が続いていたのでまめ八のそぞろ心は疼きっ放しです。

 

そこで、最近、仕事が結構忙しくなってきてストレスが溜まっている事と、模型製作で肩がガチガチにこっていたので、ドライブがてら温泉にでも浸かりに行くことになりました。

 

向かったのは小国町の“はげの湯温泉”。

昼ごはんを済ませてから出発。

いつものようにミルクロードから菊池阿蘇スカイラインを通るルートで小国に入ります。

 

初春の阿蘇谷。

まだ、山肌は枯れ草色ですが、日差しは何処と無く春めいていました。

 

 

途中、立ち寄ったのが“夫婦滝”。

二つの川がここで滝となって合流していることからこの名が付いたと言われています。どっちが夫でどっちが奥方なのかは解りません。

 

 

この“夫婦滝”は、その名前から縁結びの滝としてたくさんのカップルが訪れるスポットになっています。

滝の入り口には、愛する人と結ばれることを願う絵馬がたくさんかけられていました。

 

 

この日も数組の若いカップルが訪れていました。家族連れはまめ八一家だけでだったので、居心地が凄く悪かったです。

早々に退散。。。

 

夫婦滝入り口にある売店。この辺りのお土産の他、絵馬もここで買うことが出来ます。

 

 

今回向かった“はげの湯”は、九重山系の涌蓋山(わいたさん)の麓にあります。

涌蓋山のすぐ傍までやってきました。

 

 

さらに近付くと涌蓋山の山頂付近には、数日前の冷え込みの時に降ったと思われる雪が残っていました。

 

 

“はげの湯”の温泉街の少し手前にあるのが、“豊礼の湯”です。

こちらは日帰り入浴が出来る温泉で、大露天風呂の他、個室になっている家族湯が、檜家族露天風呂や家族露天風呂、屋内家族風呂などの施設が整っています。これら、家族風呂は一つのお風呂を貸し切りで使えるもので、料金も一室一時間で設定されています。

ちなみに、まめ八一家は家族露天風呂を利用しましたが、一室1200円でしたから、家族4人分で考えるとお得になります。

浴室の外にコインタイマーがあって、そこにお金を入れると湯船にお湯が出てくる仕組みです。

 

お湯を入れているところ。。。貸切ですから写真撮影もOK! 

 

 

ところが、ここで大失敗。。。

こちらの温泉は天然自噴温泉なので湯温が高く、お湯が出始めたら隣りの水道で水を入れながら適温に調整してやる必要があったのです。

それを知らないまめ八と子ども達はさっさと服を脱いで、湯船に入ろうとしたものだから大騒ぎになってしまいました。

慌てて水を入れましたが、湯温はなかなか下がらずまめ八と子ども達は水道の傍に足を浸して適温になるまで寒さの中、じっと待っていなければなりませんでした。

 

“早くお湯がさめないかなぁ~”

 

 

やっと適温になり、ザブンとお湯に浸かると極楽、極楽・・・。

間近に涌蓋山の眺め、見上げると抜けるように青い空が広がっていました。

泉質は、白乳色に少し青味がかったナトリウム塩泉で、舐めるとかすかに塩味がしました。

 

 

ゆっくりとお湯に浸かっていると1時間はあっという間に過ぎてしまいます。

温泉から出ると、周辺のあちこちから湯気が立ち上っていました。

 

 

この湯気を利用して温泉玉子を作ることが出来ると聞き、受付で玉子(一個50円)を4つ買い、網を借りて温泉玉子を作ってみました。

 

これが温泉の熱を利用した蒸し器。

カマドのような所の木の蓋を取り、その中に網の上に載せた玉子を入れます。

その後、蓋をして下にあるバルブを開くと高温の湯気が噴出してくる仕組みになっています。

温泉玉子なら、約7分で出来てしまいます。

 

 

温泉を利用した人はこの蒸し器を自由に使うことが出来るという事なので、常連さんの中には、家から肉や野菜、芋などを持ってきて蒸し料理を楽しんでいかれる方も多いとか・・・

