songbookの自己回顧録

「教えて!goo」で見つめてきた自分自身と、そこで伝えられなかったことを中心につづってきましたが、最近は自由なブログです

ちりとてちん~そして、はまる

2009-01-25 20:21:55 | マスコミ関係
いわゆる16週「人のふり見て、我が塗り直せ」を見たことは、宮嶋さんを知った偶然、たまたま初めて見た回の最初に順ちゃんが出てきた偶然(新年1回目)など重なって、非常に深い感激を与えてくれた週でした。
「家族会議」「15分一発どり」などで語られたこの回は、あまたの名場面をばっさばっさと切り落としてみんなから突っ込み、批判を浴びた「総集編」にも大々的に採用されている名場面中の名場面。

そんな回を見て感動に震えてしまったものだから、もう、はまるしかありませんでした。
この感動をもう一度、と、次の日の展開を楽しみにしていたところ、五木ひろしのギャグ展開で落とす。なんだ、この振幅の広さは?


宮嶋麻衣さんを目当てに見始めた「ちりとてちん」は、人をオタク的にはまらせてしまうドラマでした。で、この週終了後、順ちゃん宮嶋さんは一気に登場回数が減ります。これも後からわかるのですが(こんなんばっか)、いわゆる「回収」の始まりでした。順ちゃんは、この週で、ある意味回収されたのです。この週をはじめとして、あらゆるキャラクターの抱える問題や背景、謎などが回収されていくのです。

おっとまた脱線した。で、順ちゃん以外のあらゆるキャラクターのことを少しずつ(後追い視聴者なので)調べ、学んでいきました。可能な限り、ビデオやネットなどで過去の回も見ました。

完全に、はまりのパターンです。しかし、はまるに値する、内容のあるドラマであると、私は今でも思っております。

ちりとてちん かわいい女性には弱い

2009-01-13 01:24:07 | マスコミ関係
最初に見た時の印象は、「ふうん、この子か。ちょっと地味だけど、頑張ってやっているな。」ぐらいのものでした。確か親友の役と聞いていたけど、なんか、添え物程度の位置づけかな?と。

もちろん、それは大きな勘違いでありました。この回は、大いなる布石の一つにすぎなかったことを、後々私は思い知らされます。

で、時々宮嶋さんが見られれば、ぐらいの気持ちでこのドラマを気にするようになりました。自分も仕事をしていて、ほとんど見る時間はなく、見られたとしても土曜日の一部の時間ぐらいでした。

次に見たのが、その1週間後だったと思います。喜代美が新婚生活の中で草々とすれちがい、なぜか草々のほうが小浜の実家に来てしまい、そのあとを喜代美が追って帰ってくるという回。

このとき、喜代美になれなれしく触ってくるいけすかない兄弟子がいて(のちにこれが四草と知ります)、この不思議な世界は何なんだ、と思っておりました。で、喜代美が実家に戻って草々の顔を見つめるときの表情。
これが何ともいえずきれいでかわいらしかったのです。

男は単純ですね。私はこの場面を見ただけで、「もう少し見てみたいな。」と思ってしまったのです。このあたりから、私は時々ビデオなどを頼りにして、見られなかった回を時々見るようになってきました。
果たしてその翌週(私の中でもっとも重要となった第16週)冒頭、「かわいいバージョン」喜代美の言葉が飛び出します。

「草々さんがいなかったら私、もう生きていけません。」

男なら一度は言われてみたい言葉を軽々しく言う喜代美。だが、確かに言われてうれしい。なんだかますます興味がわいてきたところに、「順ちゃん」宮嶋麻衣ちゃんが出てくるのです。

すでにドラマの途中からの視聴者であった私には、細かい人間関係などはまだつかみ切れずにいました。ブログやネットなどの情報から、「どうやら順ちゃんは妊娠してしまうらしい」というとんでもない情報は得ていたので、そういう展開に進む、ということは予想できておりましたが、この1週間のビデオなどがたまっていくにつれ、「これはなんというすごいドラマだ」と思うようになってきました。

その裏で、この週の順ちゃんの顔が大変奇麗だったことも手伝っていたことは言うまでもありません。男が興味を持つきっかけは、単純です。

その頂点が、「家族会議」の金曜日、その「オチ」が、五木ひろしの土曜日でした。

ちりとてちん きっかけは宮嶋麻衣さん

2009-01-12 19:05:18 | マスコミ関係
きっかけは、地元新聞の特集でした。

地元で頑張る女性として、「順ちゃん」宮嶋麻衣さんが紹介されていたのです。
読むにしたがって、興味を引くことがいろいろわかってきました。

まず、実家が今の私の家と、かなり近いこと。(ただし、いまだに正しい住所は知りません)うちの子たちの母校に通っている先輩です。
とても清楚、可憐で利発な受け答えをしていること。
「新聞配達のアルバイトもしていました」ということで、「じゃあ、うちの新聞も配っていてくれたのかな?」と思ってしまったこと(違っていたことが後々わかりました)

…などなど。

そんな子が、今、朝のドラマに出演していると知り、ちょっと見てみようかと思ったわけです。2007年末のことでした。

もともと私は、それほどドラマは見ません。だから、活躍しているところさえ見られればいいや、と思ってのぞいた程度です。家族も、「それほど熱心に見ていない」と言っていて、そんなに興味を持っていないドラマでした(その原因も、後々判明します)。

出会った順ちゃんは、主人公喜代美の結婚披露宴を祝いに訪れていました。

オタク体質がはまるもの

2009-01-12 10:18:19 | ライフ
本当に思い出したようにこのページに書き込んでいます。

さて、タイトルにもあるように、「オタク」という言葉が世間に流布して間もなく20年。今も当時も、決して肯定的な意味では使われておりません。

かつて「マニア」と呼ばれていたもののうち、どちらかというと生理的に嫌悪されがちなジャンルにはまる人たち、と私は解釈しています。
私自身はそれほどではない、と思ってはおりますが、人間ですから。どこかアンバランスなところがあって、ところどころに「ああ自分もオタク体質なのだろうな」と、自らであきれるほどハマってしまうものもあります。

突っ走ってしまうほどハマってしまうということですね。

10代の頃、ベストテンにはまったころ、まず自らのその体質を疑いました。

その後、後にも先にも唯一?マンガで徹底的にはまったのが「うる星やつら」。
ただ、ここで、本物の「オタク様」がたどったような、ラムちゃん、アニメのお遊び、モブシーン、フィギュア等の方向にいかなかったことが、深入りせずに済んだ救いかな?

で、オタク体質の人は、はまるからやめておきなさいと言われて、一度も見ていないのが「エヴァンゲリオン」。きっとこの年になっても、見ればはまってしまうと思うので、見ておりません。

そのような、「触れてしまえばはまるだろうから、触れずにいる」ものが、私の身の回りにはたくさんあります。
潜在的なオタク体質が、(あちら側から)呼んでいることがわかるわけですね。

そうやって、とりあえず普通に歩んでまいりました。
ところが昨年ぐらいから、ひょんなことから、うっかりはめられてしまったものがあります。普段あまり見ない、テレビドラマでした。

その名は、「ちりとてちん」。

思いもかけないところに潜んでいた、オタクを呼び寄せるアイテムでした。