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サウンド・オブ・ミュージック リハーサル見学会(9月30日)

2010年09月30日 23時54分00秒 | 劇団四季
今イベント2度目の、リハーサル見学会に参加してきました。
今回のリハーサルは、3シーン。

最初は、エルザのためのパーティでの、ワルツを踊るシーン
まずは、内円のカップルが踊ります。
蛭沼さんと原さんのカップルに対して、原さんが体を預け切れていないので、互いのテンションを感じられるようにという指示がありました。
次に、外円のカップル。
井上さんに、スピードアップ。
亀山さんと深見さんのカップルには、亀山さんに深見さん体を預け切れていないので、ホールドを深くするようにとの指示が出ていました。

全体的に、互いの体の引っ張りをダンスに活かす。
女性には、首筋を綺麗に見せられるよう意識するようにという指示がありました。
ここで、クロスオーバーからの通しとなりました。
シュミットさんの「違います。そう、今日は皆様にそのお辞儀でご挨拶なさってくださいね。・・・」から子供たちも参加をし、ワルツを踊り終えるまでです。
ツェラー役の白倉さんは、1人でダンスしながら袖に移動していました。
リハーサルのため女性は衣装なしでしたが、衣装を着た状態をイメージするようにとの指示で終了です。

2つ目は、結婚式のシーン。(シスターズ)
ガーデアモス~マリア~アレルヤと、3つの曲の各々が色が違うのに、1色に見える傾向があるとのこと。
ガーデアモス
トランペットのようなイメージ。
個人の声が立ちすぎているので、皆で弾けるように歌うように。
マリア
下?を意識した(私には、意味不明)ビートを感じるように、言葉は明瞭だけど、
軽いスキップするように聞こえてしまうので注意。

アレルヤ
背景にある山並みをイメージして、山々に喜びがこだますようなイメージの中、シスター達の喜びが溢れている状況とのこと。
喜びのイメージがピークに達するように。
いろいろな喜びが重なって、最後の「アレルヤー!」と出るように。
アレルヤの『レル』を意識するようにとも。
舞台奥からの前に移動するとき、歩き方を意識することを忘れずに等の指示で終了です。

最後は、コンサートシーン。
子供だけの登場です。
『空を仰いで~♪』で緞帳が開き入場~ドレミの歌を歌い終えるまでです。
稽古場で確認した本番時の注意を忘れず、しっかりと演じるようにとの指示。
『ラララン、ラララン、ラララン♪~』以降、歌が走り気味になる。
フリードリッヒが走ると、後の子がいっそう走る(歌も走るし、足元も走る)ので注意すること。
稽古場でなく舞台で練習できるので、しっかりやること。
この後、幕から出てくるときの注意点は?との問いに対して、子供たちから回答がなく、しばし沈黙。
結局、「幕に触らないこと」の指示が出されました。
ブリギッタ以降に出てくる子供たちが幕に触れ、ナチスの旗が揺らめく傾向があるとのこと。
リーズルと同じ位置に出てくれば揺れることは無いので、前の子にしっかり着いていくようにとのことでした。
やることは多いけれど、稽古で積み重ねたことをしっかりやるようにとも。
意識することで変わるので、本番でも集中して忘れずにとの指示でした。
子供たちに取っては厳しい注文にも聞こえますが、1人の役者として舞台に立つためには必要なことですね。
真剣に取り組む子供たちの姿に、改めて感心してしまいました。
最後に、『歌いましょ、ランランランラン幸せ~♪』で両手を組んだ時の手の位置に指示が出ていました。
この日の子役ですが、ルイーザとフルードリッヒは、忘れてしまいました。(^_^;)
クルト役:川原一輝君、ブリギッタ役:石井日菜ちゃん、マルタ役:大塚あかりちゃん、グレーテル役:松崎美風ちゃんでした。
次回の本番舞台が、楽しみです。
以上で、リハーサルは終了です。