まめ八も次に訪れる時には、玉子にさつま芋を持って行きたいと思います。

 

さて、温泉玉子が出来ました。

 

 

“殻がうまくむけないよ”

“温かくて美味しいね”

 

 

温泉玉子も食べたので、遅くならないうちに家路につきます。

帰り道の途中で、初春の太陽が山の向こうに沈んでいきました。

 

 

 

 

 

辺りの山々をすみれ色に染めながら、今日一日の仕事を終えてお日様は沈んでいきました。

 

 

明日の日曜日も暖かないい天気でありますように・・・

今日一日、お疲れ様でした。

おやすみなさい。

 

 

 

 

 

 

 


コメント

--------これより以下のコメントは、2013年5月30日以前に-----------
あなたのブログにコメント投稿されたものです。

W650 [2010年2月22日 23:12]
こんばんわ!
私もまめ八さんのご家族とドライブに行った気分になりました。
阿蘇の素晴らしい景色を眺めたと思ったら、マイナスイオンたっぷりの夫婦滝に、いかにも温泉らしい白濁した温泉。 そして、自家製の温泉卵で舌包み。 最後に夕日を眺めながら家路に着くなんて、ホントいいですね。
 旅行会社の企画した日帰りツアーのようです。

ところで、滝の入り口にある絵馬、まめ八さんも若い頃、奥様と願い事を書かれたのではありませんか?
まめ八 [2010年2月23日 19:11]
W650さん、こんばんわ。
いつもコメントを頂きまして有難うございます。

この日は天気も良く、暖かだったので景色も良く、とても楽しい日帰り温泉ツアーを楽しむことが出来ました。しかも、総費用1400円で済みました。

>滝の入り口にある絵馬、まめ八さんも若い頃、奥様と願い事を書かれたのではありませんか?

う~ん。。。残念ながら今から十数年前には、こうした気の利いたことをやっていなかったので、絵馬を書くことが出来ませんでした。(;^_^A
yut666 [2010年2月23日 23:32]
こんばんわ。
日帰りドライブ、温泉ツアーで日常のストレス、疲れが癒されたのではないでしょうか。
私も久しく温泉行っていないので、のんびり行きたいものです。

まめ八 [2010年2月24日 19:39]
yut666さん、こんばんわ。
いつもコメントを頂きまして有難うございます。

この温泉ツアーは我ながらうまくいったと思います。(^O^)
九州にはいい温泉がたくさんあるので、これからはまめにこうした温泉地を日帰りで回ってみるのもいいかな?なんて考えています。
にーなな [2010年2月26日 23:04]
こんばんは。
美しい風景ですね。ほんと、素敵です。
私も温泉ファンなので、このように眺めの良い温泉を見ると、直ちに出かけたくなってしまいます。笑。
疲れた身体には、温泉が最高だと思います。笑
きなこ [2010年2月28日 10:05]
こんにちは。
素晴らしい風景ですね。温泉も風情豊かというかいい温泉ですね。
ちょっと名前にびっくりしましたが(笑)
まめ八 [2010年2月28日 20:32]
にーななさん、こんばんわ。
続けてのコメント、有難うございます。

この“はげの湯”は、私も初めて訪れたのですがとても気に入りました。
温泉の質が良いことは勿論、リーズナブルだし景色も抜群だし、何より静かな事が気に入りました。
このところ仕事が忙しいのでストレス解消には温泉が一番です。
まめ八 [2010年2月28日 20:35]
きなこさん、こんばんわ。
いつもコメントを頂きまして有難うございます。

この“はげの湯”温泉は、熊本県と大分県との山深い県境にある小さな温泉です。
熊本には黒川温泉という超メジャーな温泉郷がありますが、その周囲にもこうした素晴らしい温泉がたくさんあるのでこれからも逐次ご紹介できたら・・・と考えております。

冬晴れの不知火海

2010-01-25 22:06:25 | 温泉紀行

日曜日は雲ひとつ無い澄んだ青空が広がりました。

こんな天気の良い日に家にじっとしているのも勿体無いので、久し振りに天草に海を見に行くことにしました。

 

