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サウンド・オブ・ミュージック リハーサル見学会

2010年09月15日 23時36分00秒 | 観劇

休暇の午後、所用を済ませた後にリハーサル見学会を含めて、サウンド・オブ・ミュージックを楽しんできました。
イベントを知り、急遽取ったチケットでした。
リハーサル見学会の受付10分程前に劇場に着いたのですが、受付待ちをしている人達は想像以上に少なくて驚きました。
とりあえずリハ見の席は、2列目の中央という絶好の席。
沼尾さんが目の前となると、WICKEDのプレビューを思い出しました。
リハーサルは、フォンシュナイダー提督が電話を借りに袖に捌けた後から、ザルツブルク音楽祭でマックスが拘束されるまで。
ドレミの歌で、マリアがグレーテルからリーズルに向かって後ろからド、レ、ミ、~と歌いながら移動するシーンからドレミの歌のラストまでの2場面でした。
まず、最初のシーン。
あれ、メイク前とは言え、ツェラー長官が違う?
高橋さんでないのは解るし、顔も見覚えがあるけれど名前が出て来ない。
思わずツェラー長官よろしく、「お前は誰だ?」と問いかけたい気分でした。
終了後、友人から書き込みで白倉さんの名前が出てきました。
高橋さんが体も声もガッシリしているため、スマートな印象です。
このリハ見が初となる、リーズル役の池松さんは、あどけなさが残る可愛い感じで、サウンド・オブ・ミュージックのピンクのTシャツ姿はルイーザもできそうな感じさえあります。(さすがに本編になると、ルイーザは無理だと感じますが・・・。)

音楽は、この方のピアノ(キーボード)で進められていました。
音楽祭のシーンが終わると、宇垣さん(声からすると大徳さん)?から白倉さんへのコメント。
ツェラー長官「その曲を」曲が落ちていた。
ドレミの歌に対する、ツェラー長官の拍手の意味合いに付いて。
ここは、ツェラー長官としては拍手をする気はないものの、観客がトラップ家に対して贈る拍手に込められた気持ちを汲む様にとのことでした。
マックスが「大佐は・・・出発されま~す!」と、大佐に知らせてはいけない事を次々と知らせているので、その事を意識するようにとのことでした。
主倍ダーサンンへの花束贈呈は、少し早めに出る様にとのことでした。
奥田さんには、ピストルの持ち方について注意が出ていました。
ハウスのシーンは、最初はあべゆきさんがマリアの代役をするようでしたが、沼尾さんがそのまま入りました。
ドレミのシーンで藤川さん?からの質問が、子ども達に飛びます。
「マリアがソファに飛び乗った時、どう思いましたか?」に対して、「やってはいけない事をマリアがしたので、驚いた」と言う答えでした。
確かに、躾の厳しいトラップ家で、靴のままソファに飛び乗るのはもってのほかだと思います。
そのソファに飛び乗ったマリアは、肘掛けの所で立ち止まる子ども達に手招きをしているのだから、子ども達は躊躇いますね。
マリアがしている事の意外性が、本番でも当たり前の様に見えてきているので、認識をしてしっかり演じる事とのアドバイスも。
その後の行動は、リーズルを先頭にマリアの後に付いて行きます。
ルイーザの仕草がなんだか解らなかったのですが、靴を拭いていたんですね。
その後のブリギッタは、ルイーザの足跡を拭いていました。
マルタは、ルイーザと似ていますが、実はスキップをしていました。
ここでも、ルイーザとマルタの仕草が似ているので、明確にする様にとの指摘がありました。
ここで、テンポを遅くして1人ずつ動きを確認していました。
「歌お~う~」からは、自分たちが楽しいという気持ちをマリアに伝わる様に演じる事と、子ども達言うアドバイスもありました。
再度、通常のテンポでこのシーンを繰り返し、袖に捌けていきました。
最後に、今回のリハーサルくらいのエネルギーをもって本番に臨む様にとの言葉で、リハーサルは終了です。

次に、柳さんの司会で、質問コーナーです。

回答者は、青山さん、沼尾さん、池松さん、勅使瓦さん、秋山さんです。
最初の質問は、「休日の過ごし方は?」
青山さん・・・あまり活動をしないので、寝ていたいタイプ。
       あまり何もしません。
沼尾さん・・・披露が蓄積するので、寝て体を休める。
       映画を観たり、緑の多い所へ出かける。
池松さん・・・4月入団以来、1日休みがまだないそうです。
       半日休みがあれば、アウトドア派なので遊びに行くそうです。
       具体的にはの問いには、買い物に行くそうです。
勅使瓦さん・・基本的には、昼近くまで寝ている。
       一昨日は、マッサージを探して、マッサージを受けたそうです。
秋山さん・・・月曜はレディスデイで安いので、家の近所の映画館に足を運ぶそうです。
       大阪の実家でラブラドールを2匹飼っているので、しばしば帰って可愛がっているそうです。

次は、「何故、ミュージカル俳優になったのか?」
沼尾さん・・・中学生頃から音楽を学んでいたが、たまたま観た「夢から醒めた夢」
       に影響をされたためだそうです。
池松さん・・・幼い頃からクラシックバレを学んでいて、ライオンキング福岡公演で
       ヤングナラを演じた事がきっかけだそうです。
秋山さん・・・学校貸切で、「キャッツ」を観たそうです。「こういう世界もあるん
       だと思っていた」そうです。
       その後オペラを演じたりしていた時に「オペラ座の怪人」を観て、こ
       の劇団でオペラみたいな事が出来るなら入ってみたいと思ったそうで
       す。
       ただし、入団後ダンスや芝居があって大変だったそうです。

次は、「一番好きな歌は?」
青山さん・・・「ドレミの歌」
       ペギー葉山さんの歌詞が、子供の頃から葉山さんの歌を聴いていたそ
       うです。
       実際に子供達が歌っているのを観て、好きになったそうです。
沼尾さん・・・「すべての山に登れ」
池松さん・・・「サウンド・オブ・ミュージック」
勅使瓦さん・・「エーデルワイス」
秋山さん・・・「私のお気に入り」
柳さん・・・・歌ではないが、子供達が大佐に抱きつく時に流れる
       「サウンド・オブ・ミュージック」のメロディを聴くと涙が流れてき
       そうになるそうです。

最後の質問は、「マリアの衣装で最もお気に入りは?」
沼尾さん・・・修道服だそうです。
       他の服とは違って、普段着る機会がないので、新鮮な感じがするそう
       です。

時間も押し迫り、出演者のサイン入りポスターの抽選会になりました。
3名にプレゼントとの事で、沼尾さん、池松さん、秋山さんが1枚ずつカードを引いていました。
何と、幸運な事に、秋山さんが引いたカードが、私の席番号でした。
と言うことで、私の手元に届いたポスターです。
Som

と言うことで、本編前のため短い時間でしたが、リハーサル見学会終了となりました。
やはり、リハーサルを観ていると、客席からでは解らない事がハッキリしてくるので、もっと観たいですね。
平日にしか実施されないのが、何とも残念です。