songbookの自己回顧録

「教えて!goo」で見つめてきた自分自身と、そこで伝えられなかったことを中心につづってきましたが、最近は自由なブログです

もやもやとしたまま終わりそうな1年でした

2019-12-31 00:55:06 | ライフ
個人的にあわただしかった、ということもありましたが、
ここんところ、ずーーっと、なんとも言えないもやもやした思いで、なかなか更新できませんでした。
まったくすっきりしないままではありますが、歳も変わってしまうので、少しまとまりもないまま、つづり残しておきたいと思います。

例えば、表現の不自由展
悪意とプロパガンダのかたまりにしか過ぎないものを、表現の自由、とマスコミが堂々と主張する思慮の浅さに頭を抱えたままでした
一部ネットで言われるほどの悪意ではなかったかもしれません。でも、あの程度の主張とクオリティでアートと呼ぶのはどうか
例の古墳のようなものを作った方も、もとは(失礼)有名な美術の賞を取ってきた方だとお伺いしております
失礼かもしれませんが、「それであの作品?」と思わずにはいられませんでした。

だから、11月頃だったかな?同じ愛知県内で、皮肉とパロディとヘイト色に満ち溢れた展覧会で揚げ足を取られてしまうのですよ
「なんでこちらには表現の自由が認められないのか?」と
ただ、トリエンナーレは結果として過去最高の来場者だったそうで 次はまともにやるのでしょうか?なんともすっきりしませんでした

例えば、NGT問題
分かってはいたが、少し首を突っ込んだ私が愚かでした
正直、現状はわけわからんことになっています
あれから新しい情報もいくつか入りましたが、もやもやの極致のような状態です。彼女たちが誰一人救われていない
はっきりしていることは、金を持っている権力オタに、政治力を持たせてはいけないということでしょう そんな人たちに金銭的弱みを握られていた運営の負けなんです
集団女子アイドル、という形態の終焉を思わせる、とことん胸糞の悪い思いをする1年でした。それでも女の子たちは、アイドルを夢見てチャンスを狙っている

例えば、N国
立花氏という人の訴えのようなものについて、私はだいぶ前youtubeで見たことがありました。
内部にいた人からの告発で、信ぴょう性に疑問はあったものの、多少興味を持って見た覚えがあります。
が、まさか党を作るとは。しかもああいう形で。政見放送を見た時に、「あ、こりゃこの人は信用するに足らない人だ」と思ったのですが、熱狂的信者の数
「本当に言いたいことは、youtube見てください」と投げかけ、その実は視聴者数で金儲け、資金源(のちに打ち切られたと聞きましたが)
議席まで取ってしまう ならず者や、世論的に行き場を失った人を入党させ、党の力にしようとする、訳知り顔の著名人に、「彼は天才だ」と
新しさと正当性に箔付けさせようとする…戸惑う国民をあざけ笑うかのように。
昔、「先生、なぜ人を殺してはいけないのですか?」と聞かれた生徒に即答できず、右往左往していた教師たちの姿と、かぶるものがあります。

確かに思いもよらない知恵を持っているし、すごい行動力であることは疑いようがありません。が、その手法、内容はまさに「もやもやさせられる」ものばかりでした
これが新しい時代の、閉そくされた社会の打破の仕方なのか これしかないのか?
だってこれは、かつてのナチスとそっくりではないか、下手すればオウム真理教…

考えてみれば、アラブの春の混乱の中で行き場や希望を失った多くの若者が、「新しい価値と世の中、国を作るのは君たちの才能だ」と、イスラム国に引っ張っていかれました
N国のやり方は、もしも日本が今よりももっと混とんとしていた世の中だったら、本当に政権に届くぐらいの勢力を作れていたのかもしれない、と思ってしまったのです
でも、それはやはり危険をはらんでいる
私たちは、このN国のやり方とムーブメントから、相当多くのことを学ばなければならないのだと思います。



そして、オリンピック開催時期



一番もやもやが晴れなかったのはこれですな
マラソンコース変更?なぜ今更?
だいたい開会式が7月下旬で、真夏の開催、と知った時点で、狂気の沙汰じゃないですか
私たち、これが、「どんなことがあっても絶対に変更できない、完全絶対条件」なんて、知らされていました??
知っていたら、私たち、東京開催を支持していたでしょうか?もし仮に夏開催と言われていたとしても、
開催時期を数か月ずらすぐらい、7年もあるのですから。可能だと思っていたのですが。

どんなことがあっても絶対にこれだけは譲れないというのです。すべてはアメリカのテレビ局の放映権、日程の都合からだそうです。
こんなぎりぎりの時期になって「マラソンコースを変える」なんて鶴の一声で簡単に、長年の準備を全て無駄にするようなことを平気でやるIOC。
「選手ファースト」だからだと
それを言うなら、「10月開催に変更」ですべて丸く収まるんだよ!びっくりするほど簡単に。

なんでその一言が言えないか?IOCがアメリカ放送局のイヌであるということの証拠にほかなりません。「選手ファースト」が詭弁であることがお分かりいただけると思います。
同時に、日本のすべてのマスコミもこのアメリカのテレビ局の影響を恐れていますから、ただの1社も、「時期をずらせばいい」を声高に言わない異常さ
そして、そのことにさえ気づかず叫ばない世論の愚かさ

せっかく「いだてん」(私はいいドラマだと思いましたがね)で高い志を歌っていただきましたが、今のオリンピックは、よどんだところしか見当たりません
せめて選手の皆さんには、暑さの中、お体を大切に。一流選手だって、暑さにはやられるんですよ。
観覧の皆さんも、お体お大事に。少しでも明るい年になってくれることを祈ります。 

令和元年大晦日 songbook
コメント
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