東京オリンピック開会式を前に、航空自衛隊ブルーインパルスにより展示飛行が行われました。
カラースモークで五輪を描くという貴重なチャンスに、ためらいを感じながらも撮影をしました。
当初は新宿御苑でと考えていましたが、早々に入場制限となる状況でした。
Twitterの投稿を見ても、かなり密な状況。
屋外とは言え、さすがにこの中の一員となるのはムリでした。
急遽変更した先は、迎賓館前。
到着したときには人は少なく、空の抜けは今ひとつですが、飛行途中に迎賓館前から防衛省まで一直線。
まあまあの場所に、撮影を決めました。
待つこと、1時間半ほど。
ようやく、入間基地から飛び立ったブルーインパルスの機影が現れました。
美しい編隊とカラースモークに、あちらこちらから歓声が上がります。
高井戸付近で折り返した編隊が、都庁辺りから五輪を大空に描き始めると、更に歓声が高くなりました。
五輪は肉眼でハッキリ見えましたが、空の状態のためか1／4周くらいで消えてしまい、残念ながら撮影は諦めました。
五輪を描いた編隊は頭上を通り、表敬訪問をするかのように防衛省に向けて飛び去りました。
誰ともなく、大きな拍手が起こっていました。
殆どの人たちが、この時点でカメラやスマホの映像を確かめながら散っていきました。
私は、入間基地へ帰投する編隊が見られるかも？と言う期待を持って東京駅方向を見上げていました。
すると、やってきました。
最期は見かけ上横一線に並ぶかのようになり、拡大した写真を見るとコックピットのパイロットも。
間もなくスモークがオフとなり、青空に吸い込まれていきました。
20分ほどの短い時間でしたが、大きな感動をもらいました。
様々な制限のなか開催された、東京オリンピック。
無事に終えられることを、願うばかりです。