図書館へ行こう!

 本は私の人生の友・・・

映画 『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』

2009年10月30日 | 映画
2009年6月に急逝したマイケル・ジャクソンによって、死の数日前まで行われていたコンサート・リハーサルを収録したドキュメンタリー。

素晴らしかったです !!
さすがキング・オブ・ポップ !!
私は「ビリー・ジーン」が一番好きですよ。
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「言葉を楽しむ日」

2009年10月28日 | 講演会
~2010年国民読書年に向けて~

文字・活字文化の日(10月27日)記念事業

会場 国立国会図書館 新館講堂

第一部・・・朗読 (それぞれが好きな本を10分間)
 
 河本  優 (4歳。 絵本作家・こうもとさちこさんのお孫さん)
        おばあちゃんの著書『しおちゃんとこしょうちゃん』を
        お母さんと交互に朗読。
        優くん、スラスラ読めて、すご~い。
        でも終わったら、椅子に寝転んだりして、
        それもほほえましかったですよ。

 大久保満男 (日本歯科医師会会長)
         『<食>は病んでいるか ―揺らぐ生存の条件―』
                             (鷲田清一編著) 
 
 長尾  真 (国立国会図書館館長)      
        『パンセ ―パスカルに倣いて Ⅰ』(西村浩太郎著)
 
 角野 栄子 (童話作家)
        ご自分の著書『魔女の宅急便』の1巻と6巻の
        初めの部分を朗読。
        『魔女の宅急便その6 それぞれの旅立ち』は
        今月出来たばかりで、これで完結とのこと。
        「本は扉を開けて違う世界に入って行くもの。
        そして本の終わりは閉まるのではなく、
        そこからまたさらに別の扉が開く。
        物語を読んだことでさらに違う世界が見え出す、
        いわばはじまりなんです。
        本の世界の面白さはそういうところにあります。
        それぞれの人が、それぞれの物語をここからつくって
        いってほしいなと思います」とおっしゃってました。

 田中真紀子 (衆議院文部科学委員会委員長)
        『二十一世紀に生きる君たちへ』(司馬遼太郎著)
        思いがけず綺麗な声でした。いつもは、仕事用、
        マスコミがチョイスする声かな?
 
 福原 義春 (文字・活字文化推進機構会長、資生堂名誉会長)
        『猫町』(萩原朔太郎作・清岡卓行編)

 林野  宏 (クレディセゾン代表取締役社長)             
        『天人五衰 ―豊饒の海・第四巻―』(三島由紀夫著)
 
 肥田美代子 (文字・活字文化推進機構理事長、本日の司会)
        『夫から妻へ、妻から夫へ、60歳のラブレター⑧』
                       (日本放送出版協会編)

第二部・・・「お話と朗読」
 
 広瀬 修子 (ことばの杜、元NHKアナウンサー)
        『風切る翼』(木村裕一作・黒田征太郎絵)
 
 山根 基世 (ことばの杜代表、元NHKアナウンス室長)
        『女の戦い』(『あけがたに来る人よ』所収)(永瀬清子著)

第三部・・・講演 「話芸を楽しむ」
 
 桂  文我 (落語家) 

映画 『沈まぬ太陽』

2009年10月25日 | 映画
国民航空の労働組合委員長・恩地(渡辺謙)は職場環境の改善に奔走した結果、海外勤務を命じられてしまう。
10年におよぶ孤独な生活に耐え、本社復帰を果たすもジャンボ機墜落事故が起き、救援隊として現地に行った彼はさまざまな悲劇を目の当たりにする。
そして、組織の建て直しを図るべく就任した国見新会長(石坂浩二)のもとで、恩地は会社の腐敗と闘うが・・・。
原作は山崎豊子の同名小説。

政府は日本航空再建策を進めており、この時期の公開はタイムリーでした。
3時間22分の上映中、10分間の休憩があり、切りの良くない物語の途中で急に館内が明るくなりました。
三浦友和がとってもイヤな人間を演じていましたよ。
会社や政治の腐敗、イヤな人間のオンパレードに、観ていて腹が立ち、気分のいいものではありませんでした・・・。
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映画 『風が強く吹いている』

2009年10月23日 | 映画
偶然に出会った天才ランナー・カケル(林遣都)とハイジ(小出恵介)。
その時からハイジの秘かな計画は動き始めていた。
それは弱小である寛政大学陸上競技部10人で箱根駅伝を目指すこと。
誰もが無謀だと思っていたがハイジの情熱に皆が変わってゆく・・・。
原作は三浦しをんの同名小説。

公開は10月31日からですが、待ちきれず久しぶりに試写会を観てきました。
数年前、原作を読みましたが、私の中ではその年のベストワンの小説となりました。
長い小説を2時間13分の映画にうまく作り上げてましたよ。
走るシーンが多くて、俳優さんたちは大変だったことでしょう。
箱根駅伝の予選会や本番の試合のシーンで、沿道に群がって応援する観客を撮影するのも大変だったでしょうね。
カケル役の林遣都が走る姿がとってもカッコ良かったですよ~。
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朝焼けと鳥たち、そして・・・

