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 本は私の人生の友・・・

『世界でいちばん透きとおった物語』

2024年07月29日 | 

著者 杉井 光

 

大御所ミステリ作家の宮内彰吾が死去した。宮内は妻帯者ながら多くの女性と交際し、

そのうちの一人と子供までつくっていた。それが僕だ。

「親父が『世界でいちばん透きとおった物語』という小説を死ぬ間際に書いていたらしい。

何か知らないか」宮内の長男からの連絡をきっかけに始まった遺稿探し。

編集者の霧子さんの助言をもとに調べるのだが……。

 

第1章から第12章までの文章が各章のページの最後でピッタリ終わり、

途中で気が付きましたが、それが小説のテーマにつながることに……

特殊な小説形態で、多大な負担を強いる台割り作成があったとのことです。

 

 

(去年の8月に読んで下書き保存していた記事です)

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