途中、宇土半島の宇土マリーナ傍の“海の見えるレストラン AKASE海岸”で昼食を摂る事にしました。

 

このレストラン、国道57号線を宇土市から三角に向かって走ると右手に宇土マリーナがあります。そこを約300m位過ぎた道沿い右手にあります。

 

 

お店の中はとてもお洒落で明るい雰囲気です。

 

 

お店の名前にもある通り、海沿いの大きな窓からは有明海と雲仙の素晴らしい景色を楽しむ事ができます。

 

 

さて、お料理はというと・・・

 

まず、息子が注文したお子様セット600円。ハンバーグにオムレツ、ソーセージ等がついていていました。とても美味しかったみたいで息子はご飯粒一つ残さず完食。

 

 

まめ八が注文したのは、デミグラスソースのハンバーグセット850円。

ボリュームがあって、自家製デミグラスソースも絶妙な味付けでとても美味しかったです。

また食べに来たいと思いました。

添えつけのサラダ(写真撮るのを忘れて食べてしまいました)は、自家製のドレッシングで頂きますが、カレーソースとバジルソースがあり、いずれもかなりいいお味でしたよ。

 

 

カレー好きの奥さんと娘が注文したのが、チーズカレー850円。

カレードリア風ですが、カレーには超うるさい奥さんも納得の一品。

程良い辛さとまろやかさ、コクの深さが絶品だったというコメントを頂きました。

 

 

デザートに頼んだ自家製リンゴのタルト。400円。

リンゴをふんだんに使ってあって、リンゴが持つ甘さを生かした上品な味でした。

また散らしたシナモンの香りも良くマッチしていました。

 

 

こちらはチーズケーキ。400円。

息子が速攻で食べようとしたので、ブルーベリーソースがケーキに付いてしまっていますが本当はもっときれいに飾り付けられています。(お店の方、すみません

こちらも甘すぎず、濃厚なチーズの香りときめ細かい舌触りが素晴らしかったです。

 

 

こちらのレストランのお料理は、地元の新鮮な魚介類や野菜を使っているのはもちろん、水も近くの湧水から汲んで来て使用しているのだそうです。

また、お米も契約農家がつくる山間地米を使用するなど、ご主人の食材に対するこだわりが感じられます。

 

お店は、厨房を預かる御主人と店内を切り盛りされる優しそうな奥様、そして時々顔を見せる3歳位の可愛らしいお嬢さんでなされている様子でとても温かな家庭的雰囲気に溢れています。

お値段も殆どのメニューが1000円以下。

有明海の美しい景色を眺めながら、美味しくてリーズナブルなお料理を頂けるとは・・・

良いレストランとめぐり合うことが出来ました。リピーターになってしまいそうです。

 

さて、腹ごしらえができた所で本来の目的地、天草上島の龍ヶ岳に向かいます。

天草上島は、天草諸島の中心である天草下島に通じる主要国道324号線が島のの北側の有明海沿岸を通るため、南側にあたる不知火海側の姫戸や龍ヶ岳、倉岳といった地域は熊本の人間でも余り行かない穴場的な観光地です。

でも、多くの島々が浮かぶ波静かな不知火海の風景はきれいですよ。

 

龍ヶ岳の桶島の海岸。

 

 

白い砂浜には人影ひとつ見られません。ただ波が岸を洗う音が聞こえるだけ。。。

 

 

この日は天気が良かったので、遠く向こう岸には八代市が見えました。

 

 

去年ご紹介した芦北の御立岬海浜公園も望む事が出来ました。

この日はベタ凪で、不知火海もまるで湖のようでした。

 

 

こうして見ると、海の青さは空の色である事がわかります。

夏の海もエネルギッシュで好きですが、静かな冬の海も水が澄んでとてもきれいです。

 

 

日が暮れてきました。刻一刻と空も海も色を変えていきます。

 

 

 

 

夕暮れの海を眺めていたらさすがに体が冷えてきました。

海岸で貝拾いや石投げ、砂浜でお絵かきをして遊んでいた子ども達も“寒くなってきた”というので、帰りは大矢野島にある温泉“スパ・タラソ天草”に寄って温まる事にしました。

