songbookの自己回顧録

「教えて!goo」で見つめてきた自分自身と、そこで伝えられなかったことを中心につづってきましたが、最近は自由なブログです

ついでに言いたくなっちゃった

2009-09-13 22:20:49 | ライフ
昨日テレビ朝日で時代劇ドラマをやっておりまして、(すみません、冒頭の1分しか見なかったのですが)寛政の改革という懐かしい言葉の響きに、はっとしました。

今の政権交代って、まるで江戸時代なのだと。
何十年と続いた自民党政治は、いわば田沼意次政治。
民衆の反感に、ついに失脚し、新しい政治が始まろうとしている、と。ただし江戸時代に待っていた改革政治は、徹底した倹約、贅沢の廃止を国民に課したものでした。

民主党は、何をしようとしているのか。とにかく、国の財源が気になっています。

夕張など、経済が破綻した自治体があります。行政区の経済が破綻すると、どのような生活が住民に待っているのか、実は私たちはほとんど知りません。もちろん私も知りません。

でも、これって、極めて恐ろしいことだと思いませんか??

たとえば近い将来、国際的に、「日本円は、現在の国内赤字を返済できる能力がない」と、世界中から貨幣としての信頼を失ったとすると、どうなっていくのか?
いや、だからといって、自民党なら何とかなっていたとも思えないのですが、この辺の議論って、なぜ起こらないのでしょう?

田沼政治から数百年たって、現在の私たちは、当時の悪政を笑いますが、この50数年来の政治も、もしかしたら田沼時代のように言われる日が来るのかもしれません。「政官癒着で一部の人だけがおいしい思いをする政治であった」と。

でも、その打開策はどうあるべきか。残念ながら歴史は、これといった答えを示してはおりません。難しい時代が待ち構えているのだと思います。

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