原作は門井慶喜の直木賞受賞作。
宮沢政次郎の長男・賢治は家業の質店を継ぐことを拒み、
日蓮宗に身をささげようと、家出する。
しかし妹のトシが病に倒れたとの一報を受け、東京から帰省。
回復を願い、自ら書いた詩や物語を読み聞かせるも、
トシは亡くなってしまう。
「トシがいなければ何も書けない」と悲嘆に暮れる賢治は、
政次郎に励まされて再び執筆を始める……。
宮沢賢治は こういう家族の中で暮らしていたから物語を生み出せたのかも知れません。
当時の田舎では珍しい子ども思いの父親を役所広司さんが、
宮沢賢治を菅田将暉さんが熱演してました。