 

 

こちらの温泉、有明海から雲仙・島原半島を見渡す事が出来る、大矢野島の小高い丘の上という絶好のロケーションに建っています。

露天風呂からは、昼間は有明海から雲仙・島原半島、夕暮れから夜にかけては有明海に沈む夕陽や島原の夜景を楽しむことが出来ます。

泉質は塩湯で、かすかに塩の味がしますが湯冷めしにくいので冬にはもってこいの温泉です。

施設もまだ新しくきれいで、手入れも行き届いているので気持ちよく温泉を楽しむことができます。

館内には本格的な海鮮料理や創作料理などもリーズナブルなお値段で食べられるレストランもあり、食事だけ摂るために寄っていかれる方も多いようです。

 

 

ちょっとした半日ドライブでしたが、美味しい昼食と静かな不知火海の景色、それに温泉まで楽しむことができた有意義なものとなりました。

夏の賑やかな海もいいですが、冬の静かな海も大人の雰囲気があっていいものですよ。

 

《海の見えるレストラン AKASE海岸》

熊本県宇土市赤瀬町358  TEL0964-27-0030  定休日:不定休

 

《スパ・タラソ天草》

熊本県上天草市大矢野町上723番地4  TEL0964-56-1126

HP:http://www.spa-thalasso.jp/

 

 

 


コメント

--------これより以下のコメントは、2013年5月30日以前に-----------
あなたのブログにコメント投稿されたものです。

W650 [2010年1月25日 23:03]
こんばんわ!
海の見えるレストランっていいですね。
夕方に来ると海も夕日に染まって綺麗になるでしょうね。
セットのお値段も手頃で良心的なお店のようですね。
>海の青さは空の色である事がわかります。
はい、仰るとおりとても綺麗です。
私もまめ八さんのブログを見て海に行きたくなりました。
でも、岐阜では日本海も太平洋も2時間はかかってしまいます。(笑)

デコちゃん [2010年1月26日 9:32]
こんにちは!
写真から拝見するに、本当にお店のすぐそばに海が見えるんですね!
料理もリーズナブルなうえおいしそうだし、デートにも使えそうな素敵なお店ですね♪
まめ八 [2010年1月26日 20:38]
W650さん、こんばんわ。
いつもコメントを頂きまして有難うございます。

>夕方に来ると海も夕日に染まって綺麗になるでしょうね。
テーブルマットにこのお店から見える夕陽の写真が挿んでありましたが素晴らしい夕景色でした。
また、結構夜遅くまで営業してるみたいで、夜間は打寄せる波をライトアップしており、それもなかなか良い感じらしいですよ。
岐阜は海に出るまで大変のようですが、アルで快適クルージングがてら出かけられては如何でしょう?o(^▽^)o
まめ八 [2010年1月26日 20:42]
デコちゃんさん、こんばんわ。
コメントを頂きまして有難うございます。

このお店はまさに海に面した場所に立っているので満潮の時などは窓の下はすぐ海になります。
すぐ傍までスナメリという小型のクジラがやって来るみたいでそれもこのお店のセールスポイントの一つなんだそうです。

>デートにも使えそうな素敵なお店ですね
はい。この日も二組の若いカップルと一組の年配のご夫婦が来られていましたよ。
yut666 [2010年1月28日 0:44]
こんばんわ。
とても良い1日を過ごされたようですね。
昼食とられたレストランも洒落ていて、料理もデザートも美味しそうです。
天気の良い日は、やっぱり景色のいい所へ行きたくなりますよね。青空は本当に綺麗ですし、それを反射している海もまた綺麗です。
仕上げに温泉とは、1週間の疲れもとれたのではないでしょうか。そう言えば、最近、スーパー銭湯含めて温泉行ってないなー。
まめ八 [2010年1月28日 19:07]
yut666さん、こんばんわ。
いつもコメントを頂きまして有難うございます。