続いての質問コーナー、司会はシスターマルガレッタ役の矢野さん。
『マリア』では、佐和さんの「慌て者で」、あべさんの「お転婆で」に続いて「お茶目~」と歌っていますが、矢野さんご自身がお茶目な感じで、声もしゃべり方も可愛いです。
参加者は、あべさん、川地さん、村さん、智恵さん、倉斗(くらかず)さん、はにべさんです。
コンサートシーンに姿がなかったので、今回は不参加かなと思っていただけに嬉しさ倍増です。
智恵さん、白の長袖Tシャツにピンクの半袖SOM Tシャツ、ヒップに白い文字で「CHIE」とプリントされたグレーのスウェット姿で、可愛いです。
矢野さん司会に緊張しているのか、質問用紙が入っているボックスを座席に置いた途端、ボックスが床に落下。
智恵さんから、笑顔で「矢野ちゃ~ん」の声が。
質問が読まれた方にプレゼントされる缶バッジを紹介する矢野さんに、
智恵さん「どんなピンバッチですか?」
スタッフからバッジを受け取った矢野さん「缶バッジでした。」
照れてる矢野さんに、
智恵さん「私も、持ってま~す。」
矢野さん「私も、持ってま~す。」
倉斗さん「私も、持ってま~す。」
矢野さんの緊張もややほぐれてきたところで、最初の質問です。

どういうふうに演技への取り組めばいいですか? どうすれば歌とダンスがうまくなりますか? (11月に発表会でサウンド・オブ・ミュージックで子役を演じるという女の子から)
智恵さんが回答。
0幕を考えること。(小さな女の子には、ちょっと難しいかな?と思ってしまいました。)
台詞だけでなく、生活や気持ちを考えると良いです。
好物や趣味などを自分の中
で「こういう人なんだ」ということを考えると面白いかも知れないとアドバイスをしていました。
歌やダンスは、練習あるのみで、私たちも毎日稽古していますと付け加えていました。

・毎日元気に歌って踊るために毎日欠かさず食べているものは?
倉斗(くらかず)さんからは、ご飯! 白いご飯が大好き!との回答でした。
智恵さんから、「お米のご飯の方が太らない」という話と、以前「漢方医の仙人みたい先生」からうかがった話が紹介されました。
「気の旧字(氣)は、メではなく米という字が含まれていて、お米には1粒ずつにエネルギーがある」みたいな内容でした。

・休日は何を過ごしていますか?
あべさん
日頃おろそかになる家事をするとんこと。
大物の洗濯や料理、掃除をしているそうです。
本当は、絵を見たりなんだりと話をしたいのですが、地味で申し訳ないですなんて話していました。
野菜が好きで、刻んで刻んで煮込む!料理をするそうです。
あべさんも、可愛いです。
村さんは、車の運転が好きだそうで、湘南あたりをドライブするそうです。
予想通り?車内で発声練習をしているとのこと。
村さんの発言に、智恵さんすかさず「私も!」
倉斗さんから「村さんと智恵さんなら、外まで聞こえてきますよね。」の発言に、誰もが納得したことでしょう。

・ 役者になろうと思ったきっかけは?また、お気に入りの役は?
川地さんの回答は、幼稚園のとき(笑いが出る)に学芸会で赤頭巾ちゃんを演じたそうです。
狼を撃つ猟師の役だったそうですが、撃って悪者を退治したときに快感?を感じたそうです。
そんなこともあって、小学校で演劇部に入部。
「アラジンと40人の盗賊」で壷の中に隠れ、上から熱湯をかけられるシーンでは、川地さんだけ笑いが起きたそうです。
後に聞いたところ、川地さんだけ声が大きかったそうです。
これらのこともあり、人と違うところに快感を覚えて、日芸演劇学科。
四季に入団して、36年経ったそうです。

はにべさん
中学の体育祭?の時に、運動場で創作ダンス(グリーク「朝」)を演じたそうです。
五月晴れの真っ青な空の下で踊っていると、地面から湧き上がるエネルギーを感じ、表現したいと感じたのがきっかけだったと思うとのことでした。

最後に振られた矢野さんは、幼い頃からミュージカル好きだったそうです。
それで、四季のオーディションを受けたそうです。
矢野さんは、今年3月に早稲田を卒業されたそうで、サウンド・オブ・ミュージックが開幕直前で佳境の時でもあったため、ジャージ姿にキラキラの髪の毛で稽古をしていたこともあったそうです。

最後に3名にサイン入りポスタープレゼントとなり、抽選は、智恵さん、村さん、川地さんが座席番号が書かれたカードを引いていました。
気になる智恵さんのカードは、私の1列後ろの席に座る友人の番号でした。
中央の席でしたが、通路側から体をん伸ばして手渡し、握手をしていました。
正直、羨ましかった・・・。
まあ、その分、その様子を振り返った目の前には、智恵さんが!
これは、これでラッキーでした。(^_^;)
あと2人の当選した方に、沼尾さん・芝さんのサイン入りポスターと交換していただけませんか?と声を掛けてしまいそうなのを懸命に抑えていたことは、ここだけの秘密です。(笑)