【迷宮クロスブラッド】レベルフリーコードうめえ

　昨日の記事ですが、クロスブラッドはG-XTHシリーズ四作目でした。うろ覚えで書いちゃいかんね。

（いつものことじゃがなー）

　気づいたから訂正。

　さて、G-XTHシリーズは装備にレベル制限というものがついているわけですが、今作クロスブラッドでは序盤のイベントでレベルフリーコードが一個プレゼントされます。

　これは文字通りレベル制限を解除してくれるアイテムで、効果をつけたいキャラクターのアイテム袋に放り込んでおくだけでOKというなんとも便利な代物。

　攻守の要となりうるけど序盤のレベル制限が厳しい王騎士にうってつけかと。

（最前線の一人が硬くなるだけでも大分違ってくるからのぅ）

　パッシブのフロントガードなんかもありますし、中盤からはイージス（全体かばう）も非常に重要なお仕事となる王騎士には、可能な限り優先して装備（特に防具）を揃えて行きたい所ですな。

　次点だと攻撃、特に雑魚戦滅の要になる武術士でしょうか。

（Wizでいうところの侍じゃの）

　XTHシリーズ（あとととモノ。）における侍ポジション定番スキルの白刃一閃にあたるスキルを覚えるので、居ると戦闘の快適さが大分違います。

　Wizシステムだと対集団の攻撃手段が限られてきますが、スキルならノーリスクですし。

（呪文でまかなおうとすると回数制限に悩まされるからのぅ）

　あと集中が要らないってのがミソ。開幕からノーリスクで一列攻撃できます。

　二刀流とこれの存在が侍職の大部分を占めているといってもよいのでは。

（問題は、メイン武術士じゃとなかなか刀が手に入らんから武器更新が遅れるちゅーことじゃな）

　業物の刀がなかなか手に入らないというのはWiz系につきものの悩みだったりしますからねぇ……。

　その分、初代では村正が最強武器だったりしてカテゴリとしては優遇されてるんですけど。

【クロスブラッド】チームラにはがんばってもらいたい

　友人に薦められてクロスブラッドやってます。

　Wizエクスを開発したチームムラマサ（当時はまだ独立してませんでしたが）の手がけるWizライクRPGで、実に正統派で面白い作品でございます。

　チームラ制作のPC版RPGはこれでシリーズ三作目（だったはず）ですが、そもそもこのシリーズ自体がWizエクスの続編のような立ち位置に当たる作品なんですよね。

　だもんで、Wizエクス、ひいてはそのWizエクスのシステムソースを丸パク…げふげふ…取り入れた（精一杯の表現的配慮）ととモノ。シリーズとも共通のシステムをいくつか搭載しております。

　システム面を置いておいても、舞台が現代日本だったり、シチュエーションがメガテンTRPGっぽかったり、戦闘手段が特撮＋SFな感じだったりで世界設定がドツボ。

　エルミとととモノ。のいいとこ取りといいましょうか、双方の要素をよい塩梅で混ぜ込んだような作品だと思います。

（エルミと違って装備剥ぎ取りはさすがにないがな）

　PCゲームだからグラフィック差し替えが可能だったり、ダンジョンの選択方式がエルミチックだったりするのがエルミ分。

　エルミ分っていうか、Wizライクゲームのひとつの雛形なんですけど。

（この手のゲームはシステム的に共通になりがちじゃからなー）

　ジャンル全体でシステム的な技術を共有してるといいますか、他作品で面白い部分とかは積極的に取り入れて行くって感じですよね。

　世界観やテキストフレーバ、あとは細かいオリジナルシステムで個性を出しているジャンルかと。

　……独自路線というものに囚われると、最近の本家みたいになるのでこれでいいです……。

（派生作品で良作が続々出てきよるのに、本家が最底辺ぶっちぎりちゅーのも珍しい話じゃよな……）

　一般市場への流通量が無さ過ぎて中古価格は妙に高いのがイラっとしますな＞DS本家Wiz