こちらは1月に入って週末の天気が良くなかったので久し振りにプラッと出かけてみました。
最近、年のせいか温泉にはまりつつあり、近場の温泉には良く出かけています。
良い景色を眺めながらゆた~っと温泉に浸かっていると明日からの活力になりますよ。
yut666さんもソニカで足を延ばされてみては如何です?o(^▽^)o

にーなな [2010年1月30日 16:33]
こんにちは。
充実した一日を過ごされてなによりです。
海が見れるレストランいいですね。
甘党の私としては、リンゴのタルトが気になります。笑
素敵なドライブコースを終日のんびり過ごす。。最高ですね~。
まめ八 [2010年1月31日 22:45]
にーななさん、こんばんわ。
いつもコメントを頂きまして有難うございます。

この記事を書いた先週は天気にも恵まれてこのようなのんびりとした一日を過ごす事が出来たのですが今週は天気にも恵まれず、昨日は近しい人のお葬式もあって何にも出来ませんでした。
その副産物として、空いた時間に模型を作ることは出来ました。
甘党ではないのですが、私もデザートは嫌いな方ではありません。
ここのタルトは甘すぎず、男でも十分お茶菓子として納得が行く一品でした。


冬はやっぱり温泉っしょ! 湯坪温泉への旅 その2(大分県九重町湯坪温泉 御宿泉水)

2010-01-12 21:43:58 | 温泉紀行

前回からの続きです。。。。

 

筋湯温泉街からかなり細い山道を積雪箇所に注意しながら下って行くと、湯坪温泉に着きました。

温泉地というよりは、静かな山里といった風情です。

棚田には雪が残っていました。

 

 

今日宿泊する予定の宿は“御宿 泉水”さんです。

 

 

“御宿 泉水”さんは、客室が新館7部屋、別館6部屋(うち露天風呂付が4部屋)、ログハウス2部屋、湯壷1部屋というこじんまりとした宿です。

温泉は別棟に大小5つあり、入浴中は内側から鍵をかけて貸切の形で入る事になります。

泉質は、硫黄・炭酸泉で湯に浸かるとほのかに硫黄の臭い(温泉の香り?)がします。

ウチの娘は少しアトピーの気があるので、温泉によってはお湯が沁みると言って入るのを嫌がるのですが、こちらの温泉はそんな事も無く、喜んで入っていました。しかも、温泉から出た後は、痒がらずに肌がツルツルになっていました。

湯温は、温泉が流れ込んでいる所ではかなり熱いのですが、外気温が低いので少しぬるめに感じました。ただ、ゆっくりと浸かるぶんにはこの方が良かったと思います。

また、温泉の効用のおかげなのか、温泉から出た後も体がぽかぽかと暖かく、湯冷めする事がありません。

浴室は、天井近くの壁が吹き抜けであることから冷たい風が吹き込んでまるで山中の露天風呂に入っているような野趣溢れる感じでした。

ちょっと懐かしい風情のあるお風呂ですが脱衣場がなく、脱いだ浴衣は浴室の一角に設けられた棚の竹篭にポンと入れておきます。

ゆっくりと足を延ばして肩までお湯に浸かり、顔は冷たい空気に包まれていると日頃の憂さなど吹っ飛んでしまいそうです。

 

こちらが温泉棟です。温泉棟の前が駐車場になっていたので上手く写真が撮れませんでした。

福岡や鹿児島、長崎など九州各県からお客さんが来られていました。

 

 

まめ八たちのお部屋は、新館でした。

廊下の両側に部屋が並び、湯治宿といった感じです。

部屋自体は大きくありませんが、清潔で落ち着ける雰囲気のお部屋でした。

 

 

新館の入り口には喫煙場所が設けられており、ちょっとしたお洒落な空間になっていました。

 

 

こちらの夕食は、“5時50分から母屋で一斉に摂って頂く事になっています”という事だったので、早めに温泉から上がり、夕食の準備が整った母屋に浴衣姿で出かけていきます。

 

母屋の縁にはきれいな着物が飾ってありました。

この飾り物は季節によって取り替えるのだそうです。

 

 

こちらが母屋。一見普通の民家のようです。

この母屋、築後135年の歴史ある建物なんだそうです。

 