2009年10月21日 | Weblog
早朝に散歩していると、朝焼けや鳥たちに出合える楽しみがあります・・・







そして、昼間、久しぶりに“小さな駄菓子屋さん”に会えたので、ラムネを買いました・・・

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金沢21世紀美術館

2009年10月19日 | 展覧会
夫の実家の法事で、金沢へ行って来ました。
今回初めて金沢21世紀美術館に寄り、横尾忠則展などを観ましたが、
一番興味があったのは、ブエノスアイレス在住のレアンドロ・エルリッヒの作品「スイミング・プール」・・・深く水で満たされているかのように見えますが、実際は、透明のガラスの上に深さ約10センチの水が張られているだけで、ガラスの下は水色の空間となっています。
館内は廊下も撮影禁止でしたが、ここだけは撮影OKでしたよ。









金沢駅

映画 『悪夢のエレベーター』

2009年10月15日 | 映画
鋭い頭の痛みで小川順(斎藤工)が目を覚ますと、そこは急停止したエレベーターの中だった。
一緒に乗り合わせたのは見るからにワケありな男女3人(内野聖陽、佐津川愛美、モト冬樹)で、非常ボタンは故障し携帯電話は電池切れ、助けを呼ぶこともできない。
なぜか互いの秘密を暴露し合うハメになった彼らがそれぞれに不信感を募らせる中、思いもよらぬ事件が起きてしまう。

映画『アフタースクール』のような面白さを期待してましたが、ちょっとスマートさが欠けていたような・・・。
大どんでん返しがあり、俳優さん達もウマイのですが、“ア~、面白かった!” とまではなりませんでした。
「大どんでん返し」慣れ、かな?

映画 『クヒオ大佐』

2009年10月12日 | 映画
吉田和正原作の『結婚詐欺師クヒオ大佐』を映画化。
日本人でありながら、自分はアメリカ空軍のパイロットなどと偽って、女性たちから約1億円を巻き上げた実在の結婚詐欺師がモデル。
どこか憎めない詐欺師役に堺雅人、彼に無償の愛をささげる女性を松雪泰子が演じてます。
堺雅人は付け鼻をして、何とも不思議な主人公を熱演。アメリカ空軍の制服を着たまま、場違いな所で腕立て伏せをしたり・・・。
映画『フラガール』で松雪泰子ってスゴイ女優さんだなぁと思いましたが、今回もとっても良かったですよ。
松雪泰子の不肖の弟役が登場してからは、おかしいと思うホンネをズバズバ言って結婚詐欺師をアタフタさせ、俄然、映画が面白くなりました。
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『ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。』

2009年10月10日 | 
著者 辻村深月

母親殺しの重要参考人として指名手配されたチエミと、彼女を捜す幼なじみのみずほ。
2人の姿を追いながら、結婚、出産、仕事・・・30歳という岐路の年齢に立つ女性たちが抱える切実な思いと、母と娘の宿命的とも言うべき愛憎を浮かび上がらせています。
物語の舞台は、山梨県。独身のチエミは、地元で契約社員として働いていたが、刺殺された母親の遺体が自宅で発見されて以来、姿を消している。
現場からはチエミの血液も検出され、警察が行方を追うが、足取りはつかめない。
一方のみずほは既婚者。東京に出て女性誌のライターをしているが、事件後はチエミの消息をたどるため、かつての同級生たちに会って話を聞いていく。
そこでみずほが知ったのは、恋にも仕事にもうまく立ち回れず、「私には何もない」と思い悩むチエミの影だった。
チエミは、母に何でも相談するほど依存し、みずほは、幼い日に厳しくあたられた母を憎んでいるが、対照的に見えても、実はどちらも母娘依存の関係と言える。
チエミは本当に母を殺したのか、今どこにいるのか。みずほはチエミに会えるのか。
重いテーマですが、「ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。」という言葉の真意に心打たれます。
良かったですよ~。

>よくうちのお母さんとケンカすると、あの人「素直じゃない」って言葉を使うんだけど、私はそれを言われるたびに「素直」って何だよってムカつく。
私は私の心にきちんと「素直」なのに、お母さんの言う「素直」はあの人にとって都合のいい「素直」なの。
思い通りにならないってことを、こっちの責任にして怒るんだよ。 (同級生・政美の言葉)

>普通、普通、普通。
その枠を外れる異常。あなたの家は、異常である。
だけど、その普通に正解はあるのか。それはあなたの願望が反映されていないだろうか。
普通じゃない、と断じられたチエミに教えたかった。どの普通にも、どの娘にも、正解はない。

コンサート

2009年10月08日 | Weblog
「鎌田實先生あったかトーク
   ヴラダン・コチおもいやりコンサート」

会場 府中の森芸術劇場 ウィーンホール

主催 (社)むさし府中青年会議所 (創立40周年記念事業)

昨年夏、プラハでレコーディングしたクラシックCD『ふるさと~プラハの春~』(上記写真)の収益は、チェルノブイリやイラクの病気の子どもたちの薬代として使われているそうです。
今回のコンサートの一部収益も、病気で苦しむイラクやチェルノブイリの子どもたちの医療費に充てられるとのこと。
今年の3月にも同じコンサートに行きましたが(こちら)、ヴラダン・コチさんのチェロ、有吉英奈さんのピアノは、今回もとっても素晴らしいものでした。
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