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FF11&14『オス猫日記』

「オス猫」、Misericordeの活動記録(看板に偽りあり)他。
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【川上稔】ホライゾン二巻が発売じゃー【ネタバレ厳禁  駄目! 絶対!!】

2009年06月10日 23時22分12秒 | 電撃文庫作品
 もちろん 即 ☆ 入 ☆ 手 。

 ……って厚ッ!!

(900ページ超じゃなあ……)

 これで上巻……w

 そして来月にはもう下巻が出るという。

 ば、化け物やー。

(いや、そりゃ前からじゃろ)

 まだ口絵(各国学園の男女制服設定画が!)しか読んでないんですが、来月発売の下巻、その宣伝文になにやら気になる一文が。


『(前略)点蔵の運命は――』


 とか、何かそんなニュアンスのことが書いてあったんですが……。

 点蔵? 今回は点蔵にスポットが当たるのかな?

 口絵にはネイト・ミトツダイラが出てましたが。

(口絵のキャラはあまり関係ないんと違うか)

 そですかね。

 ともあれ、じっくりねっとり読んで、来月の下巻に備えたいと思っております。




 でも、先に学園キノの三巻から読もうっと。

(あっちはあっちで口絵が突き抜けとったなぁ)

 あんな濃いネタ(「ガイアが俺にもっと輝けと囁いている」系というかそのもの)出してきてどうしようってんだw

 キノさんはキノさんで、『ローラーロッキングが許されるのは、G3までだよねー!』とかミリオタな台詞を吐いてるしw

(あの作者にはよくあること、じゃろ。それよりもネタの大元がエロ漫画ってのは、セーフなんじゃろうか……?)

 元ネタの漫画とIOSYSのFLASH、(ネット)世間的にはどっちのが有名なんでしょうねー。

(さすがに元ネタのほうと違うかー?)

【アクセル・ワールド】ひあああ――! カワカミ汁出ちゃうのほおおおおお!【川原礫】

2009年04月17日 16時17分21秒 | 電撃文庫作品
(いやいやいやいや、タイトルが半端ないネタバレじゃろこれ)

 いやでも、本編のネタバレではないですよ?

 まあ、読んでて一番腹がよじれたシーンではありますからある意味重要なネタバレですが。

(しかしのぅ。これじゃと、本編に興味がなかったみたいな風にも取れるぞ)

 そんなことはないですよ。

 確かに最終的に購入に踏み切った決め手は解説が川上稔さんだったからですが、実際大賞作品だけあって本編も面白かったです。

 川上さんにアドバイスを受けたという戦闘シーン(そのために書き下ろされたという川上エディションがすげー読みたいw)もですが、何より主人公の心情描写がよかった。

 なんていうか、自分みたいな生き方をしてると身につまされるわけですよ。あのひたすらすべてを疑い、僻み、捻くれた結論を勝手に導き出しては自分を貶めようとする感覚!

 でもって、そっから這い上がってくれるからこそ、興奮するわけですよ。

 何せこちとら主人公の心情が理解できて、だからこそ常よりも強く感情移入してしまうわけですから。

(自分を重ね合わせた存在が、自分には到達できんかったところへ到達したときの興奮ちゅーわけか)

 小説――特にライトノベルは大なり小なりそういう性質をもった分野だと思いますが、ここまでストレートに心情を汲み取れる主人公は今まで見ませんでしたね。

 作中の用語を使うなら、主人公は後ろ向き男子にとってアバターたる存在ってわけですかw

 ゆえに、主人公の考えがまったくもってわからない、あるいは受け入れられないって人には向かないかも知れません。

 そういう人が読んでも面白い作品ではあるでしょうが、自分なんかが感じたのとはまた違った感想にはなるでしょう。

 一般的な売りとしましては、(個人的に)電撃文庫の特徴のひとつと思っている現代~近未来的世界観をベースにした各種設定ですとか、変身ヒーローチックな各デュエルアバターですとか、すっきりとまとまってて読み進めやすい文章構成ですとか。

 でもやっぱ、主人公の心情を多少なりとも理解できる人にぜひ読んで欲しい作品ですかね。

 ナンバリングがついてるんで続編が出るんだとは思いますが、果たしてこっからどうなっていくのか。

 それも気にはなりますが、まずは同じ作者の新刊であるソードアート・オンラインを読まないとなぁ。

(何の情報もない状態で作者買いとか、大冒険じゃのぅ)

 自分にとってそれだけの威力があったんですよぅ。川上さんの解説ってのが。

(……解説買いなぞ初めて聞くぞ……)