井上しんごブログ

北九州市議の井上真吾です。何かあったらいつでもどうぞ、私の携帯電話は070-5690-1423です。😄

中央町で尖閣諸島問題で演説

2010年10月06日 | 日記
市民の皆さんの関心の高い尖閣諸島の領有権問題と、9月議会報告で宣伝しました。尖閣諸島については、党のホームページに見解が書いてありますが、尖閣諸島は歴史的にも、国際法に照らしても、日本の領土であること。しかも、中国政府も尖閣諸島の日本領有については、70年代まで意義を唱えたことがないこと。90年代に入ってから、中国政府が公式に中国領としましたが、それ以前は、中国の領有外であったことなどです。どれも、国際社会で明らかになれば、中国は何も反論できない事実です。問題は、弱腰外交といわれる民主党、及びこれまでの自民党政府が、こうした道理ある主張を、これまで国際社会の場で全く述べて来なかったことです。そのすきに、中国政府から足元をすくわれた格好になっている。情けない話です。結局は領土問題や、侵略戦争、強制連行の際の未払い賃金など、過去のややこしい問題は棚上げにして、「互恵関係」などと、中国国内での市場、日本のメーカーが中国で作らせる安い製品など、金儲けの話しかしてこなかった政治に問題があると思います。結局、財界派の管総理は、これ以上日中関係が悪化すると、日本の自動車が中国で売れないとの経済界の圧力に押されて、無罪放免したものだと私は考えます。ここにも、日本の政治の財界言いなりの情けない実情が垣間見えてしまいます。おそらく、ワーワー言っている自民党も、民主党と同じ行動に出たと思う。自民党は逮捕そのものもせずに、強制送還すると思います(小泉元首相の例)。この点で、意気込んで逮捕して、後で、どうにもならなくなって、釈放した民主党と、何事もなかったかのように、中国に返した自民党との、差ですかね。自民党の今までのやり方は、お互いのメンツが立つ方法だったかもしれません。しかし、自民党の曖昧路線で、中国のメンツに疎い民主党が、墓穴を掘ったという見方もできるかもしれません。まあ、どちらにせろいい機会なので、ちゃんと中国と話し合いましょう。あと、一部の人が、中国に反感持って、領事館に発煙筒投げ込むとか、中国人学校に嫌がらせをするとかしていにますが、日本人の名誉と尊厳を傷つけるものです。文句は堂々と中国政府に言いましょう。日本で学ぶ中国の人たちは、日本を愛する人たちだからです。アメリカやヨーロッパよりも、日本を留学先に選んでくれた。感謝です。日本で学んだ彼らは、いつか国に帰って、日本と中国の新たな友好関係を築いてくれるでしょう。狭い地球で、小さな島を争ってもしょうがない。たんたんと道理ある主張すればいいだけ。仲良くやりましょう。