 

玄関の戸をあけて中に入ると、建物の外観からは想像出来ないような大正ロマンの空間でした。

 

 

さて、こちらの宿を選んだ温泉以外の理由が、料理なんです。

とにかく食べきれないほどたくさんの料理が出てきます。

しかも、一品一品が地元の山野草や食材を利用して工夫を凝らした創作料理。

味の方も一品一品が、それだけで独立したメニューとして通用するほど素晴らしいお味でした。

 

最初に出されたお料理全景。。。

この後に、次々と新しいお料理が出てきます。

宿泊客が一斉に食事を摂るようにしてあったのは、そのためだったのですね。

 

天ぷらは付近で採れる山野草を使ってあるそうで、とても美味しかったですよ。

焼き肉は豊後牛。。。左下は鱒のお刺身。右下が蕎麦の実蒸しです。

 

 

霜降りの馬刺しも美味かったです。

 

 

すずしろ蒸し。

 

 

季節のご飯と九重の山芋蒸し(温泉卵のせ)。

 

 

名前は忘れましたが奥さん一番のお気に入りだった揚げ物を出汁に浸したものと、鱒のお吸い物。

 

 

お正月ですからお雑煮。。。

シンプルな内容ですが、この地方のお雑煮だそうです。

 

 

里芋鶏そぼろあんかけと泉水胡麻豆腐。

この胡麻豆腐、何とも言えないほどいい味で素晴らしい一品でした。

 

 

これら以外にも、えのは塩焼きと、最後にご飯・香の物が出されましたが、食べる事に夢中になりすぎてついうっかり写真を撮り忘れてしまいました。

 

もうこれ以上、食べられない。。。と思っていたら、最後の最後に出てきたのがこの福餅とお抹茶。。。でも、美味しそうだったので頑張って食べちゃいました。

 

評判に違わず、大満足の食事でした。

 

 

食事の後は、散策するには寒すぎたので部屋でコタツに入りゆっくりと時間を過ごし、早めに床に着きました。

こちらのお宿・・・布団はセルフサービスで自分で敷く事になっています。

 

さて、翌朝、早めに起きて朝風呂へ・・・

ところが山の寒さを甘く見ていました。

湯船に飛び込んだ途端、震え上がりました。

温泉の上の方は温かだったのですが、底の方は冷たいぬるま湯・・・

夜間に冷やされたお湯が、底の方に溜まっていたのです。

道理でお湯をかき混ぜる道具が備え付けてあったわけです。

慌てて、湯船から飛び出し寒さに震えながら湯船をかき混ぜると程よいお湯加減になりました。

ところがゆた~っと極楽を楽しんでいると冷たい水がまた忍び寄ってくるではありませんか・・・

余りの寒さのため、お湯がすぐに冷やされて下に沈んでくるのです。

これでは下手すれば風邪を引いてしまいます。

早々に温泉から上がり、朝食を摂るために母屋へ向かいました。

 

朝食は8時から・・・。

玄関に入ると入り口にストーブが焚かれていました。

 

 

女将の心遣いに感謝しながらテーブルに着きます。

 

真ん中が冷奴。左が鱒の焼き物。それに山菜や山里の野菜を使ったお漬物や切干大根など、ヘルシーなメニューです。

昨夜も感じたのですが、水が美味しいためかご飯がとても美味しいのです。それと味噌汁も多分自家製味噌を使用しているのでしょう。香りが良くてとても美味しかったです。味噌汁が余り好きでない子ども達も“ここのお味噌汁は美味しいよ”といって食べていました。

 

 

朝食の後は、宿ののサービスで道路を挟んで宿の前にある“茶房 蔵”で珈琲を頂きました。

こちらがその“茶房 蔵”です。昔の蔵を利用して喫茶室が設けられていました。

店内にはちょっとしたお土産も売られています。

 

 

こちらの手作りプリンが美味しいという事を聞いていたので、サービスの珈琲だけでは何だったので注文してみました。

 

値段は300円。ただし宿泊客はサービスで200円になります。

大きな器にたっぷりとプリンが入っています。

カラメルのほろ苦さもちょうど良く、昔懐かしい味がしました。

 

 

何か、こんな空間って凄く落ち着けますよね。

 

 

この“御宿 泉水”。

 

一泊の宿泊料はなんと、大人一人8500円なんです。

 

あれだけの料理が出て、温泉も楽しめてこの値段って凄いと思いませんか?

どうりで予約が取れないわけです。

 

本当に満足の行く温泉宿でした。

静かな温泉地で美味しいお料理を食べたい方にはイチオシの宿です。

ただし、予約が取れればの話ですが・・・

 

“御宿 泉水” http://www.mjnet.ne.jp/sensui/kannai.htm

 

さて、この湯坪温泉の旅日記も次回が最終回。

次回は、大分県中津江村の鯛生金山をご紹介します。

 

 


コメント

--------これより以下のコメントは、2013年5月30日以前に-----------
あなたのブログにコメント投稿されたものです。

yut666 [2010年1月14日 20:18]
こんばんわ。
寒い冬は温かい温泉宿でゆっくりするのが、何よりの贅沢ですよね。うらやましいなー。
お料理もとても美味しそうですし、これで8500円は安いですよね。関東近辺はこのコストパフォーマンスに匹敵する温泉宿はないと思います。
ただ、山形県の温海温泉は、やはり穴場ですが、素晴らしいコストパフォーマンスでしたよ。
まめ八 [2010年1月15日 18:50]
yut666さん、こんばんわ。
続けてのコメント、有難うございます。

山形の温泉かぁ~。
行ってみたいですねぇ~。
東北は福島と宮城しか行った事がありません。
山形とか秋田、青森なんか憧れます。
きっと雪景色の中、暖かい温泉と山の幸が楽しめるのでしょうね。

きなこ [2010年1月18日 0:02]
続けてお邪魔します。
すごいお値打ちな宿ですね、まずは建物の佇まいなんかが気に入りました。
趣がとってもあるというか・・・。
海に近い温泉も○ですが、山の幸をいただくことができるようなところのほうが
冬に訪れるには良いと思います。
朝食も夕食もどこかにあたたかみがあっていいですね。

まめ八 [2010年1月18日 21:27]
きなこさん、こんばんわ。
続けてのコメント、有難うございます。

なかなかリーズナブルな宿でしょう?
しかも昭和の香りが漂う、いい雰囲気だと思いませんか?!(^O^)
私は、海にしても山にしても美味しい料理を食べさせてくれる宿があれば何処にでも行ってみたくなります。
ご指摘の通り、こちらの宿のお料理は何処となく家庭的な雰囲気がありました。
にーなな [2010年1月30日 15:11]
こんにちは。
続けてお邪魔いたします。
温泉旅行といえば、やっぱり美味しい食事ですよね。。とても雰囲気の良い旅館ですね。創作料理も美味しそうです。
8500円。。かなりお得だと思います。
温泉いきたくなります~。笑
まめ八 [2010年1月31日 20:09]
にーななさん、こんばんわ。
3連続コメント有難うございます。

こちらの旅館は本当に穴場的な宿で、贅沢感は全く無いのですが何処と無く懐かしい感じがするアットホームな所でした。おまけに食事も美味しくてリーズナブル。。。
人気宿だけのことはありました。
今回宿泊できたのも、たまたまキャンセルが出たためだったので運にも恵まれていたのでしょうね。
春か夏にまた行ってみたいと思いました。


おぺ [2010年2月7日 22:14]
こんばんは、おぺです。
人気の宿を満喫できて良い思い出になりましたね。
歴史があって、でもどこかホッとする懐かしい田舎くささが趣きを一層引き立ててるんでしょうね。
まめ八 [2010年2月8日 19:03]
おぺさん、こんばんわ。
3連投、有難うございます。

この宿は、最初ぱっと見には山間の古びた民家のような感じで、少しガッカリしたのですが、時を過ごすうちにその良さが解ってきました。
温泉と美味しい料理以外、何にも無いという素朴な所が良かったのかもしれません。